プロレスリングNOAH3・10横浜文体まもなくゴング! 稲村愛輝は猛進7番勝負最終戦に挑む!!

 来年で旗揚げ20周年を迎えるプロレスリングNOAH。1月29日には新体制となることが発表され、不退転の決意とともに今年最初のビッグマッチが3月10日(日)神奈川・横浜文化体育館で開催される。
 3・3清水マリンビル大会で緑のリングにも告げ、3・10横浜文体では新しい風景のお披露目となるNOAH。マットはもちろん、団体ロゴも刷新。そこには創業者である故・三沢光晴さんの遺志を継ぎながらもそれを前面に押し出すことは控え、いい意味での脱・三沢をアピールしていく狙いがある。団体名がプロレスリングNOAHであるのがその証拠。選手たちは、今大会から自分たちのNOAHを創るべく、新しい闘いに臨んでいくことになる。

 その新生NOAHの象徴とも言える存在が、昨年デビューした稲村愛輝。現在26歳と遅めのデビューながら、学生プロレスでの経験とプロレスへの深い造詣もあり、メインにも登場する“逸材”だ。

 今年は『稲村愛輝猛進7番勝負』も始まり、ここまで6連敗ながら、毎試合会場を沸かせる好勝負をみせており、横浜文体では最終戦を迎え。マイバッハ谷口の胸を借りる。

<稲村愛輝 猛進7番勝負第1戦 15分1本勝負>
〇杉浦貴
 66分20秒 フロントネックロック
●稲村愛輝

<稲村愛輝 猛進7番勝負第2戦シングルマッチ30分1本勝負>
〇潮﨑豪
 10分45秒 ショートレンジ式豪腕ラリアット⇒片エビ固め
●稲村愛輝

<稲村愛輝猛進7番勝負第3戦 30分1本勝負>
〇拳王
 5分58秒 蹴暴⇒片エビ固め
●稲村愛輝

<稲村愛輝 猛進7番勝負第4戦 30分1本勝負>
〇マサ北宮
 9分13秒 サイトースープレックス⇒体固め
●稲村愛輝

<稲村愛輝 猛進7番勝負第6戦シングルマッチ30分1本勝負>
〇齋藤彰俊
 8分16秒 バックドロップ⇒体固め
●稲村愛輝

<稲村愛輝 猛進7番勝負第7戦シングルマッチ30分1本勝負>
マイバッハ谷口
 vs.
稲村愛輝

 その他、GHC4大タイトルマッチをはじめ、新たなる船出における対戦カードは以下の通り。
 新生NOAHがみせる新たな地平を目撃する為に、是非とも横浜文体へ脚を運びたい。

■ ザ・リーヴpresents GREAT VOYAGE2019 in YOKOHAMA
日時:3月10日(日) 開始16:00
会場:神奈川・横浜文化体育館

<GHCヘビー級選手権試合60分1本勝負>
[王者]清宮海斗
 vs.
[挑戦者]丸藤正道
※第32代王者、3度目の防衛戦

 メインは22歳の若き王者・清宮海斗が丸藤正道の挑戦を受けるGHCヘビー級タイトルマッチ。清宮にとって、今回が3度目の防衛戦となる。
 昨年のシングルリーグ戦「グローバルリーグ戦」を制した清宮は、昨年12・16横浜文体で杉浦貴のV7を阻止しGHCヘビー級王座史上最年少&最短でのベルト奪取に成功、新時代の扉を開いてみせた。
 今年に入っても1・6後楽園で拳王、2・1後楽園でマサ北宮と先輩レスラーを連破、NOAHの新エースになりつつある。そして今回迎えるのが、方舟の象徴とも言える丸藤。清宮の奪取までは最年少記録保持者だった丸藤は、清宮のV2戦後にリングへ上がり挑戦表明、王者が快諾し、タイトル戦が決定した。清宮と丸藤の一戦はGHCヘビー級王座戦であると同時に“NOAHの顔”を賭けた闘いにもなる。
 強さの象徴・杉浦を破ってベルトを巻いた清宮が、こんどは変幻自在の閃きの天才を迎え撃つ。ここで丸藤も撃破となれば、新時代は間違いなく清宮にもたらされることとなるのだが、丸藤が4度目の戴冠となれば、新体制の進路は旗揚げからのすべてを知るベテランに託される。この試合の行方によって、新体制NOAHの進む道は大きく変わってくる。それだけに重要な大一番。何度かあった新体制を“真”体制にするために、時代はどちらに味方するのか、マット界注目のGHC王座戦と言えよう。

<GHCタッグ選手権試合>
[王者組]中嶋勝彦 潮﨑豪
 vs.
[挑戦者組]エディ・エドワーズ(インパクトレスリング) マサ北宮
※第49代王者、初防衛戦

<GHCジュニア・ヘビー級選手権試合60分1本勝負>
[王者]原田大輔
 vs.
[挑戦者]田中稔
※第38代王者、2度目の防衛戦。

<GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合60分1本勝負>
[王者組]小川良成 鈴木鼓太郎
 vs.
[挑戦者組]タダスケ HAYATA
※第36代王者、初防衛戦。

 箱船の新路線に不満を広言し、三沢イズム継承を体現しようとするベテラン王者組と、新生NOAHでさらなる飛躍を図るフレッシュコンビの世代闘争がテーマとなる。

<シングルマッチ>
杉浦貴
 vs.
KAZMA SAKAMOTO(フリー)

 自信のユニット“フーリガンズ”を解散させられたKAZMA SAKAMOTOが、NOAHでの生き残りを賭けたサバイバルマッチ。

<6人タッグマッチ>
齋藤彰俊 越中詩郎(フリー) 井上雅央(フリー)
 vs.
モハメドヨネ クワイエット・ストーム 長井満也(ドラディション)

<稲村愛輝 猛進7番勝負最終戦>
マイバッハ谷口
 vs.
稲村愛輝

<8人タッグマッチ>
拳王 大原はじめ 熊野準 岡田欣也
 vs.
Hi69 YO-HEY 諸橋晴也 宮脇純太
※選手のケガなどにより、変更される場合あり


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追悼:ザ・デストロイヤー