[週刊ファイト6月28日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
CIMA、岡村隆志氏がドラゲーから去った本当の理由
・勢いづいている団体はやはり全日プロ
・ドラゲーの社長交代。本当にゴタゴタはなかったのか?
・番頭格のドン・フジイの証言
・CIMAがドラゲーを退団した1番の理由
かつて主力選手の退団や社長交代には必ずスキャンダル性があったが、今年、ドラゴンゲートで起きたCIMA離脱やトップ交代にはキナ臭さがほとんどない。それでも勘繰るファンは今号の記者座談会をぜひ読んで頂きたい。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
後列左より和田修司・顕修塾塾長、宮野孝裕・宮野道場代表、岡村隆志・ドラゴンゲート代表、若槻昌高・正援塾塾長。前列右より塚川師範婦人、塚川醉石師範、酒谷敏生・ACCEL代表
A ダントツ人気の新日プロは別格として今、勢いづいている団体はやはり全日プロですか?
B 勢いづいているというのは言い過ぎかもしれませんが、新日プロ以外で1番業績を伸ばしているのは全日プロでしょうね。月刊の興行数も新日プロやドラゲーと変わらなくなってきた。
C 全日プロの営業部はもうイケイケ。まだ6月なのに暮れの『世界最強タッグ』の日程(11・13後楽園~12・11後楽園)を異例のスピードで発表したからね。発表されたのは14大会だけど、追加があるらしい。
A 失速中のノアなんか8月と9月でわずか10大会ですよ。ある程度、集客が見込める後楽園ホール、大阪府立第2競技場、博多スターレーンがこの中に入っているのが救いですが。
B その3大会は比較的、使用料が高いでしょ? 後楽園は今、130万くらいかな。府立第2は70~80万円。ということはノアにもまだ体力が残ってるってこと。
C ドラゲー、DDT、大日本プロの経営は安定してます。興行の日程とか規模に変化がないのがその証です。
A そこでお聞きしたいのがドラゲーの社長交代。本当にゴタゴタはなかったのですか?
ドン・フジイ、CIMA