カリスティコ率いるテクニコ軍が勝利!CMLLアレナメヒコ金曜定期戦

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 3月22日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 CMLLの活動中心はメキシコシティでアレナ・メヒコでの定期興行が有名である。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において世界最古の歴史を持つことが特徴である。1931年、サルバトール・ルテロ・ゴンザレスがアメリカとメキシコの国境にあるエルパソでプロレス興行を見たことからメキシコでのプロレス興行を企画してメキシコシティの廃墟同然のボクシング会場「アレナ・モデロ」と賃貸契約を結び会場を修復して会場名を「アレナ・メヒコ」に変更。1933年、EMLLとして設立。9月21日、アレナ・メヒコにて興行が開催されたのが団体の興りである。
 今大会のメインはカリスティコ、ボラドールJr.、ディアマンテ・アスールのCMLLテクニコ軍が、ロス・ゲレーロス・ラグネロスと対戦。2019年3月15日にゲレーロスはテクニコ軍を相手にCMLLトリオ王座を防衛したばかり。逆にその時に負けたカリスティコとしては雪辱したいところだ。今回はそのカリスティコの思いが爆発し、リング中央でウルティモ・ゲレーロに必殺のラ・ミスティカを極めて快勝。2019年3月15日は、同じ展開でこのラ・ミスティカを切り返されてフォールを奪われただけに今回は見事にリベンジを果たした形になった。
 またセミファイナルではアンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハのチャベス兄弟がティタンと組んで、ミステル・ニエブラ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リングと対戦。チャベス兄弟とテリブレ、リングのロス・インゴベルナブレスは、2019年3月15日にカベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)を行い、チャベス兄弟が勝利しロス軍を丸坊主にして一応の決着しているが、抗争はまだまだ続いているようだ。そして今回はテリブレが必殺のラ・テリブリーニャを決めると、リングも続き、揃ってチャベス兄弟からフォールを奪って勝利。ロス軍が雪辱を果たした。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年3月22日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ボラドールJr.、ディアマンテ・アスール
 2-1
●ウルティモ・レーロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

<6人タッグマッチ>
○ミステル・ニエブラ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リング
 2-1
●アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ、ティタン

<シングルマッチ>
○フォラステロ
 ピンフォール
●バルバロ・カベルナリオ





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