« ミスターポーゴのWWSプロレス設立10周年記念興行9・20群馬県伊勢崎大会カード発表 | メイン | 初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス9・8 『STRONG PROOF〜強さの証明〜』見どころ 徹底分析 »

怒りが収まらないZERO1・公式サイトで小川を痛烈批判〜IGFで実現しなかったカードは場外戦へともつれこんだが、ここにきて小川が初めての反論!

 前回の当ブログに記したように、小川直也の9・25『INOKI GENOMU13』ボイコットが波紋を広げている。

 本日9月6日。ZERO1の公式サイトで改めて小川直也に対する批判を掲載していた。改めてオファーの件に関しては完全否定。「小川が困るとよく使う発言」だと、小川の挑発にはのらないという意思も示している。反面、「もし、IGFから参戦に関する正式なオファーを頂いた場合は、その時になって可能、不可能を選手と話し合い考えさせていただきます」と、IGFサイドに対しての配慮も忘れていない。

 さて、「引退しろ」とまで中村代表に書かせた小川の真意はどこにあるのか? 筆者は昨晩、小川直也と連絡を取ることが出来た。
 「ZERO1の中村代表が君のブログ批判をしているのを知っている?」と聞くと、「知っているよ!何を言われようと、書いた内容を曲げることはない!」と…初めて中村代表の批判に対して受けて立つ姿勢を示した。ZERO1からどれだけ批判をされようと、小川のZERO1に対する態度は変わりそうにない。

100906Ogawa.jpg

 「小川が困るとよく使う発言」と、ZERO1側は批判をしているが、彼は現在、IGFで年間4試合しか参戦していない。プロレス会場よりは、柔道会場で彼を見かける方が多いだろう。そう考えれば、小川が困ってガツガツと他団体に試合を仕掛けていくことは、最近の生活からは考えられないし、困った様子も見受けられない。そう考えると、「小川が困るとよく使う発言」という批判は当てはまらない。
 昨日、週刊紙や新聞社にも取材を入れてみたが、はっきりとした答えをつかんでいる媒体はない。今回の出場辞退の真相は、どうやら小川の胸の中にだけにしまわれている状況だ。

 仮に小川直也とZERO1選手との対戦カードが実現したとしても、小川に対抗しうるZERO1選手とはだれか? 猪木50周年記念興行を飾れる小川の相手を想像するが、答えを探しても出てこない。そう考えると、やはりオファーは架空の話なのか?
 以前、歴代の柔道メダリストたちが囁いていた。「本当の小川の強さを知っている俺達から見れば、そこら辺のプロレスラーとかみ合うわけがない」と。ショッパイとか、チキンと業界では言われているものの、小川と組んだ者にしかわからない小川の底知れぬ圧力。その圧力とかみ合うだけの選手がいない限り、小川の強さは評価されにくいだろう。
 そう考えれば、故橋本真也は最もかみ合うだけの圧力と気力を備えた相手であり、パートナーであった。その橋本の古巣との場外乱闘は、今のところどこへ向かおうとしているのか。さらなる取材を元に、このテーマを書き続けていきたいと思う。

 なお、事態が大きくなったことを受けて、本日小川直也はIGFオフィスに向かった。この会談で新たな展開になるのか、その進展を見守りたい。

100906OgawaTakao1273.jpg
                   小川直也と筆者・高尾淳
週刊マット界舞台裏'10年09月09日号〜ゼロワン首脳が悪者

About

2010年09月06日 17:43に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ミスターポーゴのWWSプロレス設立10周年記念興行9・20群馬県伊勢崎大会カード発表」です。

次の投稿は「初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス9・8 『STRONG PROOF〜強さの証明〜』見どころ 徹底分析」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。