「ハポン軍団のヘビー級誰か」の参戦で話題となった、KAIENTAI DOJOの10・15後楽園ホール大会が終了した。
観衆は1003人と、スタンドに若干空席はあるものの、びっちり据えたリングサイド席は完売。3桁で北側を塞ぐ他団体に比べればまずまずの入り。
客席でも目立ったのはやはりL.I.Jの帽子やTシャツで、新日プロブームを牽引するその圧倒的人気を見せつけた。
当然TAKAとしてもここはさらにL.I.J勢を利用したいところで、試合を3本勝負に変更して敗退後、年明けの『TAKAタイチマニア』への遺り2人(内藤・EVIL)の参加を要求。
歓声の中、SANADAがマイクを持って場内が大きくどよめいたが、あっさりBUSHIに渡し、
「やってやるよ! エンセリオ! 」
と快諾。
そこへ梶トマトが登場すると、BUSHIとのシングル戦をぶち上げ、「ト・マ・ト」で締める。
内藤までが参戦してのKAIENTAI DOJOとL.I.Jの全面対決への期待で会場のボルテージは最高潮に。
その空気の中、メーンでは滝澤大志CHAMPION OF STRONGEST-Kを4年半振りに奪還し、号泣。
次戦の相手に梶トマトを指名し、
「負傷者がいて、俺ら若手とベテランの狭間組が頑張らないといけない。滝トマじゃないとできない試合をやろう」
と、L.I.J他新日プロ勢頼りになっているビッグマッチに対してKAIENTAI DO-JO勢としての巻き返しを誓って締めた。
L.I.Jを投入しつつ、KAIENTAI DO-JOのファンを増やす事はTAKAみちのくとしても当然目指すところだし、ファンとしてもKAIENTAI DO-JO勢の頑張りで面白い試合が観れるのは大歓迎で、『TAKAタイチマニア』に向けての好循環が期待できそうだ。
あっさり2本連取されたが、興行としては成功で、してやったりのTAKAタイチ
新日本プロレス @njpw1972
10.21(土)東金アリーナ大会ではあべみほ2shotサイン入りチェキ会を行う事になりました❤️https://t.co/zfucArKbxV@njpwworld 放送もあるので是非ご覧くださいませ📹❤️ pic.twitter.com/ED1yL5HTCd
— あべみほ (@abemiho0110) 2017年10月19日
※取材詳細版は『週刊ファイト10月26日号』に収録されました。
■ KAIENTAI-DOJO 東京スーパービッグショー
日時:10月15日(日) 開場11:00 開始12:00
会場:東京・後楽園ホール 観衆1003人
<第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
リッキー・フジ ●テイラー・アダムス 瀧澤晃頼(ASUKA PROJECT)
11分52秒 ヨシタニック
洞口義浩 ○マリーンズマスク ERINA
本家マリーンズとちがって絶好調のマリーンズマスク
<第2試合 笹村あやめデビュー戦 シングルマッチ 15分1本勝負>
○バンビ
6分32秒 バンロック⇒ギブアップ
●笹村あやめ
デビュー戦ながらもポテンシャルをみせつけた笹村あやめ
<第3試合 キャプテンフォール6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○GO浅川(キャプテン) 梶トマト 遊馬
9分43秒 ブリザードスープレックスホールド
●DOUKI(キャプテン) 本田アユム 最上九
※キャプテンからフォール・ギブアップ等を奪った場合のみ決着
※退場順:1.梶トマト、2.本田アユム、3.遊馬、4.DOUKI
梶トマトも絶好調。マリーンズマスクとのコンビで新日ジュニアタッグリーグ戦への出場を期待
<第4試合インディペンデント・ワールド・世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]
○佐々木大輔(DDT)
14分03秒 クロスオーバーフェイスロック⇒ギブアップ
●旭志織
[挑戦者]
※第25代王者が2度目の防衛に成功
旭志織は佐々木大輔ワールドに呑み込まれた
<第5試合 Road to TAKA&タイチマニア スペシャルタッグマッチ 30分3本勝負>
TAKAみちのく タイチ(新日本プロレス)vs. SANADA(新日本プロレス) BUSHI(新日本プロレス)
1本目
●TAKAみちのく
1分55秒 リングアウト
○SANADA
2本目
●TAKAみちのく
7分43秒 Skull End⇒ギブアップ
○SANADA
2対0でL.I.J組の勝利
<第6試合 STRONGEST-K TAG選手権試合 3WAYタッグマッチ 60分1本勝負>
[王者組]
吉野コータロー ○ダイナソー拓真
10分45秒 ガオバババ⇒片エビ固め
●柏大五郎 ヤス・ウラノ(フリー)
※第35代王者組が初防衛に成功
もう一組は、木高イサミ(プロレスリングBASARA) 十嶋くにお
一番ウケたのが小高イサミに対する十嶋くにおのスリッパ攻撃なのは王者組としては痛し痒しか
<第7試合 CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合 60分1本勝負>
[王者]
●タンク永井
23分32秒 高飛車⇒片エビ固め
○滝澤大志
[挑戦者]
※第24代王者が初防衛に失敗
※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’17年09月07日号全日両国メイマク金商売トリプレマニアTAKAタイチ新日キック