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日本時間金曜になるが、『ベラトール 222』がニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンに再上陸。英語版の実況冒頭はNXTでもお馴染みの”マンマ、ミア~!”絶叫のマウロ・ラナーロと、UFC黎明期からのレフェリーとして顔と名前を憶えられたBIGジョン・マッカーシーだ。また、実況席にはハワイ出身の世界女子フライ級王者イリマレイ・マクファーレンも的確なコメントを出していた。当然ながら役者の揃ったMSG大会となる。
なんといっても日本の視聴者にはダリオン・コールドウェルvs.堀口恭司の、昨年大晦日からの再戦になろう。今回はベラトール王座が掛けられている。事前のインタビューでは、「前回は敵地・日本遠征で、リングだったが今回はケージなので・・・」と答えていた刺青男コールドウェルだが、1Rこそポイント取ったものの、今回は5R戦であり、スタミナが切れて徐々に失速の展開に。派手な攻防こそなかったから会場からはブーイングも聞こえる。削って、削っての堀口が異国ながら判定勝利をもぎ取り、これでBellatorとRIZINの二冠王となった。
堀口は勝利インタビューで「つまんない試合で申し訳ない」と述べていたが、これは日本のMMAにとって快挙というほかない。
また、エメリヤーエンコ・ヒョードルとの再契約が発表された。
※メインのロリマクのグレイシー狩りやチャール・ソネンの引退宣言など、大会の全容と詳細は金曜22日発売の週刊ファイト6月27日号に収録されます。
■ Bellator 222
日時:6月14日(現地時間)
会場:ニューヨーク MSG
<ベラトール世界ウェルター級選手権&ワールドGP準決勝>
○[王者]ロリー・マクドナルド
判定3-0(49-46/48-47/48-47)
●[挑戦者]ネイマン・グレイシー
<ライトヘビー級>
○リョート・マチダ
2R 0分22秒 打撃TKO
●チェール・ソネン
<キャッチウェイト(79.4kg)>
○ディロン・デイニス
1R 4分28秒 腕十字
●マックス・ハンファリー
<バンタム級>
●リッキー・バンデラス
1R 1分06秒 裸締め
○パトリック・ミックス
<バンタム級>
●エドゥアルド・ダンタス
2R 4分59秒 打撃KO
○フアン・アーキュレタ
勝利したフアン・アーキュレタは”HORIGUCHI”、”HORIGUCHI”と叫び、ベルトは米国から流出させないとアピールしていた。
<ベラトール世界バンタム級タイトルマッチ>
●[王者] ダリオン・コールドウェル
判定3-0(48-47/49-46/49-46)
○[挑戦者]堀口恭司
【プレリムカード】
<プレリム第9試合 キャッチウェイト(50.8kg)>
○リンジー・ヴァンザント
1R 4分04秒 裸締め
●RENA
◆ベラトール、エメリヤーエンコ・ヒョードルとの再契約発表
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