UFCがCMパンクと契約発表!12・6『UFC 181: Hendricks vs. Lawler 2』

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(C) Photo Courtesy of UFC

 2014年12月6日にネバダ州ラスベガスで『UFC 181: Hendricks vs. Lawler 2』が開催された。

 この大会には、WWEを離脱したスーパースター、CMパンクが来場していたが、大会前からダナ・ホワイトUFC社長は、CMパンクと選手契約の話し合いをする事を語っており、大会中にダナ・ホワイト社長がツイッターで契約した事を発表。CMパンクも「2015年に会おう」と声明を出している。

 ジョニー・ヘンドリックスvsロビー・ローラーのウェルター級タイトルマッチ。両者は、ジョルジュ・サン・ピエールの王座返上に伴い、2014年3月に開催された王座決定戦で対戦したばかり。激しい打撃戦の末、5ラウンドの最終局面でテイクダウンに成功したヘンドリックスが判定でチャンピオンに輝いた。爆発的な打撃力と高いテイクダウンのスキルを持つ鉄人ローラーを再び迎え、ヘンドリックスが初防衛を目指す。試合は前半にジョニヘンがテイクダウンなどで攻めるも、後半にローラーが逆襲。ジョニヘンのテイクダウンを潰して連打でローラーが有利に。非常に接戦、判定泣かせの試合となったが、スプリットでローラーが判定勝ち。見事に新王者に輝いた。

 また、アンソニー・ペティスvsギルバート・メレンデスのライト級タイトルマッチ。ペティスが1ラウンド終盤でベンソン・ヘンダーソンにアームバーを決め王座を奪取したのは2013年9月。その後、膝の負傷に悩まされ、1年3カ月ぶりの復帰戦で初防衛を飾れるか注目が集まる。一方、メレンデスも元ストライクフォースライト級王者、元WECライト級王者という経歴を誇る選手だけに、激闘が期待できる。試合はプレッシャーをかけてくるメレンデスを凌ぎ、強烈な前蹴りでひるませ、タックルをきって、ギロチンチョークを極めたペティスが一本勝ち。見事に王座防衛を果たした。

 パーソネージ・ターナー症候群を発症させ長期離脱していたトッド・ダフィーが2年ぶりの復帰戦を行なった。アンソニー・ハミルトンと対戦し、豪快に右フックでハミルトンをオクタゴンに沈める戦慄のKO勝利で見事に復帰戦を飾った。

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■ UFC 181: Hendricks vs. Lawler 2
日時:2014年12月6日
場所:アメリカ・ネバダ州ラスベガス

<メインイベント ミドル級王座タイトルマッチ>
○ロビー・ローラー (挑戦者) 
 判定 2-1
●ジョニー・ヘンドリックス (王者)

<セミファイナル ライト級王座タイトルマッチ>
○アンソニー・ペティス (王者)
 2R 1分53秒 ギロチンチョーク
●ギルバート・メレンデス (挑戦者)

<ライトヘビー級>
○トラヴィス・ブラウン
 1R 4分50秒 TKO
●ブレンダン・シャウブ

<ヘビー級>
○トッド・ダフィー
 1R 0分33秒 KO
●アンソニー・ハミルトン

<ライト級>
○トニー・ファーガソン
 2R 4分19秒 チョークスリーパー
●エイブル・トゥルヒーロ

プレミアムカード
<バンタム級>
○ユライア・フェイバー (米国)
 2R 1分34秒 チョークスリーパー
●フランシスコ・リヴェラ (米国)

<ミドル級>
○ジョシュ・サマン
 2R 3分08秒 KO
●エディ・ゴードン

<ライトヘビー級>
○コリー・アンダーソン
 判定 3-0
●ジャスティン・ジョーンズ

<女子バンタム級>
○ラケル・ペニントン
 1R 4分59秒 ブルドッグチョーク
●アシュリー・エヴァンス・スミス

<バンタム級>
○セルジオ・ペティス
 判定 3-0
●マット・ホーバー

<フェザー級>
○クレイ・コラード
 判定 3-0
●アレックス・ホワイト

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