23日、新日本プロレス新潟・アオーレ長岡大会は2,832人が詰めかける盛況の中、『NEW JAPAN CUP 2019』準決勝2試合が行われた。
セミファイナルはCHAOSの同門対決、オカダ・カズチカvs.石井智宏。手の内を知り尽くした者同士のシーソーゲームとなったが、オカダがレインメーカーで石井を下して決勝進出を決めた。
メインは棚橋弘至 vs. SANADA。武藤敬司からの影響を受けた者同士、合わせ鏡であり詰め将棋のような一戦に。ジャパニーズレッグロールクラッチホールドを仕掛けに来た棚橋を背面からスカルエンドでキャッチしたSANADAがギブアップ勝ちを収めた。新潟県出身のSANADAは過去大会に続いて「ここ長岡が一番好きです」宣言を行う。
24日の『NEW JAPAN CUP 2019』優勝決定戦（同じアオーレ長岡で開催）はオカダ vs. SANADAという顔合わせ、同学年31歳対決となる。本命のオカダか、地元で長岡愛を改めて宣言したSANADAか。
現地時間4月6日に開催されるROH＆新日本プロレス「G1 SUPERCARD」アメリカ・マディソン・スクエア・ガーデン大会で迎え撃つ王者ジェイ・ホワイトは26歳。記念すべきMSGメインは、30代前半以下の若き世代でのIWGPヘビー級戦が飾る。
■ 新日本プロレス『NEW JAPAN CUP 2019』
日時：3月23日（土）17:00
会場：新潟・アオーレ長岡 観衆2,832人（主催者発表）
＜第7試合 「NEW JAPAN CUP 2019」準決勝戦＞
〇オカダ・カズチカ
21分10秒 レインメーカー⇒片エビ固め
●石井智宏
※オカダが『NEW JAPAN CUP 2019』決勝戦へ進出
＜第8試合 「NEW JAPAN CUP 2019」準決勝戦＞
●棚橋弘至
24分11秒 Skull End
〇SANADA
※SANADAが『NEW JAPAN CUP 2019』決勝戦へ進出
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