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[週刊ファイト6月28日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼It’s Timeベイダー時代~MITB裏のウラ~ドキュメンタリー映像とケーフェイ
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・VADER TIMEとレインボー♪Eyes of the world入場の暴風~1・4猪木戦
・検証MITB中邑真輔の扱い、アスカの秘密、シャーロットのインタビュー
・リック・フレアー、ブルーザー・ブロディ実録映像とミスターポーゴ一周忌
―― 今週はビッグ・バン・ベイダーこと、レオン・ホワイトさんの訃報から始めないといけません。とりあえず、本稿はプロレスに絞ります。もう1本のでキックK-1 vs. RISE、総合格闘技RIZIN、パンクラスにしましょう。
オフレコ まぁ、「余命2年」と言われたことを広言していたから、その都度本誌では報道はしてきてあるし、心臓手術したとかもバックナンバーに残っている。だから、いきなりで驚いたとかはないにせよ、手術も成功して小康状態になったのかと思っていたから、やはり「え!」はあったなぁ。2年はもたず、1年半になるのかな。
―― なにしろデビューが1987年12月、TPG(たけしプロレス軍団)なんで、本誌の人脈的にはあの両国国技館での暴動デビュー戦といい、忘れられないキャラであることは間違いないです。
▼大阪プロレスにダンカン乱入!20年前のTPGプロレスを語り出す・・・スペル・デルフィン
▼ケン・片谷『メシとワセダと時々プロレス』㉚原点 その2:たけしプロレス軍団が現在のプロレス界にもたらしたもの:ビッグ・バン・ベイダー
ケン・片谷『メシとワセダと時々プロレス』㉚原点 その2:たけしプロレス軍団が現在のプロレス界にもたらしたもの[ファイトクラブ]ビッグ・バン・ベイダー
▼ケン・片谷『メシとワセダと時々プロレス』㊸二瓶組長 性誕祭@曙ステーキ:グレート義太夫
オフレコ やはり、入場の時から怖いという。サーベル持ってくるタイガー・ジェット・シン、アブドーラ・ザ・ブッチャーはピンク・フロイドの♪吹けよ風、呼べよ嵐、ブルーザー・ブロディのレッド・ツェッペリン♪移民の歌、そしてベイダーの時代にはレインボーの♪Eyes of the worldが会場に鳴った、と。
グラハム・ボネットにVoが替わってのアルバム『Down to Earth』が出たのは1979年だから、入場曲向きではあるにせよ、ちょっとセンス古いなぁとは思った。その後もずっとテーマ曲だったから定着したけど。It’s Time, Vader Timeで、確かに「ベイダー時代」を築いた。
―― そこですか? まぁ、日本だけでなく、WCWでも世界王者になってと、広く認められた皇帝戦士だったことは間違いありません。
オフレコ あえて電子書籍のみで、WEB版[ファイトクラブ]には出さないけど、藤井敏之さんも書いていた1996年の1・4東京ドーム、猪木さんがセールしまくる試合が記憶に残るなぁ。
―― 本稿収録時点で、井上譲二さんも追悼やると連絡あったので、ベイダー特集は他に任せましょう。2017年4月20日、藤波辰爾デビュー45周年後楽園の藤波辰爾戦後、記念撮影セレモニーの際に昏倒してしまった。あれが実質、最後なんですかねぇ。大阪、博多大会とありましたけど。
オフレコ 享年63。良し悪しはともかく、最後までリングに上がり続けたタイプだとは言える。