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“頭突き世界一”富豪2夢路も締め落とされた! “帝王”ジャガーの猛威が止まらない! 10・5地下プロレス『EXIT』

 世界屈指のゲイタウン・新宿二丁目にて蘇った、禁断のアングラ格闘文化・地下プロレス『UNDERGROUND WRESTLING EXIT』。その一種異様な世界観を、当サイトでも前回8・24大会に潜伏しリポートしたが、同大会の模様はその後、人気アウトロー系月刊誌『漫画実話ナックルズ』11月号(ミリオン出版)の巻頭特集として大々的に取り上げられ、その注目度はさらなる高まりを見せた。

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これが雑誌効果か!? 噂の地下プロレスを一目見ようと、前回以上の多くの観客が漆黒のリングを見守った


 ナックルズ効果か、前回以上の盛況を見せた5日の第3回大会『EXIT-3 SHOUT』。前回大会でも実力を見せつけた“地下の帝王”第21代WUW(World Underground Wrestling)王者ジャガー・ロゴフスキーは、今大会ではPK-1スーパーウェルター級王者・紅闘志也、NWAインターナショナルタッグ王者・澤宗紀と“チャンピオン・トリオ”を結成。迎え討つは、EXIT日本人勢のエース格・富豪2夢路。弟分の三州ツバ吉、初参戦のタノムサク鳥羽を従えて、満を持しての地下帝王との初対決となった。

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ショック! 夢路が落とされた! ジャガーの強さ、やはり本物だ…

 
 夢路との体格差は歴然のジャガーだったが、やはり地下帝王の実力は本物。鳥羽相手に打撃でリードを奪い、夢路との対戦では、グラウンド中心に組み立てるクレバーな戦法を見せる。そしてバックを奪ったジャガーの腕が、夢路の太い首に絡みつく。胴締めスリーパーがガッチリと極まった。やがて夢路の全身から力が抜け、ピクリとも動かなくなった。レフェリーRIKIYAが、大慌てでストップの指示を出す。日本人エース・富豪2夢路惨敗。ジャガー・ロゴフスキー、やはり恐るべし――!

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ハードさはグレードアップする一方! リングどころか、会場まで壊れそう!?


 試合後意識を取り戻した夢路は、

「何なんだアイツは!? 俺も長年プロレスやってるけど、あんな動きをする奴、見たことないよ。確かに強いよ、アイツは強い。悔しいよ。次は絶対シングルでやらせろ! って言いたいね」

 と、ジャガーとのシングル戦を熱望。すべてはWUW会長・イワノフ・ロゴスキーJr.(あの『空手バカ一代』イワノフの息子!)の決定次第であり、カード発表は常に当日までシークレットのEXITではあるが、夢路熱望のこの禁断の一騎打ち、次回11・24大会で実現なるか、大いに注目だ!


■『UNDERGROUND WRESTLING EXIT-3 SHOUT』
2008年10月5日(日)開始:14:00
会場:新宿二丁目「BAR EXIT」

<第1試合>
○AKIHIRO(6分59秒 腕ひしぎ逆十字固め)●ロス・フェイス

<第2試合>
○小笠原和彦(8分27秒 TKO)●JOM
※左中段蹴り

<第3試合>
○吉川祐太(7分54秒 TKO)●加藤誠
※ハイキック

<第4試合>
○矢野啓太(9分11秒 ラクダ式ショルダーロック)●磯英弥

<第5試合>
○ジャガー・ロゴフスキー(第21代WUW王者)、紅闘志也(PK-1スーパーウェルター級王者)、澤宗紀(NWAインターナショナルタッグ王者)
(11分50秒 胴締めスリーパーホールド)
●富豪2夢路、三州ツバ吉、タノムサク鳥羽

※試合はすべて時間無制限一本勝負。決着はKOかギブアップのみ

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2008年10月06日 10:41に投稿されたエントリーのページです。

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