7月31日の深夜、新日本プロレスからオカダ・カズチカ、矢野通、外道の3人が日本テレビ系のバラエティー番組『ウチのガヤがすみません!』に出演した。
番組の司会は、タレントのヒロミと漫才コンビ『フットボールアワー』の後藤輝基の2人。この他に、総勢50名以上の『ガヤ芸人』と呼ばれるお笑い芸人がゲストと絡むという番組である。
オープニングでオカダは、「ガヤ芸人では(お笑いコンビの)『鬼越トマホーク』が好き」と告白。しかし、鬼越トマホークの坂井良多が言い放った。
「僕はプロレス大好きです。ただ、コイツ(相方の金ちゃん)が嫌いなんですよ」
「言わなくていいだろ、ここで!」
と金ちゃんが激怒。コンビ同士でケンカが始まった。思わず仲裁に入るオカダ。ところが、坂井が今度はオカダに暴言を吐いた。
「うるせえな! お前は入場がピークなんだよ!!」
これには噴き出してしまうオカダ。しかも、プロレスが嫌いなはずの金ちゃんも続ける。
「(オカダは)入場が派手な割りには、マイク・パフォーマンスがヘタなんですよ」
オカダがイジられるところから番組はスタートした。
この金ちゃん発言に、坂井は「それは失礼だろ!」と、またコンビでのケンカが始まる。今度は外道が止めに入った。
「うるせえな! お前は早く独り立ちしろ!!」
外道に毒を吐く坂井。当然、またコンビでケンカが始まり、残った矢野通がお約束どおり仲裁に入らなければならない。
「うるせえな! お前は全プロレスラーで一番だらしない体なんだよ!!」
これには矢野も爆笑せざるを得なかった。
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井上小公造が、本誌も掴んでいない3人の裏ネタを暴露!?
オープニングが終わり、ガヤ芸人との本格的なカラミが始まる。まず登場したのは、プ女子アイドルを自認する小池美由。小池美由はプロレスの魅力を熱く語った。
「オカダ選手のドロップキックは10mぐらい飛んでるように見える」
「矢野選手は、高校時代からレスリングをやっていて、本当はメチャクチャ強い」
さらには、外道にお姫様抱っこをしてもらった。これには外道の方が柄にもなく照れ臭そうに笑ってしまい、フット後藤からは「あれ? 外道さんの方が喜んでる」と冷やかされた。
そして、井上小公造(正体は漫才コンビ『女と男』の市川)が、3人についての私生活を暴露(以下の「 」部分は、芸能レポーターの井上公造の声で読んでください)。「これ言ったら、申し訳ないけどオカダさん、メチャクチャ人気が落ちちゃいます」とオカダのスクープ話を始めた。
「あのですね、オカダ・カズチカさんなんですけども、これ絶対に言わないでくださいよ。実は最近、初めて乗馬して、殿様気分になったらしいんですよ」
と、どーでもいい話を披露した。これにはオカダも大爆笑したが、この話を否定。「あー、わかりました。ちょっと後で私、ド突かれますね」と井上小公造は誤報を認めるも、懲りずに続ける。
「絶対に言わないでくださいよ。外道さんは巡業先に顔パネルがあると、反射的に(顔を)ハメてしまうらしいですよ」
「絶対に言わないでくださいよ。矢野さんは、実は今年、気付いたら誕生日が過ぎてたらしいですよ」
と、外道と矢野についても『週刊ファイト』ですら知らない裏ネタ(?)を暴露していた。
尼神インターの必殺技にレスラー達もタジタジ!
次に登場するのは、大人気女性漫才コンビの『尼神インター』。今回、絡むのはブサイクの誠子ではなくて渚の方。渚には、どんな男性でも倒せる必殺技があるらしい。ヒロミやフット後藤も、この技を受けて秒殺されたそうだ。
まずは矢野が渚に挑戦。矢野が渚に組んでかかろうとすると、渚は矢野の股間を掴んだ。「あっつ……」。呻き声をあげつつ、矢野はあえなく轟沈。渚の圧勝だった。
早い話、渚の必殺技はキ●タマを一瞬で握るという単純なもの。しかし、男は全く対抗できない。
「タマ、デカかったです」
と渚は矢野の股間の感想を言った。次に外道が挑戦。あっという間に、渚に股間を掴まれる外道。しかし、必死に耐える外道。
が、それも2秒間だけ。「痛った!」と股間を抑えて悶絶した。またもや渚の圧勝。
「潰し方が上手いっすよね」
と、外道は渚の技を褒め称えた。次に餌食となるのは当然オカダ。……になるはずだったが、なぜかオカダは渚には挑戦しなかった。
さすがに、イメージダウンになると思ったのか? あるいは、放送上ではカットされたのかも知れない。だとしたら、オカダのシーンは裏ビデオとして出回るかも?
他にも色々あったが、ガヤ芸人とのカラミを全て紹介するわけにもいかないので、今回はこれでおしまい。それにしても、リング上では絶対に見せない表情を見ることができて楽しかった。
番組の最後はG1クライマックスの告知。かつてはテレビ契約の関係で、日テレには新日本プロレスのレスラーは絶対に出演できなかったのに、今では大会の宣伝をするなんて時代も変わったものだ。現在だって、日テレG+ではプロレスリング・ノアの中継をしているのだが。
何にせよ、プロレスラーがバラエティー番組に出てプロレスのPRをするのは良いこと。それに、お笑い芸人にはプロレス・ファンが多いので、いくらでもレスラーに絡んでくれる。今回はレスラーのモノマネをするガヤ芸人も多かった。
これからも、レスラーにはどんどんテレビ番組に出演して欲しいものだ。
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’18年07月19日号新日カウパレス BレスナーUFC SEAdLINNNG 新日キック KENTA KAI横浜