NXTカイリ・セインの戴冠をダイジェスト放送!NXT UK王座再戦ピート・ダンvs.ザック・ギブソン

photo by George Napolitano

 日本時間23日配信のNXTは、『NXTテイクオーバー:ブルックリン4』大会から未放送だったDark Match2試合と、大会のダイジェストで構成された。アイデスピューテッド・エラとリコシェ、さらにこの日に英国王座防衛を果たしたピート・ダン組との抗争は今後も激化が間違いないし、カイリ・セインの戴冠後のバックステージでは、格闘技版4ホース・ウィメンが集結。シェイナ・ベイズレーが「カイリは勝ったんじゃない。私が負けただけ」との演説が不気味だ。さらには、ダイジェストの再編集テクニックが超絶すぎるトマソ・チャンパvs.ジョニー・ガルガノの熱戦は、あらためて見直してもの凄い。
 本誌は日本語実況版は見てないので比較できないが、建前上メインロースターとなっているRAWの、酷いマイケル・コールの実況と、マウロ・ラナーロ実況ではレベルが違い過ぎる。また、RAWは生中継だからハンディあるにせよ、NXTの映像編集班は技術がずば抜けているのではなかろうか。トリプルH現場監督にしたら、スタッフ含めてRAWと総入れ替えしてもお茶の間を満足させられるくらいに思っているフシがある。WWEの株価は現在再び$80.01と大台に突入。これはなにも、2019年秋からSmackDownがFOX地上波に移るのみならず、USAネットワークの放送権料も約3倍にハネ上がったことを将来のキャッシュフローから評価しただけではない。NXTの中身がハイレベルだから、次世代も安泰というウォール街評価なのだと判断される。

◆ビアンカ・ベルエア試合復帰!デオンナ・パラッツォNXT初TV登場
○ビアンカ・ベルエア(ビアンカ・ブレアー)
 ピンフォール
●デオンナ・パラッツォ


ビアンカは負傷からリング復帰。デオンナ・パラッツォは『メイ・ヤング・クラシック』配信前にテレビ登場を果たした。

◆英国ロイヤル・アルバートホール再戦ピート・ダンvs.ザック・ギブソン
<NXT UK王座戦 シングルマッチ>
○ピート・ダン
 ピンフォール
●ザック・ギブソン

 よくわかっているブルックリンの目の肥えたお客さんから小柄なピート・ダンに”Bruiser Weight”コールが起きている。リバプール出身のザック・ギブソンは、英国ロイヤル・アルバートホール大会に続いてピートのマウスピースまで奪ってお互いの口を切るハードヒットな試合を披露したが、またもダンが返り討ちに。これでピート・ダンの王座保持期間は450日を超えた。

◆カイリ・セインvs.シェイナ・ベイズラー戦のダイジェスト放送!


詳細は8・18『NXTテイクオーバー:ブルックリン4』拡大版完全再現と裏のウラに収録されています。

 ほかにも、シャーロットとAJがヤンキース・スタジアム、中邑真輔とカーメラがNY証券取引所、アスカも別のイベントにと、スーパースターたちが「ブルックリン4連戦」キャンペーンで各所を回ったことが番組で紹介されていた。