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2月15日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
CMLLの活動中心はメキシコシティでアレナ・メヒコでの定期興行が有名である。かつてはEMLL(Empresa Mexicana de la Lucha Libre)と呼ばれていた。今日現存するプロレス団体において世界最古の歴史を持つことが特徴である。1931年、サルバトール・ルテロ・ゴンザレスがアメリカとメキシコの国境にあるエルパソでプロレス興行を見たことからメキシコでのプロレス興行を企画してメキシコシティの廃墟同然のボクシング会場「アレナ・モデロ」と賃貸契約を結び会場を修復して会場名を「アレナ・メヒコ」に変更。1933年、EMLLとして設立。9月21日、アレナ・メヒコにて興行が開催されたのが団体の興りである。
今大会のメインは何らかの王座を持っているものだけが参戦出来るカンペオン・ウニベルサル2019の決勝戦が行われた。日本ではメキシコのG1グランプリと言われている無差別級トーナメントでCMLL最強を決めるものだ。決勝まで勝ち残ったのはナショナル・ヘビー級王者であるエル・テリブレとCMLLライトヘビー級王者であるニエブラ・ロハでルードとテクニコの対戦となった。試合は、白熱した展開となるもロハの勝利寸前でテリブレと同じロス・インゴベルナブレスのベスティア・デル・リングが乱入し、テレブレに加勢。結果、テリブレがリングの乱入で勝利してしまったのだった。当然、納得のいかないロハは激しく抗議するも、裁定は覆らず。怒ったロハはテリブレに対し、究極の決着戦、カベジェラ戦(敗者、髪切りマッチ)を要求。この両者が、究極の決着戦を行う事となった。
セミファイナルは、新旧ミスティコであるカリスティコとミスティコにエル・バリアンテが組んだテクニコ軍が、ロス・ゲレーロス・ラグネロスと激突。カリスティコもミスティコもウルティモ・ゲレーロとは因縁があり、試合は新旧ミスティコがラ・ミスティカの共演で勝利。人気ものの勝利に会場から大きな歓声が上がった。
■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2019年2月15日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ
<カンペオン・ウニベルサル決勝戦>
○エル・テリブレ(ナショナル・ヘビー級王者)
ピンフォール
●ニエブラ・ロハ(CMLLライトヘビー級王者)
<6人タッグマッチ>
○カリスティコ、ミスティコ、エル・バリエンテ
2-1
●ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ
<6人タッグマッチ>
○アンヘル・デ・オロ、ストゥーカJr.、ソベラノJr.
2-1
●ベスティア・デル・リング、メフィスト、エフェスト
<6人タッグマッチ>
○ティタン、トリトン、エスフィンへ
2-1
●バンジェリス、テンプラリオ、ポルボラ
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