UFCシンガポール!エドワーズが”カウボーイ”ことセラーニを圧倒5ラウンドの激闘を制す!日本勢は佐々木憂流迦が一本勝ちも4選手敗退

Photo by Jeff Bottari/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images

 UFCは2018年6月23日(土)にシンガポール・インドア・スタジアムにてエアアジア提供UFCファイトナイト・シンガポール:セラーニ vs. エドワーズを開催した。

 メインイベントではウェルター級ランキング11位につけるドナルド・セラーニ(アメリカ 33勝10敗1ノーコンテスト)に、同13位でイギリスの新星レオン・エドワーズ(イギリス 14勝3敗)が挑み、フルラウンドを戦い抜いた末にエドワーズがユナニマス判定勝ちを挙げている。会場に詰めかけたファンを熱狂させた2人の対戦は”カウボーイ”ことセラーニがプレッシャーをかける場面もありながら、5ラウンドを通して安定したパフォーマンスを発揮したエドワーズに軍配が上がった。

 また、セミメインイベントではオヴィンス・サン・プルー(アメリカ 22勝11敗)とタイソン・ペドロ(オーストラリア 7勝1敗)によるライトヘビー級マッチが行われ、序盤こそペドロが打撃をクリーンヒットさせるなど優位に立っていたものの、サン・プルーが見事な巻き返しを果たして1ラウンド2分54秒で一本勝ちを収めた。

 日本からは総勢5名のファイターが出場し、世界最高峰の舞台で頂点に上り詰めるためにそれぞれの戦いに挑みましたが、白星を勝ち取れたのは佐々木憂流迦(22勝5敗2分)ただ一人にとどまり、他の4名は残念ながら黒星を喫している。

 次回、UFCはインターナショナルファイトウイークを迎え、日本時間7月7日(土)にジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン27フィナーレが開催され、さらに翌日にはUFC 226が行われる予定です。UFC 226のメインイベントではTUFシーズン27のコーチ役を務めたヘビー級王者スティペ・ミオシッチとライトヘビー級王者ダニエル・コーミエがヘビー級王座をかけて激突し、さらに、セミメインイベントでチャンピオンのマックス・ホロウェイとランキング1位のブライアン・オルテガがフェザー級タイトルを争うほか、フランシス・ガヌーとデリック・ルイスのヘビー級マッチなど見応え抜群の対戦カードが予定されている

■ UFCファイトナイト・シンガポール
日時:現地および日本時間2018年6月23日(土)
会場:シンガポール・インドア・スタジアム(シンガポール)

<メインイベント ウェルター級マッチ 5分5ラウンド>
○レオン・エドワーズ
 判定 3-0(47-48、47-48、47-48)
●ドナルド・セラーニ

<セミメインイベント ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド>
○オヴィンス・サン・プルー
 1ラウンド(2分54秒)サブミッション(アームバー)
●タイソン・ペドロ

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○ジェシカ・アイ
 判定3-0(27-30、28-29、28-29)
●ジェシカ・ローズ・クラーク

勝者ジェシカ・アイのコメント
「ここ何年も、私が戦ってきたことを誰も理解していないと感じていたから、オクタゴンで感情的になってしまった。UFCにいたかったからバンタム級でしか戦ってこなかったけれど、必ずしも自分が望んでいたウエイトじゃなかったの。ようやくみんなに見せられたし、自分への疑いを止められて最高の気分よ。クリーブランドに戻るのが楽しみ。ストロング・スタイル・スティペ・ミオシッチのチームを支えていきたい。トレーニングに励み、自分の力を証明し続ける。底辺からのスタートに何の問題もないわ。頂点に上り詰めるために必死に戦っていく」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○リー・ジンリャン
 判定3-0(30-26、30-27、30-27)
●阿部大治
勝者リー・ジンリャンのコメント
「まったくプレッシャーがなかったし、とにかくじっくりいきたかった。家族やチームの支えを生かしたかったんだ。ファンが自分の試合を気に入ってくれて覚えてくれたらいいなと願う。自分と戦おうというウェルター級の相手なら誰とでもやる。次は北京の試合に出られたらうれしい」

【プレリム】
<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ピョートル・ヤン
 1ラウンド(3分28秒)TKO
●石原”夜叉坊”暉仁 vs.
勝者ピョートル・ヤンのコメント
「今回が自分のUFCデビューだったから試合前はいくらか緊張していた。でも、チームが支えてくれて、オクタゴンに入ったら問題なし。プランはスタートで相手を感じ、スペースを正確に読んでから、その上で攻めていくことだった。相手の打撃はほとんどが外れていたから、フィニッシュを狙ったんだ。モスクワで戦いたい。以前に戦っていた場所だし、自分の地元だから、ファンもたくさんいる。モスクワで戦わせてほしい。UFCが選んでくれる相手なら誰でも戦う」

<バンタム級マッチ 5分3ラウンド>
○ソン・ヤドン
 2ラウンド(4分59秒)KO
●フェリペ・アランテス
勝者ソン・ヤドンのコメント
「成功のプレッシャーはモチベーションになるだけ。プレッシャーが増えればもっと良くなれる。必死にトレーニングを積んできたし、UFCが中国に戻ってくる時には準備万端さ。昨年、中国でデビューした時はそれが何より重要だった。中国人ファイターが増えれば中国のファンはさらにMMAを理解できるけれど、世界の人たちもMMAというレンズを通して中国の文化をさらに見ることができるはずだ」

<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○シェーン・ヤング
 2ラウンド(4分40秒)TKO
●ロランド・ディ
勝者シェーン・ヤングのコメント
「試合の時はいつもより耳を澄ませてコーチの声を聞かないといけない。また勝ててうれしいし、これがいつもの感じだと思っている。8日前のオファーで今回の試合を受けたことはいつもと違ったけどね。最近、自分の遺産を見つけ始めたんだ。長い間、避けてきたこと。ずっと白人であろうとすることにとらわれてきたけど、今はマオリ族の部分に触れて、戦士としての伝統を自分のトレーニングにつなげられている」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ソン・ケナン
 2ラウンド(4分45秒)TKO
●ヘクター・アルダナ
勝者ソン・ケナンのコメント
「ストライキングに自信があるから、できるだけ試合では打撃を使うようにした。特にグラウンドが苦手というわけではないんだけどね。またUFCが中国で行われることを願っているよ。中国でもMMAが人気出てきている。今回も中国を代表して戦うことができて光栄だ」

<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ジェイク・マシューズ
 1ラウンド(3分44秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●安西信昌
勝者ジェイク・マシューズのコメント
「ゲームプランはどちらかと言うと相手がどうしてくるかだった。アグレッシブにくることは分かっていたし、手強いコンボやハードなショットを打ち込んでくると予想していた。でもあれほど遠くから打ってくるなんてびっくり。相手が撃ち合いたがっていたとは思わない。特に前回の自分の試合があるからね。あんなに遠いところから打ち込んでくるなんて自殺行為もいいところだ。最初のクリンチで相手の方がかなり力強いと思ったから、あれだけ長く座っていた。最初の膝を当てた後、効いたなと思ったし、最終的にダウンさせた時には自然とチャンスがあると思っていた。この試合に勝つのは自分だとも分かっていたんだ。どういうことかと言うと、しっかり準備していたし、彼がチャンピオンだと思って戦った。いつも通りのことをやって、俺たちは”ジンリャン”精神と呼んでいるんだけど、とにかく試合に挑んでワイルドにいくんだ」

<女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド>
○ヤン・シャオナン
 判定3-0(28-29、28-29、27-30)
●ビビアン・ペレイラ
勝者ヤン・シャオナンのコメント
「距離を取ってスペースを使う練習をしてきた。完璧にプラン通りにできたと思う。今年、また中国でイベントがあるかもしれないと聞いたから、そこに出られたら光栄なことね」

<フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○マット・シュネル.
 判定2-1(29-28、29-28、28-29)
●井上直樹
勝者マット・シュネルのコメント
「判定で勝てるかどうか、正直、分からなかった。何発か決まって相手がフラついたのは見えたけどね。接戦だったと思う。井上は良い選手だよ。ここまで無敗だったのには理由があるし、それだけの実力を持っている。井上まだ21歳だし、これからが成長どころだ。まだ自分はUFC戦績2勝2敗だから、次に誰と試合をしたいかは正直分からないよ。はっきりしているのは、もっと試合経験を重ねていきたいということ。これからもっとオレに注目して欲しい」

<フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○佐々木憂流迦
 2ラウンド(4分04秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●ジェネル・ラウザ
勝者佐々木憂流迦のコメント
「本当に楽しかったです。自分のレスリングを見せられてうれしいですね。アルジャメイン・スターリングとトレーニングしたことで自分のレスリングスキルにかなり役立ったと思います。それが今回のゲームプランの大きな部分でした。セルジオ・ペティスを指名したのは悪い意味ではなく、彼のことは尊敬していますし、僕たちのスタイルを考えるとかなりエキサイティングな試合になりそうだと思ったからです」

<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○キム・ジヨン.
 判定2-1(29-28、29-28、28-29)
●メリンダ・ファビアン
勝者キム・ジヨンのコメント
「試合に勝てるだけのことはやれたと思うので、スコアカードが読まれている時もかなり自信はありました。次の試合は韓国でやりたいですね。アジアや韓国の格闘技代表として戦うことに喜びを感じていますが、同時にプレッシャーや重荷もあります。それでも、チャレンジに立ち向かう覚悟はできています」

※拡大版は週刊ファイト7月5日号に収録されました。


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