[ファイトクラブ]出て来いや、ラガーメン! レスラーたちがラグビーW杯に乱入!?

[週刊ファイト12月6日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼出て来いや、ラガーメン! レスラーたちがラグビーW杯に乱入!?
 by 安威川敏樹
・世界3大スポーツ・イベントの一つ、ラグビーW杯が来年、日本で開催
・オカダ・カズチカやライガー、タグチジャパンもラグビーW杯を応援
・オカダ、ラグビー観戦で「鳥肌が立ったぜ!」
・真壁刀義がラグビー日本代表の合宿に潜入
・スイーツ真壁、スクラムにタジタジ!?
・高田延彦がラグビー界のレジェンド・林敏之氏とトークショー
・高田が『爽やかなナイスガイ』!?
・高田がオールブラックスに対し「出て来いや!」


 来年の2019年9月20日、日本で第9回ラグビー・ワールドカップ(W杯)が開幕する。ラグビーW杯と言えば、夏季オリンピック、サッカーW杯に次ぐ世界第3のスポーツ・イベントだ。

 そのラグビーW杯に、プロレス界も協力する動きが出て来ている。元々、ラガーマンはパワーがあるので、ラグビー出身のプロレスラーは多い。かつてはグレート草津(元:八幡製鉄)や阿修羅・原(元:近鉄)、現在ではKENSO(明治大学卒)やバッドラック・ファレ(元:サニックス・ブルース)らがいる。
 そして今年は、元アメリカ代表のキャプテンで、日本でもサントリー・サンゴリアスなどで活躍したトッド・クレバーがWWEと契約した。

▼[ファイトクラブ]伝説のヒットマン、阿修羅・原の原点! 龍原砲結成の秘話

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オカダ・カズチカやライガー、タグチジャパンもラグビーW杯を応援

 ラグビーの世界において、11月と6月をウィンドウ・マンスと呼ぶ。この2つの月では世界各国の国内主要公式戦を中断し、代表チームを結成して各国同士でテストマッチを行う。
 ラグビーにおけるテストマッチとは、サッカーなどとは意味が違い、国の代表チーム同士の真剣勝負を指す。テストマッチに出場した選手はキャップを授与され、これがラガーマンにとって最高の栄誉とされる。ちなみに、ワールドカップの試合もテストマッチの一種だ。

 今年の11月は、W杯のほぼ1年前となる、大事なウィンドウ・マンス。そのため、日本代表では豪華なテストマッチが組まれた。

  10月26日 ×日本代表28-31世界選抜○(大阪:花園)
  11月 3日 ×日本代表31-69ニュージーランド代表○(東京:味の素)
  11月18日 ×日本代表15-35イングランド代表○(英ロンドン:トゥイッケナム)
  11月24日 ○日本代表32-27ロシア代表×(英グロスター:キングスホルム)

 日本代表は、世界のスターを集めた世界選抜には惜しくも3点差負け。前回W杯優勝で世界最強のニュージーランド代表(オールブラックス)には完敗したものの、5トライを挙げて攻撃面では通用することを証明した。
 敵地に乗り込み、前回W杯の決勝の舞台となったロンドン郊外のトゥイッケナム・スタジアムでは、8万1千人の前でラグビーの母国イングランド代表と対戦。イングランド代表のヘッドコーチは、前回W杯で日本代表を指揮し、オールブラックスと並ぶ強豪の南アフリカ代表(スプリングボクス)を撃破したエディー・ジョーンズだったが、日本代表は恩返しをするように前半はリードを奪う大健闘。しかし後半に逆転されて、大魚を逃がしてしまった。
 今年最後のテストマッチの相手は、来年W杯の開幕戦で対戦するロシア代表。前半にリードを許す苦しい展開となったが、後半に逆転し勝利、W杯での収穫と課題の見つかる試合となった。

 日本代表の試合以外でも、前回W杯での決勝カードだったオールブラックスとオーストラリア代表(ワラビーズ)のテストマッチが日本で実現、オールブラックスが37-20でワラビーズを破った。
 日本とは関係ない試合にもかかわらず46,143人(主催者発表)の観衆が神奈川・日産スタジアムに詰め掛け、世界最高峰の戦いに酔いしれた。

▼来年のW杯に向けて大幅リニューアルし、世界選抜戦が行われた東大阪市花園ラグビー場

 ラグビーW杯の日本開催に向けて、プロレスラーたちも猛アピール。獣神サンダー・ライガーやオカダ・カズチカらが、ラグビーW杯のメッセージ・リレーを行った。
 オカダは、11月10日に東京・秩父宮ラグビー場でラグビー観戦。「鳥肌が立ったぜ!」と感想を漏らしていた。ラグビーを観て、相当興奮したようである。

 また、田口隆祐が監督を務めるタグチジャパンは、9月15日のNEVER無差別級6人タッグ選手権ではラガーシャツを着てヘッドキャップを被るなど、完全にラグビーW杯仕様。
 さらに、ラガーシャツの販売も開始した。タグチジャパンのラガーシャツは、闘魂SHOP通販サイトなどで購入できる。なお、サイズは以下の通りだ。

  田口隆祐、棚橋弘至、本間朋晃=XL
  真壁刀義、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー=XXL
  KUSHIDA=L
  中西学=4XL(特注のため一般販売はなし)
  ※他にSサイズ、Mサイズあり

▼オカダ・カズチカがラグビー観戦で「鳥肌が立ったぜ!」

真壁刀義がラグビー日本代表の合宿に潜入

 タグチジャパンの一員である真壁刀義もラグビーW杯を応援。こちらはなんと、日本代表を相手にタックルやスクラムなどを体験した。
 2007年の第6回大会からラグビーW杯を放送している日本テレビの企画で、真壁を日本代表の合宿に潜入させようというもの。そこで真壁は、日本代表相手に大奮闘!?

 タックルに関しては、普段からプロレスでも行っているので、真壁にとってお手の物。ラグビーとレスリングのタックルは違うが、コツはすぐに掴んだようだ。

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