[ファイトクラブ]海外情報局.861 メキシコCMLL-AAA北米TNA好調ポーランドKSW王座戦

[週刊ファイト03月05日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼海外情報局.861 メキシコCMLL-AAA北米TNA好調ポーランドKSW王座戦
 一週間分の海外情報!2026年2月20日~2026年2月26日
・イライジャがギターケース棺桶マッチで勝利!TNA iMPACT!
・ヴィタリー・ヤクィメンコ新王者!KSW 115
・AEW勢来襲!Jコンセホ、Aアレキサンダー勝利!CMLL金曜
・Dミステリオ、HDヴィギンゴ契約調印式!Lucha Libre AAA


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イライジャがギターケース棺桶マッチで勝利!TNA iMPACT!

(C)TNA

 2月19日(現地時間・放送日)に『TNA iMPACT!』が放送された。


 今放送のメインでは、イライジャとムスタファ・アリの因縁が遂に一騎打ちで決着をつける事になった。しかもギターケース棺桶マッチという、ギターケースを棺桶として、閉じ込めた方が勝利するという特殊棺桶マッチとなっている。イライジャが怪我から復帰すると、アリは自身の率いるヒールユニット、オーダー4と共にイライジャ襲撃を繰り返していたが、怒ったイライジャは逆に馬に乗って現れ、荒縄でアリをつないで引き回すという復讐に出た。この両者の因縁は最高潮に達し、完全決着をつけることになったのだった。

 また肩の負傷が完治していないイライジャ、更に当然、アリには仲間のオーダー4(スティール、エージェント0、ホッチ、スカイラー)が試合に介入を繰り返し、実質、1対5という形となる。それでもイライジャのアリに対する怒りはそれを上回り、オーダー4を蹴散らし、最後はチョークスラムでアリをギターケース棺桶に叩き落として、蓋をしてイライジャの勝利。イライジャが因縁対決に決着をつけた。


 提携団体WWE-NXTに奪われていたTNAインターナショナル王座を奪い返したトレイ・ミゲルに、前王者であるチャニング・”スタックス”・ロレンゾとのリマッチを受けた。ミゲルはライトニング・スパイラルを決めて勝利。ミゲルがスタックスを返り討ちにした。

■ TNA iMPACT!
日時:2026年02月19日(現地時間・放送日)
会場:アメリカ衆国テネシー州ナッシュビル・ザ・ピナクル

<ギターケース棺桶マッチ>
○イライジャ
 棺桶葬
●ムスタファ・アリ

<タッグマッチ>
○シナー&セイント(ジューダス・イカロス&トラヴィス・ウィリアムズ)
 体固め
●リッチ・スワン BDE

<シングルマッチ>
○ジョディ・スレット
 体固め
●テッサ・ブランチャード

<TNAインターナショナル王座タイトルマッチ>
[王者]○トレイ・ミゲル
 体固め
[挑戦者]●チャニング・”スタックス”・ロレンゾ

<シングルマッチ>
○インディ・ハートウェル
 体固め
●ヘザー・バイ・エレガンス

ヴィタリー・ヤクィメンコ新王者!KSW 115

(C)KSW

 2月21日(現地時間)にポーランド共和国ルビンで『KSW 115: Przybysz vs. Yakymenko』が開催された。
 KSW(Konfrontacja Sztuk Walki=コンフロンタチャ・シュトゥク・ヴァルキ)は、ポーランドの総合格闘技団体。団体名はポーランド語で「総合格闘技が激突する」という意味。2009年に地上波Polsatで生中継されたKSW 12は、視聴者数650万人を記録しサッカー EURO 2012に抜かれるまではポーランドのスポーツ中継で史上2位の記録だったほど欧州最大のMMA団体となっている。2017年には本拠地ポーランドで6万人を集めた大会を成功させ、欧州最大のMMA団体として存在感を示している。

 メインイベントのKSWバンタム級王座戦、そしてコメインイベントのウェルター級戦はいずれも判定決着となり、激闘の末に新たな勢力図が浮かび上がった。

 5ラウンド制で行われた王座戦は、まさに接戦であった。王者プシュビシュは豊富な経験とスタミナを武器に、テイクダウンやグラウンドでの主導権確保を狙い、中盤以降は圧力を強める展開。一方、ヤクィメンコは打撃の精度と距離管理で対抗し、カウンターで有効打を積み重ねた。
 ラウンドごとに評価が分かれる内容で、観る者によって勝敗の見方が異なる拮抗した攻防が続いた。最終的に2人のジャッジがヤクィメンコを支持し、スプリット判定で新王者誕生。戦績は11勝2敗となった。プシュビシュはKSWでの長期在位記録を更新していたが、この日ベルトを失うこととなった。
 テクニックとスタミナが噛み合ったハイレベルなタイトルマッチであり、KSWらしい緊張感に満ちた一戦であった。

 コメインイベントでは、3連勝中でフィニッシャーとして評価を高めていたシチェパニアクに対し、アンダードッグと見られていたコジオルジェブスキが粘り強さを発揮した。
 試合はスタンドを軸にした打撃戦が中心。激しい打ち合いが続いたが、決定的なフィニッシュは生まれず、判定にもつれ込んだ。
1人のジャッジがドローと採点したものの、他の2人がコジオルジェブスキを支持。マジョリティ判定で勝利し、これで4連勝。戦績は13勝6敗となった。
 メディアの一部では「大きなアップセット」と報じられ、KSWウェルター級戦線に新たな風を吹き込む結果となった。
 王座交代と番狂わせ。KSW 115は、フルラウンドを戦い抜いた両カードが象徴するように、技術と意地がぶつかり合う夜となった。ポーランドMMAシーンの勢力図は、確実に動き始めている。

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