[週刊ファイト2月19日期間] [ファイトクラブ]公開中
▼UFC前夜でも動じない強さの本質:堀口恭司が貫く“いつも通り”の姿勢
photo:週刊ファイト+(C)Zuffa LLC /UFC by野村友梨乃
・言葉より姿勢で語る:これぞ堀口恭司、“いつも通り”で立つUFC前夜
・“たかが15分”:動じない堀口恭司が示したプロフェッショナルの基準
・「そんなのやるわけないでしょ」:八百長疑惑について堀口恭司が一蹴
・万全の計量、そのまま試合へ:いつも通りの堀口恭司に期待高まる
・RTUの熱をつなぐ一戦:歓喜と落胆の狭間で迎える堀口恭司の一戦
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言葉より姿勢で語る:これぞ堀口恭司、“いつも通り”で立つUFC前夜
2026年2月7日(日本時間8日)、米国ラスベガスのUFC APEXで行われる『UFC Fight Night: Bautista vs. Oliveira』。フライ級6位アミル・アルバジとの一戦を控えた堀口恭司は、試合前から“いつも通り”であり続けている。
元王者との緊急オファーにも動じず、不可解な噂にも過剰反応せず、そして万全のコンディションで迎えた計量。その姿はどれをとっても堀口らしさが十分に表れている。

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“たかが15分”:動じない堀口恭司が示したプロフェッショナルの基準
試合を目前に控えた会見で、堀口は興味深いエピソードを明かした。2月28日(日本時間29日)に予定されていたUFCメキシコ大会で、対戦相手の欠場により空いた枠に、元王者ブランドン・モレノとの試合オファーがあったというのだ。しかも、その連絡はわずか2日前。
だが堀口は、その問いにこう答えた。「もしこの試合(アルバジ戦)に勝てば、やる。もし負けたらできない」3週間間隔で元王者と戦う――普通に考えれば、あまりにリスクの高い話だ。だが、この言葉に違和感はなかった。むしろ、「ああ、堀口だな」と思わされたファンは多かったはずだ。

そもそも堀口恭司というファイターは、試合を特別視しない。以前から「試合だからといって、何かを変えるわけではない。練習と同じ」というスタンスを貫いてきた。U-NEXT格闘技公式YouTubeでのインタビューでも、前戦タギル・ウランベコフ戦から3カ月も経っていないことについて、「試合なんてたかが15分。いつも練習しているから問題ない」と言い切っている。
ここまで割り切れるファイターは、そう多くない。だからこそ、今回のような“もし勝てば、すぐ次”という判断が自然に出てくるのだろう。
結果的に現時点では代替選手としてロニー・カヴァナの名前が挙がっているので、3月のモレノ戦は実現しないだろう。だが、堀口とモレノが近い将来、必ず交わるだろうという予感は消えない。その時こそ、万全の準備を整えた上で、両者の真価がぶつかる姿を見たい。
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