1日、新木場スタジオコーストにて『パンクラス 297』が開催。セミでは本誌7月5日号で久米鷹介を大きく取り上げて、2016年の『パンクラス 280』にて、最近シンガポールのONE Championshipと契約、QUINTETでも寝技の切れを見せていた徳留一樹を王座戦で破った様子を採録していたものの、フィンランドのアントン・クイバネンにTKO負け。
メインでも、一緒にシンガポールのイヴォルブで練習した縁で、那須川天心が花束を持って駆けつけた佐藤天も、ブラジルのグライコ・フランサに逆転で締め落とされる結末に。セミ、メイン揃って期待の日本人戦士が敗退することに。まだまだ世界には強豪がいるという確認となっている。
また、日本滞在中のシンガポールOne Championshipのチャトリ・シットヨートンCEOも視察に来ていた。
■ skyticket presents PANCRASE 297 7.01スタジオコースト大会
日時:7月1日(日) START 16:00~
会場:東京・スタジオコースト
<メインイベント/第8試合 ウェルター級 第12代王者決定戦 5分5ラウンド>
●佐藤天 (TRIBE TOKYO M.M.A/1位/2014年NBT優勝)
4R 裸絞め
○グライコ・フランサ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM/3位/TUFブラジル4優勝/ UFC 3戦)
<セミファイナル/第7試合 ライト級 5分3ラウンド>
●久米鷹介(ALIVE/ライト級 第7代キング オブ パンクラシスト)
2R 4分56秒 パンチ連打レフェリーストップTKO
○アントン・クイバネン(フィンランド/GBジム/フィンランドCage王者)
名古屋のALIVEから出撃した久米鷹介だったが・・・(入場時と退場時)
金網によじ登ったアントンは、「子供の頃からバス・ルッテンとかパンクラスを見ていた。その後PRIDEのファンになって日本にずっと憧れていた」と英語でスピーチした。
<第6試合 フライ級 5分3ラウンド>
○若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/2位/2016年ネオブラッドトーナメント同級優勝&MVP)
2R 0分39秒 スタンドパンチ連打⇒レフェリーストップTKO
●マモル(シューティングジム横浜/3位/第4代フライ級K.O.P.)
<田村彰敏の引退とルール改正の提言>
「命と引き換えに選手生命を絶たれました。選手生活に悔いはありません。ですが格闘技はスポーツです。僕と同じように命の危険にさらされる選手を二度と出したくない思いがあります。」
▼パンクラスオフィシャルルール改訂のお知らせ
<第5試合 バンタム級 5分3ラウンド>
●TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/4位)
2R 2分03秒 右フック⇒レフェリーストップTKO
○瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト/6位)
<第4試合 フライ級 5分3ラウンド>
○小川 徹(TRIBE TOKYO M.M.A/6位/2015年NBTスーパーフライ級優勝)
1R 2分50秒 グラウンドパンチ⇒レフェリーストップTKO
●タテキ・マツダ(フリー)
<第3試合 女子フライ級 5分3ラウンド>
●ライカ(RIGHT THING ACADEMY)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)
○クセニヤ・グーセヴァ(Matti Team/RUSSIA)
<第2試合 女子バンタム級 3分3ラウンド>
○東 陽子(和術慧舟會 AKZA)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
●直 DATE(team DATE)
<第1試合 フェザー級 3分3ラウンド>
○滝田J太郎(和術慧舟會東京道場)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
●木村一成(パンクラスイズム横浜)
PANCRASE297ありがとう御座いました☆ #PANCRASE pic.twitter.com/PguVhCgxMv
— 武田しのぶ@しーの (@sinosuketaro) 2018年7月1日
拡大版は『週刊ファイト7月12日号』に収録されました。