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6月14日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
今大会のメインでは、EVOLVEなどで活躍しているオースチン・セオリーがCMLL参戦、いきなりカリスティコ、ボラドールJr.というCMLLトップテクニコと組んで、メインでルーシュ、ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオと対戦した。ルーシュは一応、テクニコ枠だが、実際はほぼルードであり(ルーシュ率いるロス・インゴベルナブレスがテクニコもルードも関係ない制御不能な集団という設定である為、ルーシュはテクニコのままと思われる)実質CMLLのトップルード集団との頂上決戦という形となった。試合はいつも通りルード軍が先制。三対一の状況を作り、次々とテクニコ軍をいたぶるルード軍が一本目を先制するが、やがてテクニコ軍も逆襲し、日本目はセオリーとボラドールJr.が取り返す。そして三本目、セオリーがカベルナリオを仕留めると、すぐにカリスティコがカサスをおきて破りのカシータで仕留め、テクニコ軍が見事に勝利した。
また、コパ・ディナスティアの予選Bブロックも行われた。一族タッグチーム対抗戦で、家族、親戚だけでチームを組み対抗戦を行うもので、2回の予選で勝ち残ったチームが3週目に決勝戦を行うというもの。今回の予選Bブロックでは、4チームにて争われた。試合は2試合勝利すれば決勝進出となり、各チーム、一勝は出来ても二勝は難しい。そんな中、連勝を賭けて勝ち残ったのはミスティコ、ドラゴン・リーの兄弟タッグと、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハの同じく兄弟タッグが勝ち残った。両者、テクニコの人気兄弟だけに白熱した展開となり、まずミスティコがラ・ミスティカでオロを極めるが、すぐにロハはミスティコを仕留める。そしてリーとロハの一騎打ちとなるが、最後は死力を振り絞りロハがジャベでリーを仕留めて勝利。オロとロハの兄弟が決勝進出となった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年6月14日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○オースチン・セオリー、カリスティコ、ボラドールJr.
2-1
●ルーシュ、ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ
<コパ・ディナスティア予選>
予選突破チーム:アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ
ミスティコ、ドラゴン・リー
ウルティモ・ゲレーロ、グラン・ゲレーロ
マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン
<シングルマッチ>
○エウフォリア
ピンフォール
●レイ・ブカネロ
<6人タッグマッチ>
○エル・バリエンテ、ソベラノJr.、アトランティスJr.
2-1
●クアトレロ、フォラステロ、イホ・デ・ビジャノ3号