混沌の原点回帰プロレス9・20後楽園! “大鵬三世”納谷幸男が締める!!

 いよいよ“大鵬三世”納谷幸男が本領発揮した。
 昨秋のデビューから1周年となった原点回帰第4弾で、プロレス界待望の大器・納谷幸男が覚醒とも言うべきド迫力ファイトを見せた。
 過激な仕掛け人、新間寿氏がプロレス界引退を発表、さらに初代タイガーマスク佐山サトルは体調がすぐれず、リング上で椅子に座らざるをえない状態。
 リアルジャパン平井代表は男泣きで客席の新間氏を慰留したが、新間氏は言葉を発すること無く、セミファイナル前には会場を後にした。


 プロデューサー不在の混沌の中、メインイベントに抜擢された納谷幸男はゴング早々に雷神矢口に場外戦に誘われる。今までの納谷は、ここでペースを握られて、最後帳尻合わせの様に大技1発で勝ちを拾うパターンだったが、この日は果敢に反撃し、遺恨を引きずるKAZMAにも河野のアシストで破壊力バツグンの蹴りを叩き込む。


 WRESTLE-1という他所での実践経験と、佐山・新間という恩人の体調不良がもたらした団体の危機に直面して精神的に独り立ちしたのか、リング上でも、小さく見えていた巨体を利したスケールの大きいファイトを見せ、最期は矢口を説得力満点の逆片エビで葬った。
 矢口を「中古車」呼ばわりしたKAZMAに食ってかかると、12月の第5弾でのフォール勝ちを宣言、客席に向かっての挨拶で興行も締めた。  
 猪木が東京プロレスのエースとしてジョニー・バレンタインを相手にプロレスの概念を覆す闘いを見せ、佐山サトルが新日ジュニアのエース・初代タイガーマスクとして蔵前国技館のコーナーポストに立ったのが同じく23歳、前田日明が第1次UWFの若きエースとして蔵前国技館で藤原喜明を迎え打ったのが25歳。94年生まれで24歳になったばかりの納谷幸男は、丁度その間の年齢となる。
 新間寿氏の「仕掛け」によって生まれた若きエースの系譜に、新たに名を連ねた納谷幸男。猪木、佐山、前田に続いて、プロレス界に新たな革命を起こす予感に震えた夜だった…と後の歴史書に書かれる事になるのか、プロレス者であるなら、納谷幸男から当面目が離せない事は間違いない。
 

■ 新間寿プロデュース 初代タイガーマスク佐山サトル認定 原点回帰プロレス第4弾
日時:9月20日(木) 開始18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1436人(満員札止め=主催者発表)

<第6試合 メインイベント 6人タッグマッチ 60分1本勝負>
河野真幸(WRESTLE-1) 間下隼人(リアルジャパン) 〇“大鵬三世”納谷幸男(リアルジャパン)
 10分41秒 逆片エビ固め 
●雷神矢口(浅草プロレス) 崔領二(ランズエンドプロレスリング) KAZMA SAKAMOTO(フリー)

<第5試合 セミファイナル「世界マスクマン・トーナメント」準決勝 シングルマッチ30分1本勝負>
〇ブラック・タイガーJr.(UWA)
 12分36秒 ハイブリッドブラスター⇒体固め
●ドン・クロコダイル(オーストラリア) 

<第4試合 6人タッグマッチ 45分3本勝負>
ラ・マスカラ(UWA) マキシモ(UWA) ブラソ・デ・オロ Jr.(UWA)
 vs.
バイキン・キッド(UWA) マスカラ・ディアブロ(UWA) エル・ペロ・デ・アキータ(UWA)

1本目 〇ブラソ組 5分51秒 体固め※3人で ●アキータ組
2本目 〇アキータ組 7分27秒 体固め※3人で ブラソ組
3本目 〇ブラソ・デ・オロ Jr. 7分45秒 ボディプレス⇒体固め 

ルチャの申し子、ブラソ・デ・オロ Jr.はこの日も魅せた

<第3試合 UWAアジアパシフィックヘビー級タイトルマッチ 30分1本勝負>
[王者]
●レイ・アンヘル(UWAメキシコ)
 8分34秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め 
〇岩崎孝樹(ガンバレ☆プロレス)
[挑戦者]

「『UWAアジアパシフィックヘビー級』は正直耳慣れないタイトル」と心境を吐露した岩崎は、自ら防衛を重ねてベルトの価値を高めると宣言。

<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
〇スーパー・タイガー(第13代レジェンド王者/リアルジャパンプロレス) 
 8分50秒 地獄固め 
●伊藤貴則(初参戦/WRESTLE-1)

<第1試合 タッグマッチ 30分3本勝負>
佐藤光留(パンクラスMISSION) 松本崇寿(リバーサルジム立川ALPHA)
 vs.
将軍岡本(フリー) 大門字崇(初参戦/ランズエンドプロレスリング)
1本目 ●松本 6分15秒 デスバレーボム 〇大門字
2本目 〇松本 2分40秒 腕ひしぎ逆十字固め ●大門字
3本目 ●松本 5分07秒 バックドロップ⇒体固め 〇岡本


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▼平井は泣き、佐山は座り、新間が帰った…原点回帰9・20混沌
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