WRESTLE-1記者会見!イケメン、左膝の靭帯損傷で欠場!

「自分自身気付かされたことがあった。もう一度闘いたい」 イケメン、左膝の靭帯損傷で欠場も、CIMAとの再戦には意欲!
9月3日(月)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。昨日の『2018 プロレスLOVEinYOKOHAMA』大会で試合中に膝の負傷をし、救急車で運ばれていた黒潮“イケメン”二郎が出席。精密検査を受けた結果、左膝の後十字靭帯と内側靭帯を共に損傷していることが判明し、全治3カ月という診断をくだされたことが発表された。なお、これに伴い、現在保持していたリザルトチャンピオンシップは返上することも併せて発表されている。

会見場に松葉杖姿で登場したイケメンは、「試合そのものに怖さを感じた」と告白。しかし、身体の状態を万全に戻して復帰することを誓うと共に、昨日の試合後に辛辣に罵倒されたCIMAに対しても「自分自身気付かされたことがあった。だからこそもう一度闘いたい」と再戦を望むコメントを発していた。

また、同じ試合で立花誠吾も右腕尺骨骨折を負い、当面欠場となることも発表された。

【選手コメント】

黒潮“イケメン”二郎

「昨日の横浜文化体育館の大会で#STRONGHEARTSとの対抗戦で、キャプテンフォールイリミネーションマッチで闘ったんですけど、最後まで闘い抜くことができませんでした。試合中に左の膝の後十字靭帯と内側靭帯を伸ばしてしまいまして、後十字靭帯損傷、内側靭帯損傷。今日、精密検査をしてきたんですけど、全治3カ月。3カ月でもちょっと危ないという診断をいただきました。心配とご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。こんな大事な時に何やってんだと。昨日は本当に初めてプロレスが怖くなりました。今までそんな感情一つもなかったんですけど、試合中に次動いたら膝が反対に折れ曲がるかもしれないとか、そんな発想がポンポン出てきて、ドンドンパニックになって結果もすっと負けてしまって。ちょっとこの欠場期間は一度丸腰で自分のプロレスとプロレスについてしっかり前向きに考えたいなと思いました。だからこそ一度丸腰になりたいのでリザルトのチャンピオンベルトは返上します。一刻も早く帰ってこれるようにと言いたいところなんですけど、これを機にイケメン、そろそろ次のステージに進出したいと思っていますので、万全な状態に治して年内欠場します。まあ年内かはわからないですけど、万全の状態に身体が治るまでは自分がやれることはしっかりがんばってきます。オファーをいただいていた他団体は、K-DOJOさん、大阪のくいしんぼう仮面さん、あとイケメンフェスティバル、ジミー鈴木興行、10月の末に石川修司さんと竹田誠志さんの興行・町田プロレス、あとJ-STAGEですね。オファーをいただいたのですが、欠場ということで大変ご迷惑をおかけします。申し訳ございません。ただ、僕は別に死ぬわけじゃないんで、身体を万全に戻すための作業をひたすらやってくんで、イベントとかはすすんで出場しようと思っているので。イベント、営業、今自分ができる試合以外のことは全て出ようと思っています。とにかく今は前向きに考えていこうと思っていますので、リングの上のジャケット姿はしばらく休みます」

──試合中のどのタイミングで怪我をしたかはわかりますか?

イケメン 2階からのムーンサルトは大丈夫だったんですけど、リングに戻ってきてビッグマネー・クランチにムーンサルトを決めて3カウントを取ったんですけど、ムーンサルトが当たった時に思い切りヒザを弾いた感触がありまして、「うわーやっちゃったな」って思ったんですけど、そっからCIMAさんに頓所と2人で攻撃にいこうと思ってドロップキックをやろうとしたんですけど、2歩目ぐらいでぐりっと膝がずれて一気に激痛が来て。初めてでしたね。

──ムーンサルトが怖くなったりしませんか?

イケメン しました。ムーンサルトが怖いというか、試合がいかに今まではそんな深く考えずに試合していたんですよね。ただ、一度試合中に肩を壊して、最後まで試合ができたんですけど、それが膝ってなった時にゾッとしましたね。ムーンサルトが怖いとかじゃなくて、試合そのものが昨日は怖く感じてしまいましたね。

──復帰までに試合への怖さは克服できるものでしょうか?

イケメン 僕はプロレスラーとして生きていくつもりなんでもちろん克服しますし、ちょっと今は怪我をしたてで診断したばかりなんで頭が真っ白なんですけど、今月末の丸藤戦、楽しみにしていたみんな申し訳ないです。でも、俺はプロレス界にいるんで、いつかチャンスを掴めるように。お客さんがいつまでも俺の試合を見たいと思ってくれるように変わらずがんばりますので、楽しみにしていてください。

──CIMA選手とはああいう形での決着になってしまったんですけど、復帰した際にはもう一度試合をしたいという思いはありますか?

イケメン 昨日の試合は敵だし対抗戦だし、W-1を荒らしに来たっていうのはありますけど、あそこまでバッサリ言っていただいて。確かに挫折ってしたことないなって。あのマイクに救われたし、自分自身気付かされたことがあった。だからこそ、もう一度闘いたいですね。


両者ともレフェリーストップなしの完全決着戦を希望! 9.29大阪大会で芦野vs征矢のリマッチ決定!!

9月3日(月)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。9月29日(日)のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で、芦野祥太郎vs征矢学のWRESTLE-1チャンピオンシップが行なわれることが発表された。

昨日の『2018 プロレスLOVE in YOKOHAMA』では挑戦者の芦野が王者の征矢をアンクルロックによるレフェリーストップで勝利。しかし、自身ではギブアップしていないという理由から、征矢からのリマッチの申し出があり、芦野も受諾。正式に大阪大会で、王者と挑戦者の立場を入れかえての再戦が決定となった。

今年3度目となるこの芦野vs征矢のタイトルマッチだが、両者ともレフェリーストップなしのルールを希望。タイトルマッチでは1勝1敗だが、両者とも今度こそ完全決着をつける腹づもりでいるようだ。

【選手コメント】

征矢学のコメント

「昨日、W-1年間最高のタイトルマッチを2年ぶりにチャンスをものにしたんですけども、結果、タイトルマッチはレフェリーの判断により今回負けてしまいました。正直、負けたことに関しては認めます。ただ、やはり自分の中では挑戦者・芦野祥太郎の技で負けたつもりはないので、ぜひとも次に挑戦者がいないのであれば俺にリベンジをさせてくれとお願いしたところ、現チャンピオンが了承してくれたので、もう一度ベルトを狙いにいきたいと思います」

芦野祥太郎のコメント

「2度目の戴冠をすることができました。昨日の試合が終わって安堵しているっていうのが正直な気持ちです。試合自体はレフェリーストップという形で勝ったんですが、そこに至るまでの敬意をもう一度思い出してほしいですね。俺の技から逃げることができなくて、次はレフェリーストップなしでやらなければいけないなと思っているんで。会社もきっとそれを飲んでくれると思うんですけど、大阪で完全決着をつけたいなと思っています。大阪で無差別のベルトを懸けてやるのは初だと思うんですよね。東京出て、横浜は大きい試合でしたが、地方でタイトルマッチをやるのは初なので、こういう初の試みをドンドンやっていきたいなと思っています。必ず大阪ではこのベルトを防衛して、前回の防衛記録7回をさらに上回ることを目標にしてW-1を盛り上げていきたいと思います」

【質疑応答】

──芦野選手、チャンピオンなので挑戦者を選ぶこともできたと思うんですが、どのようなお気持ちでリマッチを受けようと思ったんですか?

芦野 レフェリーストップというのが大きいですよね。あそこでタップしなかったのは凄えなと思いますし、タップさせられなかった、完全に心を折れなかったっていうのが、自分の中で心残りがある。そういう形でずっと持つというのもなんか吹っ切れないというか、完全にタップさせるか、3カウント奪うかで勝つことによって、それで真のチャンピオンとして認められるんじゃないかって思いました。なので必ずタップさせて勝つ。それが次の目標。

──征矢選手はレフェリーストップという判断に納得がいっていないというのがリマッチを望んだ理由なんでしょうか?

征矢 自分の中では負けてないという気持ちはあるので、レフェリーが最終的に下す判断部分で。僕の一番強い気持ちは奴の技ではギブアップしてないというのがありますから、もう一度ベルトに挑戦して必ず俺の腰に戻したいという強い気持ちがあります。

──芦野選手は半年ぶりにベルトが自分の元に戻ってきたお気持ちはいかがですか?

芦野 やっと当たり前の状況に戻ったのかなという。ある場所に戻りましたね、ベルトが。ベルトも一安心していると思いますよ。なんか輝きがなくなっちゃった感じがするんで、その輝きを取り戻すために、ベルト自体もいろいろ装飾が取れているんで、そういう面でも直したいなと思います。

──ルールについてはレフェリーストップなしでいくという?

芦野 レフェリーストップはなしで。じゃないと、もう一回同じ状況になってレフェリーストップになった場合、もう一回やんなきゃいけないじゃないですか? お互いがレフェリーの意志関係なく、どっちかの心が折れるまでやります。

征矢 それに関しては同意します。レフェリーのストップはなしで完全決着。

芦野 決定です。


「僕の理想とするパートナーと組んでいきたい」カズ、9.18新木場大会で復帰! タッグリーグ出場も希望!!

9月3日(月)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。7月22日の御殿場大会より欠場していたカズ・ハヤシが9月18日(火)の新木場1stRING大会より復帰することを発表した。また、同大会より『WRESTLE-1TAGLEAGUE2018』が開幕することも決定。リーグ戦は9.23広島大会、9.24米子大会、10.8札幌大会で公式戦を行ない、10月24日(水)の後楽園ホール大会で決勝戦を行なう。

カズも同リーグ戦への出場を希望。「僕の理想とするパートナーと組んでいきたい」と意欲を示していた。

【選手コメント】

カズ・ハヤシのコメント

「7月22日の静岡大会から欠場していました。9月18日、火曜日の新木場1stRING大会より復帰することが決定しました。それに合わせてっていうよりも、自分の中でいけると思って復帰を決意したのでご安心して見てください。それ以上のファイトを見せるようにします。そして今年も『W-1TAGLEAGUE』が開催されます。それが新木場1stRINGから始まり、9月23日広島、9月24日米子、10月8日札幌でリーグ戦を行います。決勝戦は10月24日の後楽園になります。参加選手については後日発表をさせていただきます」

【質疑応答】

──復帰に向けてのトレーニングは順調ですか?

カズ 足を使ったトレーニングは結構遅れていたんですが、最近はウェイトトレーニングもできるようになったので順調にいってます。あとは走るトレーニングですね。体幹とか捻りを加えたトレーニングができてないので、そこは少しずつやってタッグリーグに照準を合わせてやっていこうと思っています。

──横浜文体のリングに上がることができませんでしたが、どのような感想をお持ちになりましたか?

カズ そこの場所にいれなかったことは選手として悔しいという気持ちが大きかったんですけど、全体的に見ることができて自分的には全体を見回せたということはなかなかできることではないので、よく考えればいい経験ができたかなと思います。

──選手たちの闘いぶりはいかがでしたか?

カズ こうして昨日、W-1が5年というものをできて、W-1の歴史ってやっぱり短い中でも、彼らの照準を定めるというか、この大会を成功させようという意識というか、そういう内面までいろいろ伝わった試合になっていたなと思いますね。とにかくこうして続けられるということは嬉しいですね。毎年って言っても短い歴史の中で期待される興行を打てるようになるということがなかなか歴史が短い団体では難しい作業なんですけど、それができているということは早く成長しているなという感じがします。

──今、発表されたタッグリーグには出場されるおつもりですか?

カズ 僕はもう出場する気満々でいます。

──怪我をしたきっかけの試合がありますけど、リベンジはお考えですか?

カズ そもそも怪我したきっっかけは5vs5の#STRONGHEARTSとの闘いで、下(オーバー・ザ・トップロープ)に落ちたらいけないというルールだったんですね。コーナーに持ち上げられて、落ちちゃって。普通だったら落ちちゃうんですけど、落ちちゃいけないと思って普通じゃやらない行動をしたんですよ。ロープを掴んで落ちないようにして、グーンとやったんですけど、そのままマットだったらいいんですけど、マットの下に木があって鉄骨に打ち付けちゃったんで、リベンジというよりも私自身の自爆なんですね。誰にも当たることのできない悔しさと言いますか、なので本当に情けない話という感じなんで。そういう意味とは別で#STRONGHEARTS闘いたいというのはありますけど、怪我に関しては全て私の責任でございました。

──文体をご覧になって選手の思いだったり成長を感じ取ったりして、ご自身の復帰へのモチベーションになったとかありますか?

カズ 休んでる間は会場に行って、選手の試合とかを見ていたんですけど、見るたびにここにいるっていうことが、リングにいないということは常に悔しい気持ちでいましたね。リングドクターの林先生がいたじゃないですか? プロレスラーは怪我の治りが早いらしいんですよ。そういうアドレナリンと言ったらいいのかな? こういうふうに期待されている、出なくちゃいけないということが、普段にはできない治癒能力を活発させて怪我の治りを早くさせているらしいです。確かにね、一般の人の怪我の治りよりは早いと言われているんですよね。そういうふうな気持ちも出て、早く治ってきたんで、今までの思いはぶつけていきたいなと思います。

──復帰戦のカードは未定?

カズ 未定ですね。新木場大会からタッグリーグが始まりますんで、そのタッグリーグの出場メンバーを決めて、その後にマッチメイク組んでいくことになる。

──タッグリーグ出場をご希望されているので、復帰戦はそのあたりになるのかなという感じですか?

カズ はい。タッグリーグには出場したいですね。休んでいる期間を考えると乗り遅れそうじゃないですか? だから、いつまでもアグレッシブに。できたら、僕の理想とするパートナーと組んでいきたいなと思います。


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