マイケル・エルガンが殺戮マシーンと化して大暴走!インパクト・レスリング!

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 6月14日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送のメインでは、現インパクト世界王者ブライアン・ケイジの王座を狙ってインパクト・レスリング入りして、いきなり王座挑戦権を獲得したマイケル・エルガンが抗争中のウィリー・マックと対戦。エルガンはマック、リッチ・スワンと抗争しており、前インパクト世界王者のジョニー・インパクトと共闘していたが、信用出来ないと仲間割れを起こしている。しかし、試合前、再度インパクトが接近してきており、試合以外でも不穏な空気が流れていた。試合は、パワーファイター同士のど迫力の展開となり、最後はエルガンが必殺のエルガンボムを決めてフォール勝ち。しかし、決着がついても、更にマックをエルガンボムで痛めつけようとするエルガンに、マックのセコンド、スワンが救出に入り、エルガンと乱闘となってしまう。そこでエルガン救出に駆けつけたのが、なんとインパクトだった。インパクトはスワンをムーンライト・ドライブで仕留め、エルガンにこれでも俺を信用しないのか?とアピール。エルガンは手を差し出し、インパクトと仲直りの握手をするも、すぐにインパクトをス―プレックスで投げ飛ばしてしまったのだった。更に、マックを捕えて場外でコーナーに叩きつけるという暴挙まで行ってしまう。自分以外は誰も信じないという殺戮マシーンと化したエルガンを現インパクト世界王者のブライアン・ケイジは止める事が出来るのだろうか?
 また番組冒頭では、サブゥーとロブ・ヴァン・ダムのECW師弟コンビが、ザ・ノース(イーサン・ペイジ&ジョシュ・アレキサンダー)を迎撃。得意のハードコア戦法で圧倒するも、試合中にムースが乱入し、ヴァン・ダムをコーナーから叩き落とし戦線離脱させてしまう。こうなると流石のサブゥーも二対一では劣勢となり、ノースの勝利となってしまった。しかし、試合後に同じくECWのトミー・ドリーマーが援軍に駆けつけ、ヴァン・ダム、サブゥー、ドリーマーで机を投げつけムース、ノースを蹴散らす。ムースらはECW軍のあまりの強さに逃げ出してしまった。

■ Impact Wrestling
日時:2019年6月14日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア

<シングルマッチ>
○マイケル・エルガン
 ピンフォール
●ウィリー・マック

<エクストリームルールマッチ>
○キラー・クロス
 クロスジャケットチョーク
●サンドマン

<シングルマッチ>
○マディソン・レイン
 ピンフォール
●ジョーディン・グレイス

<シングルマッチ>
○ラージ・シン
 ピンフォール
●コーディ・ディーナー

<シングルマッチ>
○ジェシカ・ハボック
 ピンフォール
●マーシャ・スラモビッチ

<タッグマッチ>
○ザ・ノース(イーサン・ペイジ&ジョシュ・アレキサンダー)
 ピンフォール
●ロブ・ヴァン・ダム、サブゥー