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最初のまともな試合、コフィ・キングストンのWWE王座に『ストンピング・グラウンズ』で挑戦するドルフ・ジグラーが、綺麗なフォームとパチン音もマイクが拾うスーパーキックをエグゼビア・ウッズに決めたのから、最後のベビー・フェイス王者組(そのコフィとセス・ロリンズ)が、KOケビン・オーエンズ&サミ・ゼインのカナダしゃべり屋組に3本勝負形式で勝利する試合まで、レスリングはRAWよりしっかりしているSmackDownなんだが・・・。
TONIGHT, it is @HEELZiggler. This Sunday at #WWEStompingGrounds, will it be @HEELZiggler as well? #SDLive pic.twitter.com/L8UnAQPhti
— WWE (@WWE) 2019年6月19日
そのあと続けてWWEネットワークに切り替えて205 LIVEを見ると、トリのオニー・ローガンvs.シリヤ系のアラヤ・デバリ(全日本プロレス参戦時はアル・ダバリ)等、もっと凄いのばかりという、いつものWWEなのである。
@KairiSaneWWE is eyeing her next treasure! pic.twitter.com/1b2XzFmLKh
— ジョナ (@asukascity) 2019年6月19日
途中、やっと歌舞伎ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン w/ペイジ)のアイコニックス相手の廊下でのスキッドが出て来て、ミニ望遠鏡でカイリがタッグ王座ベルトを観察するという可愛いらしい場面が出てきたが、来週はやるそうだし、TOKYOでも挑戦するとかお茶の間向きにも強調されていたから、両国大会が注目というのはあるだろう。
まぁ、ベビーフェイス王者組がPPV直前の番宣番組で勝ってとか、それはイイんじゃないかと思うんだが、視聴率低下傾向は食い止められるのだろうか?
■ WWE SmackDown 205 Live
日時:6月18日(現地時間)
会場:カリフォルニア州オンタリオ シチズン・ビジネス・バンク・アリーナ
◆王者組キングストン&ロリンズが3本勝負で激勝!
WWE王者コフィ・キングストンとユニバーサル王者セス・ロリンズが番組トリでタッグを組んでケビン・オーエンズ&サミ・ゼインと3本勝負で激突した。キングストン対ゼインで始まった試合で、ゴングと同時にキングストンがトラブル・イン・パラダイスを繰り出すと、これがクリーンヒットしてキングストンが1本目を奪取。KOは「まだベルが鳴ってない」と抗議してたんだが・・・。それから長いCMになると(苦笑)。
続く2本目ではオーエンズがロリンズにDDT、ゼインがキングストンにブルーサンダーボムを決めて巻き返しを図るも、ロリンズがトペ・スイシーダを2人に決めると、最後はオーエンズにカーブ・ストンプを放って3カウント。キングストンとロリンズはタッグ戦3本勝負に勝利して、PPV「ストンピング・グラウンズ」の王座戦に向けて勢いづいた。
キングストン対ジグラーのWWE王座をかけたスチールケージ戦、ロリンズ対コービンのユニバーサル王座戦が行なわれるPPV「ストンピング・グラウンズ」は日本時間6月24日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。
◆王者ベイリーとアレクサが王座戦を前に乱闘
小悪魔アレクサ・ブリスが司会を務めるモーメント・オブ・ブリスにPPV「ストンピング・グラウンズ」で対戦するスマックダウン女子王者ベイリーがゲスト出演した。盟友ニッキー・クロスと共に登場したアレクサに対して、アレクサの商品グッズにもなっている代名詞のコーヒーを飲みながら登場したベイリーは、ニッキーに「アレクサはあなたを利用しているだけよ」と忠告すると、アレクサには「あなたの陰口はもう十分。文句があるなら直接言って」と挑発。するとアレクサも「本当のベイリーはただの嘘つきよ。あなたはNXT時代がピークで王座は一時的なものよ」と激しく反論した。誰だよ、こんなガチ台詞をやらせているシナリオ班は? ここはカナダのオンタリオじゃない、カリフォルニア州だというのに・・・(笑)。
しかし、これに怒りを抑えられないベイリーは突如アレクサに殴り掛かるも、これをニッキーが引き離すと最後はアレクサが強烈なエルボーでベイリーを沈めてその場を後にした。王者ベイリー対アレクサのスマックダウン女子王座戦が行なわれるPPV「ストンピング・グラウンズ」も日本時間6月24日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。
205 LIVE
◆戸澤の王座戦がPPVで決定!「倒したら2度目のクルーザー級王者だ」
.@TonyNese is ready to fight till the very end when he defends his #Cruiserweight Title against @TozawaAkira & @DrewGulak at #WWEStompingGrounds! #205Live pic.twitter.com/EaJ3iHDxA7
— 205 Live (@WWE205Live) 2019年6月19日
PPV「ストンピング・グラウンズ」で戸澤陽のクルーザー級王座戦が決定した。先週のフェイタル4ウェイ戦で戸澤とドリュー・グラックが同時のダブルフォールで勝利を主張。王座挑戦者が決まらない事態となったが、今週の205 LiveでGMドレイク・マーベリックが戸澤、グラック、そして王者トニー・ニースのトリプルスレット形式クルーザー級王座戦を決定した。
Brass ring?
Completed it mate.#WWE @WWE #Maverick247 pic.twitter.com/G6RhvBoyuu
— Maverick 24:7 (@WWEMaverick) 2019年6月19日
ちなみに、どうしようもないコント描写で、もはや誰もレビューにすら書かなくなった24/7王座だが、SmackDown中継途中に録画されたセグメント挿入だと推定されるも、ずっと走って追いかける一員だったチビのドレイク・マーベリック(TNAのロックスター・スパッド)が、会場外でカーメラの金髪カツラ変装でジャンプ運動していて、Rトルゥースが「おい、ミニ・カーメラかい? お前は誰や‼」とやっていたら、レフェリーが一緒にいる場合、いつでもどこでも3カウントなら王座移動というお約束なので、ここで当初の企画通りにマーベリックにベルト移動。あまりの不評に、そろそろ終わらせ方を模索の段階に入ったようだ。
なにしろ、205 LIVEでは日本通ナイジェル・マクギネスが、24/7王座をこき下ろすんだから同じWWE番組なのに大笑いなのであった。
最終決定した王座挑戦に戸澤は「トニー・ニースはタフで、ドリュー・グラックは危険だ。しかし、戸澤陽は粘り強いぞ! 俺は2人を倒さなければならないが、倒したら2度目のクルーザー級王者だ」と王座戦へ意気込みを語った。クルーザー級王座戦が行なわれるカードもPPV「ストンピング・グラウンズ」に入るが、会場の前売り数は芳しくなく、WWEユニバースも注目していないまま当日を迎えそうだ。果たしてどんなサプライズを打ってくるのだろうか。そこは注目なのである。
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