[ファイトクラブ]海外情報局.888 北米進出AAAザ・ネメスTNAメキシコCMLL素手BKBマイアミ

[週刊ファイト09月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼海外情報局.888 北米進出AAAザ・ネメスTNAメキシコCMLL素手BKBマイアミ
 一週間分の海外情報!2026年8月27日~2026年9月2日
・ザ・ネメスがタッグ王座防衛!Lスレーターが世界王座挑戦へTNA iMPACT!
・エチセロがエディ・キングストンを退け王座3度目の防衛CMLLアレナメヒコ
・AAA「Ola de Calor 2026」ラ・パルカがラテンアメリカ王座戴冠
・グスタボ・トルヒーヨが9度目のKO勝利でヘビー級王座防衛BKB58マイアミ


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ザ・ネメスがタッグ王座防衛!Lスレーターが世界王座挑戦へTNA iMPACT!

(C)TNA
 2026年8月27日、TNA「Thursday Night iMPACT!」がカナダ・オンタリオ州ブランプトンのCAAセンターから放送された。

 番組冒頭、TNA世界王者とTNA世界タッグチーム王者の二冠を保持するニック・ネメス、ライアン・ネメスが登場。二人はロックダウンを経て再び世界タッグ王座を手にしたことを祝福し、自分たちこそプロレス界最高のファミリーだとアピールした。

 そこへTNA Xディビジョン王者レオン・スレーターが割って入り、ニック・ネメスと対峙。スレーターは「Option C」を行使し、Bound for GloryでTNA世界王座に挑戦することを宣言した。

 さらにスレーターは世界タッグ王座にも目を向け、パートナーとしてリッキー・ソーサを選択。ディレクター・オブ・オーソリティのサンティーノ・マレラが、メインイベントとしてザ・ネメス対スレーター&ソーサによるTNA世界タッグチーム王座戦を正式決定した。

 イライジャはベア・ブロンソンと対戦。ブライアン・マイヤーズが見守るなか、両者は激しい打撃戦を展開した。

 ブロンソンがサイドウォークスラムやチョークボムで追い込む場面もあったが、イライジャはアラバマスラムから反撃。最後はブロンソンがロープに登ったところへニーストライクを叩き込み、ハイウェイズマン・フェアウェルで3カウントを奪った。

 しかし試合後、ザ・システムがリングに乱入してイライジャを襲撃。イライジャがロックダウンでの抗争から新たな標的となった。

 負傷者報告では、ロックダウン出場者の多くが重傷を負ったことが明らかになった。

 KCナバロは欠場を余儀なくされ、ジェイソン・ホッチは肋骨を打撲。セドリック・アレクサンダーもロックダウンのXディビジョン戦以降、試合出場を控えている。

 さらにTNAインターナショナル王者ムスタファ・アリは肺穿孔により欠場すると発表された。

 TNAノックアウト世界タッグチーム王者となったアリーが登場。ロックダウンでキーラ・ホーガンとともに王座を獲得したことを喜び、キーラに改めてTNAのリングに戻ってきたことを歓迎した。

 キーラもTNAへの強い思いを語り、TNAに戻ってきたことを「家に帰ってきた」ように感じているとした。

 一方、エレイナ・ブラックもロックダウンを振り返り、自身のパフォーマンスには誇りを持っているものの王座を獲得できなかったことへの悔しさを吐露。「エレイナ時代」の始まりだと宣言した。

 ジェイソン・ホッチはトレイ・ミゲルと組み、ジョン・スカイラー&スペシャルエージェント0と対戦。

 試合序盤からオーダー4側はミラ・ムーアの介入を交えながらホッチの負傷した肋骨を攻撃。エージェント0はホッチを鉄柱やターンバックルに叩きつけ、タワースープレックスまで繰り出して追い込んだ。

 それでもホッチは耐え抜き、ミゲルへのタッチに成功。ミゲルがスカイラーに延髄斬り、メテオラと攻撃を畳みかけ、最後はエージェント0がホッチを場外へ投げ飛ばした隙を突いてスカイラーをフォール。ミゲル&ホッチ組が勝利した。

 試合後、病院にいるムスタファ・アリからホッチへメッセージが届く。アリは休戦を提案し、オーダー4への復帰を持ちかけるという新たな展開を見せた。

 舞台裏ではライチャスがBDEとリッチ・スワンの前に現れた。

 スワンが退去を求めるなか、ダッチはBDEにスポットライトを当てるため、運営責任者ダリア・レイに試合を組むことを提案。BDEに提案を残してその場を去った。

 そして注目されたのがエイブリー・スタイルズの登場である。ジア・ミラーがTNA最新契約選手としてエイブリーを紹介。エイブリーはTNAとの契約について「夢が叶った」と語り、ここから自身の物語を始める決意を示した。

 そこへムースが現れてエイブリーにアドバイスを送り、さらにフランキー・カザリアンも加わった。

 カザリアンはエイブリーに対し、父親の足跡を単に追うのではなく、自分自身の道を歩んでほしいと激励。エイブリーならできると太鼓判を押した。
 
 TNAノックアウト・テレビジョン王座決定戦は、M by Elegance対ジェイダ・ストーン。トーナメント戦とは異なり時間制限なしで行われた決勝戦。序盤から両者が丸め込みを連発し、ストーンはミサイルドロップキック、スタンディングムーンサルトで攻勢に出る。

 対するM by Eleganceは場外でストーンをエプロンに叩きつけ、さらにホイールバロースローでダメージを与えた。リング内でも負傷した腕を集中攻撃し、チョークホールドやフォールアウェイ・スラムで追い込んでいく。

 ストーンもスパーク・スタナー、619、ダブルストンプ、ムーンサルトと反撃。Mのタワー・オブ・エレガンスを2カウントで返すなど粘りを見せた。

 終盤、Mがムーンサルトをかわされると、ストーンもスパーク・スタナーを狙う。しかしMがこれをかわし、丸め込みから切り返して3カウント。M by Eleganceが勝利し、TNAノックアウト・テレビジョン王座を獲得した。

 メインイベントは、TNA世界タッグチーム王者ザ・ネメス対リッキー・ソーサ&レオン・スレーターの王座戦。

 試合開始前、ニック・ネメスは観客に向けて王座を守ってリングを後にすると宣言。対するスレーター&ソーサは若さとスピードを武器にネメス兄弟へ挑んだ。

 スレーターはライアン・ネメスに10カウントの打撃を浴びせ、ソーサとの連携で攻撃。さらにスレーターがライアンをユートピアで叩きつけるなど、挑戦者組が序盤から王者を追い込んだ。

 中盤に入るとネメス兄弟がスレーターを孤立させる。ニックとライアンは交互に攻撃し、目や肩への集中攻撃も見せた。スレーターはスーパーキックでライアンを倒して脱出を図るが、両軍ともダウンする激しい攻防となる。

 終盤はソーサとニックの一騎打ちに。ソーサがムーンサルト、ツイストネックブリーカー、ブルーサンダーボム、スプリングボードカッターと畳みかけ、ニックから何度も2カウントを奪う。

 さらにソーサがパワーボムを決めてフォールするもニックは返す。ソーサがヘッドショットを狙ったところ、ニックがデンジャーゾーンで切り返し、そのまま3カウントを奪取した。

 ザ・ネメスが世界タッグ王座を防衛。スレーターはこの日、タッグ王座こそ逃したものの、すでに「Option C」によってBound for Gloryでニック・ネメスのTNA世界王座に挑戦することが決まっている。

 ロックダウン後のiMPACT!は、ニック・ネメス対レオン・スレーターの世界王座戦、エイブリー・スタイルズのTNAデビュー、ムスタファ・アリとジェイソン・ホッチの関係など、次なる抗争を一気に動かす内容となった。

■ TNA iMPACT!
日時:2026年08月27日(現地時間・放送日)
会場:カナダ オンタリオ州ブランプトン・CAA センター

<第1試合 シングルマッチ>
○イライジャ
 ハイウェイズマン・フェアウェル⇒ピンフォール
●ベア・ブロンソン
(ブライアン・マイヤーズ同席)

<第2試合 タッグマッチ>
○トレイ・ミゲル ジェイソン・ホッチ
 メテオラ⇒ピンフォール
●ジョン・スカイラー スペシャルエージェント0
(オーダー4による)

<第3試合 TNAノックアウト・テレビジョン王座決定戦>
○M by Elegance
 丸め込み⇒ピンフォール
●ジェイダ・ストーン
※M by Eleganceが初代TNAノックアウト・テレビジョン王者となる。

<メインイベント TNA世界タッグチーム王座戦>
【王者組】○ザ・ネメス(ニック・ネメス ライアン・ネメス)
 デンジャーゾーン⇒ピンフォール
【挑戦者組】●リッキー・ソーサ レオン・スレーター
※ザ・ネメスが王座防衛。

エチセロがエディ・キングストンを退け王座3度目の防衛CMLLアレナメヒコ

(C)CMLL

 8月28日、メキシコシティのアレナ・メヒコでCMLL「Viernes Espectacular」が開催された。

 この日の大会では、スターダムから舞華、星来芽依、舞島エマが参戦。3月以来のCMLL登場となった舞華と星来に加え、舞島エマもメキシコマットに姿を見せ、メヒカーナ勢のダーク・シルエタ、ジュビア、セウシスと対戦した。女子6人タッグでは、入場時から日本勢とメヒカーナ勢が対照的な存在感を見せる。舞華を先頭に星来、舞島がアレナ・メヒコの大階段を下り、対する3人は「ラス・インフェルナレス」として揃いのコスチュームで登場した。試合は序盤から激しい攻防となり、セウシスに3人同時のドロップキックを浴びせたスターダム勢だったが、舞華のフォールはジュビアがカット。さらに3人掛かりのブレーンバスター合戦では日本勢が制するなど、互いに一歩も引かない展開となった。終盤には場外戦も激化。舞華、星来、舞島に対してジュビア、セウシス、シルエタもプランチャやトペ・コンヒーロを繰り出し、リング内外を縦横に使った攻防を展開する。最後は星来がセウシスをスープレックスから「流れ星」で叩きつけ、3カウントを奪取。舞華、星来、舞島のスターダムトリオがCMLL勢を下した。

 第4試合では、CMLL世界タッグ王座挑戦権を懸けた3WAY戦が行われた。イホ・デ・ビジャノ3号&ビジャノ3号Jr.、イホ・デ・ブルー・パンテル&ブルー・パンテルJr.、へメロ・ディアブロ1号&2号という3組の兄弟タッグが激突。アニベルサリオで行われる王座戦への出場権を争う重要な一戦となった。試合開始前から場外では乱闘が勃発。イホ・デ・ブルー・パンテルが大階段からプランチャを放つ一方、ブルー・パンテルJr.が場外のビジャノ兄弟へ飛ぶなど、激しい攻防が繰り広げられた。最後はビジャノ兄弟がイホ・デ・ブルー・パンテルを捕らえ、ビジャノ3号がコーナー上からリングへ叩き落として3カウント。ロス・ビジャノスが挑戦権を獲得し、9月18日のCMLL世界タッグ王座戦へ駒を進めた。

 第5試合のマッチ・レランパゴではブルー・パンテルとグラン・ゲレーロが激突。残り時間を意識したスピーディーな攻防となった。ブルー・パンテルは場外へのトペを連発し、さらに花道からプランチャを敢行。グラン・ゲレーロも雪崩式サモアン・ドライバーを繰り出したが、いずれも3カウントには届かない。残り13秒、グラン・ゲレーロが攻撃を重ねて勝利を確信したところで、ブルー・パンテルが一瞬の丸め込み。これがそのまま3カウントとなり、青豹が時間切れ寸前で勝利を手にした。

 第6試合では、アニベルサリオでマスクや髪を懸ける選手たちによる8人タッグが行われた。ミスティコ、テンプラリオ、ドラゴン・ロホJr.、スタルJr.のテクニコ軍と、ウルティモ・ゲレーロ、アベルノ、カベルナリオ、サンドカンJr.のルード軍が対戦。試合前からドラゴン・ロホJr.とカベルナリオが客席へ突っ込むなど、異様な緊張感が漂った。さらにミスティコの入場時にはアベルノが花道で襲撃。ミスティコのマスクを剥ごうとし、テンプラリオのマスクも破くなど、ルード軍が徹底的に攻撃を仕掛けた。しかしミスティコが反撃の突破口を作ると流れは一変。アベルノとカベルナリオをまとめてロープに引っ掛けて619を決めるなどテクニコ軍が猛反撃する。場外ではドラゴン・ロホJr.がトペ・コンヒーロ、スタルJr.がムーンサルト、ミスティコがトペを繰り出す。最後はテンプラリオが花道からサスケスペシャルを敢行し、ウルティモ・ゲレーロをフォール。テクニコ軍が勝利した。

そしてメインイベントでは、CMLL世界ヘビー級王者エチセロがAEWから参戦したエディ・キングストンを迎え撃った。キングストンはゴングと同時に突進し、エチセロを激しく攻め立てる。エチセロのマスクに手を掛け、花道の階段へ頭を打ち付けるなど荒々しいファイトを展開。かつて新日本プロレスのSTRONG無差別級王座も獲得したキングストンだけに、CMLL世界ヘビー級王座を巡る国際対決となった。エチセロもキングストンのチョップを利用してフォールへ持ち込むなど、独特の関節技と丸め込みで対抗。最後はキングストンの腕を捕らえ、足を絡めながら「エチセロゴロゴロ」で丸め込んで3カウントを奪った。エチセロが10分04秒でキングストンを下し、CMLL世界ヘビー級王座の3度目の防衛に成功。AEWからの刺客を退け、王者としての存在感を改めて示す結果となった。

8月28日のアレナ・メヒコ大会は、STARDOM勢の参戦、アニベルサリオへ向けたマスク・髪を懸けた抗争、CMLL世界タッグ王座戦線の動き、そしてエディ・キングストンのCMLL世界ヘビー級王座挑戦と、今後につながる要素が数多く盛り込まれた大会となった。

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