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地下プロレス絶対王者は、梶原ロマンの末裔!? 君は、ジャガー・ロゴフスキーを見たか!?

 24日「UNDERGROUND WRESTLING EXIT」(地下プロレス)にて、異様な出で立ちで並々ならぬ存在感を示した「第21代世界地下王者」ジャガー・ロゴフスキー。実はこのロゴフスキー、かの不朽の名作『空手バカ一代』にて、マス大山がフランスで対決した地下プロレスの帝王「イワノフ・ロゴスキー」の孫なのではないかという噂が囁かれているのだ!

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黒マスクで隠された顔、鍛え抜かれた肉体…
これが地下の王者、ジャガー・ロゴフスキーだ!


 『空手バカ一代』によると、マス大山はフランス地下プロレスのリングにて帝王イワノフ・ロゴスキーを撃破したが、悪辣な興行主・カイザーは、大山を地下世界から解放することを許さなかった。しかし、真剣勝負の末に芽生えたイワノフとの友情が、大山の窮地を救った。イワノフは大山が拘束される地下室に単身乗り込み、大山を解放する。そしてイワノフは、宝石の埋め込まれたロゴスキー家伝来のペンダントを手渡し、「これを売ってパリから脱出しろ!」と、無一文となっていた大山を命懸けで助けたのだった。

 18世紀フランス暗黒社会で発祥したといわれる地下プロレスが、永い空白を経て、この日本で甦った背景には、世界のゴッド・ハンドと、地下プロレスの元帝王との友情物語が絡んでいるのではないか、という憶測も流れている。元帝王・イワノフの孫と噂される現帝王・ジャガーの腰に巻かれるチャンピオンベルトも、木彫りの「和」テイストの造り。地下プロレス復興の舞台に日本が選ばれたのも、これだけの因縁が揃うと単なる偶然では片付けられないように思える。

 しかもよく考えるとこのイベントには、特別レフェリーとして小笠原和彦、参加選手に『紅の挑戦者』の主人公の名を継承したキックボクサー・紅闘志也と、「極真カラテ」もしくは「梶原一騎」と只ならぬ因縁を持つ者たちが名を連ねているのも見逃せない。これも偶然の積み重ね、と簡単に看過してよいものだろうか!?

 この日のセミに登場した「第21代地下世界王者」ジャガー・ロゴフスキーは、打撃・グラウンドともに、対戦相手の磯英弥を圧倒。切れ味鋭い蹴りもさることながら、グラウンドで流れるようなパスガードからマウントポジションを奪ってみせたあたり、現行の総合格闘技にも対応する、かなりの実力派のようだ。
 今後このジャガーから、「地下の帝王」の座に挑む者は誰になるのか、そしてこの「EXIT」のリングで、謎に包まれたジャガーの素性が暴かれる日はやって来るのか、10月5日(日)の次回大会も目が離せない。

 この「EXIT」絶対王者、本当に『空手バカ一代』の地下帝王の血を引く、暗黒界のサラブレッドなのか!? 信じる、信じないは、貴方次第である――!

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2008年08月25日 16:12に投稿されたエントリーのページです。

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