(C)CMLL
4月5日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLLアレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
CMLLの活動中心はメキシコシティでアレナ・メヒコでの定期興行が有名である。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において世界最古の歴史を持つことが特徴である。1931年、サルバトール・ルテロ・ゴンザレスがアメリカとメキシコの国境にあるエルパソでプロレス興行を見たことからメキシコでのプロレス興行を企画してメキシコシティの廃墟同然のボクシング会場「アレナ・モデロ」と賃貸契約を結び会場を修復して会場名を「アレナ・メヒコ」に変更。1933年、EMLLとして設立。9月21日、アレナ・メヒコにて興行が開催されたのが団体の興りである。
今大会はカリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテのテクニコ軍が、ロス・インゴベルナブレスとジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)の混成チームと対戦。当然、ロス軍はラフは戦略で攻めてくるものの、テクニコ軍もエース格が揃っているので一歩も引かない。しかし、これに対し、ボリクアは嘘のローブロー(急所攻撃)をレフェリーにアピールしてまんまと反則勝ちをせしめてしまった。これに激怒したボラドールJr.はボリクアを非難し、直接対決を要求。しかし、ボリクアとロス軍に捕まって集団暴行を受けてしまったのだった。ボラドールJr.とボリクアに抗争が勃発したようだ。
セミファイナルではアトランティスがティタン、そして息子のアトランティスJr.と組んで、ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオと対戦。アトランティスJr.が父親のライバルだったカサスを意識して積極的に攻め、二本目にはカサスから父親譲りの必殺アトランティダを極めて勝利している。しかし、父親であるアトランティスも戦士ではなく父親の目になってしまいアトランティスJr.がカサスを攻めるのを必死で応援してしまい、その隙にニエブラのボディプレスを食らってフォール負け。今回はルード軍が勝利となった。
■ CMLLアレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年4月5日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国 メキシコシティ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リング
2-0
●カリスティコ、ボラドールJr.、エル・バリエンテ
<6人タッグマッチ>
○ミステル・ニエブラ、ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ
2-1
●アトランティス、ティタン、アトランティスJr.
<シングルマッチ>
○フェリーノ
ピンフォール
●エチセロ
<6人タッグマッチ>
○メフィスト、ルシフェルノ、エフェスト
2-1
●ストゥーカJr.、フライヤー、アウダス
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