天心メイウェザーはタオル投入結末!堀口恭司ベラトール王者に一本初代バンタム級王者!2度目休憩100分なめんのか!?RIZIN大晦日

 長い、長い、異常に長い狂気としか思えない大晦日だった。朝9時に始まった朝の部から、最後に榊原信行代表の総括会見が終わったのは深夜の2時。人間の許容範囲、限界は超えていた。

 「テレビの中継が重要なんです!」と、せっかく3万人弱がさいたまスーパーアリーナに集ったというのに、既に坊主頭姿のお宮の松の「坊主にしますから」「1時間の休憩!」詫びにもかかわらず、2度目の休憩は100分を超えた。

 本誌が最初から正確に活字にしていた通り、メイウェザーが900万ドル(約10億円)と漏らした平成最後の出血予算カードはしかし、会場客を待たせた割には国家斉唱だのに時間をとられ、フジテレビの生中継枠を思えばどうするのかと思っていたら、1Rタオル投入による結末だった。なるほど、コナー・マクレガーの時は試合をキャリーして10Rまで引っ張ったが、今回は「3R、9分間ぐるぐる回ってダンスする」との下馬評を覆して、1Rで仕留める試合を作って魅せた。なるほど、やはりメイウェザーは天才なのであった。そこは認めないといけない。
 もっとも、北米ではメイウェザーとしては初のちゃんとした大手からのテレビ中継がなく、米国時間に合わせた割にはファイトTVとかで配信されただけのカードになり、タオル投入結果にもかかわらず「farce茶番」だと書かれてしまっている速報状況も、海外ネットワーク最強を誇る本誌は残さないといけないだろう。

 堀口恭司が凄かった。UFCでのフライ級から上げての初代バンタム級王座戦。一方のベラトール王者は階級を落としてきた選手であり、身長差やリーチの差が目に見えて大きいのみならず、レスリングの強豪であり、タックルで抑え込んだら体格差が武器になる。しかし、試合は逆転で堀口がフロントチョークを極めてベルトを巻いたのだ。あっぱれというほかない。ダリオン・コールドウェルは、慣れない異国の戦場で、まして場外に落ちてしまうリングという慣れない形式、さらには団体ベラトールを背負っているというプレッシャーも大きかったと思われるが、終わってから、本来は通路からの退場なのに、逃げるように入場に使う花道を走って引っ込んでいた。

 女子格ブームが言われて久しいが、いくら人気のRENAや浅倉カンナがプッシュされているとしても、専門媒体的にはグローバルな目線ではどうなのかというのがある。女子選手の場合、男ができて変わってしまうケースと、ママになろうが変わらないタイプに分かれる傾向があるが、RENAは前日軽量の際に脱水症状で体調不良との判断。会場に来ているマニアは知っているのかも知れないが、アナウンスがないまま予定の第2試合から始まったのはどうなのかとも思う。
 浜崎朱加vs.浅倉カンナに関しては、専門媒体的には無理のあるカードだと思ったが、その心配通りの大きな実力差を露呈する展開になってしまった。ゴシップは知っていても無視する本誌のスタンスがあるが、女子選手の場合は試合に影響する課題がある。天心と別れて米国武者修行をしたとされるカンナだが、RENAに勝利してのトーナメント王者という肩書では、まだまだ浜崎朱加のランクには遠かったことになろう。奮起を期待したい。

■ Cygames presents RIZIN.14
日時:12月31日(月)開場・13:00 開始・15:00
会場:さいたまスーパーアリーナ 観衆29,105(=主催者発表)

<第14試合 スペシャルチャレンジバウト(非公式戦 non-record fight) 3分3R>
―フロイド・メイウェザー・Jr(米国/プロボクシング元WBC世界スーパーウェルター・ウェルター・スーパーライト・ライト・スーパーフェザー級王者、元IBF世界ウェルター級王者、元WBA世界スーパーウェルター・ウェルター級王者)
 エキシビションのため勝敗はないが、タオル投入結末
―那須川天心(TARGET/Cygames/RIZIN KICKワンナイトトーナメント(57kg)2017優勝、RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級(55kg)王者)
天心は一発もパンチ当てられないという下馬評を覆して、当ててはいたんだが・・・

<第13試合 RIZINバンタム級(61kg)初代王座決定戦(肘有り) 5分3R>
○堀口恭司(アメリカン・トップチーム/RIZINバンタム級(61kg)トーナメント2017優勝、元UFCフライ級(56.7kg)3位、元修斗バンタム級(60kg)世界王者)
 3R 1分13秒 フロントチョーク
●ダリオン・コールドウェル(米国/アライアンスMMA/ベラトール・バンタム級王者)
※堀口が初代バンタム級王者

<第12試合 RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)初代王座決定戦(肘有り) 5分3R>
●浅倉カンナ(パラエストラ松戸/RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント2017優勝)
 2R 4分33秒 腕ひしぎ十字固め
○浜崎朱加(AACC/元INVICTA世界アトム級(47.6kg)王者、元JEWELSライト級(52kg)王者)

※浜崎が初代スーパーアトム級王者

休憩100分

<第11試合 93kg契約(ライトヘビー級相当)(肘有り) 1R10分・2R5分>
○イリー・プロハースカ(チェコ/ジェットサーム・ジム・ブルーノ)
 1R 6分03秒 グラウンドパンチTKO
●ブランドン・ホールジー(米国/HBアルティメット/元ベラトール・ミドル級王者)
※怪鳥プロハースカは7連勝に

<第10試合 RIZIN女子MMAルール 102.5kg契約(ヒジあり) 5分3R>
○ギャビ・ガルシア(ブラジル)
 1R 2分35秒 アームロック
●バーバラ・ネポムセーノ(ブラジル)

※終わってからまた神取劇場やってたけど、一体誰が見たいのだろか?

<第9試合 70kg契約(ライト級相当)(肘有り) 5分3R>
●ダロン・クルックシャンク(米国/ミシガン・トップチーム)
 1R 4分10秒 フロントチョーク
○ダミアン・ブラウン(オーストラリア/インテグレイテッドMMA)

<第8試合 RIZIN女子MMAルール 51.0kg契約 5分3R>
●長野美香(CORE王子豊島)
 判定0-3
○山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)

1回目休憩

<第7試合 宮田和幸引退試合&山本“KID”徳郁メモリアルマッチ 65kg契約(フェザー級相当)(肘有り)5分3R>
○宮田和幸(BRAVE)
 2R 3分23秒 V1アームロック
●山本アーセン(KRAZY BEE)

<第6試合 70kg契約(ライト級相当) 5分3R>
●矢地祐介(KRAZY BEE/元修斗環太平洋フェザー級(65kg)&PXCフェザー級(65.8kg)王者)
 2R 4分47秒 ドクターストップTKO(まぶた流血)
○ジョニー・ケース(米国/MMAラボ)

<第5試合 60kg契約(肘有り) 5分3R>
○元谷友貴(フリー/DEEPバンタム級(61.2kg)王者・元フライ級(56.7kg)王者)
 1R 3分28秒 洗濯挟み
●ジャスティン・スコッギンス(米国/レボリューションMMA)

<第4試合 59kg契約(肘有り) 5分3R>
○佐々木憂流迦(フリー/元修斗環太平洋バンタム級(60kg)王者、元UFCフライ級(56.7kg)15位)
 判定3-0
●マネル・ケイプ(アンゴラ/AKAタイランド)

<第3試合 女子57kg契約(フライ級相当)(肘有り) 5分3R>
●真珠・野沢オークレア(米国/フリー)
 2R 3分41秒 裸絞め
○ヤスティナ・ハバ(ポーランド/Spartakus Rzeszow)

<第2試合 70kg契約(ライト級相当) 5分3R>
●大尊伸光(総合格闘技津田沼道場/修斗ライト級(70.3kg)世界1位・元同環太平洋王者)
 2R 1分19秒 グラウンドパンチTKO
○トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/オリオン・ファイト・クラブ)

<第1試合 女子49kg契約(スーパーアトム級)(肘有り) 5分3R>
―RENA(シーザージム/シュートボクシング世界女子フライ級(51kg)王者)
 試合中止
―サマンサ・ジャン・フランソワ(フランス/Sausset Fight Team)
※RENAの脱水症状、体調不良


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