ロス軍がまたしても反則暴走!CMLLアレナメヒコ金曜定期戦

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 3月8日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 CMLLの活動中心はメキシコシティでアレナ・メヒコでの定期興行が有名である。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において世界最古の歴史を持つことが特徴である。1931年、サルバトール・ルテロ・ゴンザレスがアメリカとメキシコの国境にあるエルパソでプロレス興行を見たことからメキシコでのプロレス興行を企画してメキシコシティの廃墟同然のボクシング会場「アレナ・モデロ」と賃貸契約を結び会場を修復して会場名を「アレナ・メヒコ」に変更。1933年、EMLLとして設立。9月21日、アレナ・メヒコにて興行が開催されたのが団体の興りである。
 今大会のメインはカリスティコがロハとオロの兄弟を従えてロス・インゴベルナブレスと対戦。特にロハとテリブレはカンペオン・ウニベルサルで因縁が深まっている。試合は、いつも通りロス軍が試合開始前から襲いかかり三人がかりの攻撃を繰り返す。しかし切り返してロハとオロの兄弟がテリブレとリングからフォールを奪いまずはテクニコ軍が先取。しかしロス軍の暴走は止まらず、反則を繰り返し、最後はレフェリーの目の前でカットして反則負け。結果、ストレートでロス軍は敗れたものの、試合後もテクニコ三人に攻撃を繰り返すロス軍。そしてロス軍三人で並んで会場にアピール。またしても試合に負けて勝負に勝ったという形になった。
 またセミファイナルではディアマンテ・アスールとエル・ボリクア(エル・メシアス)が遂にシングルマッチで激突。2018年3月1日に因縁の勃発した両者はCMLLと外敵の戦いとなった。しかし、エキサイトしすぎて、ボリクアがアスールの覆面をはぎ取って反則負け。この両者の因縁も続いていきそうだ。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年3月8日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ
 2-0
●ルーシュ、テリブレ、ベスティア・デル・リング

<シングルマッチ>
○ディアマンテ・アスール
 2-0
●ジルベール・エル・ボリクア(エル・メシアス)

<6人タッグマッチ>
○アトランティす、ドラゴン・リー、エル・バリエンテ
 2-1
●サンソン、クアトレロ、フォラステロ




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