[ファイトクラブ]想定外のカード変更:RIZIN10周年・大晦日で露呈した期待と疑問

[週刊ファイト1月1日期間] [ファイトクラブ]公開中

▼想定外のカード変更:RIZIN10周年・大晦日で露呈した期待と疑問
 photo:週刊ファイト+(C)RIZIN公式 by 野村友梨乃
・RIZIN10周年の大晦日:期待が膨らむほどに見えた運営への不安の影
・カードは消え、疑問が残った:アーチュレッタ問題をどう見るべきか
・直前の怪我による欠場という現実:野村駿太に託された“再起の物語”
・称賛の裏で問われるもの:秋元強真緊急参戦で感じた運営の準備力
・後手の対応か:10年目の大晦日興行に残るマッチメイクの疑問
・11年目のRIZINに求められる課題:運営が背負う責任と信頼構築


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RIZIN10周年の大晦日:期待が膨らむほどに見えた運営への不安の影
 年末格闘技の象徴、それがRIZINの大晦日だ。一年の総決算であり、選手にとってもファンにとっても「特別な一夜」。その舞台に向けて、2025年のRIZINはいつにも増して大きな意味を背負っていた。なぜなら今年は、RIZIN10周年という節目の年だったからだ。

 10年。日本総合格闘技が幾度も浮き沈みを繰り返す中で、RIZINは確かに“年末の主役”として生き残り続けてきた。その集大成として迎える10周年の大晦日。ファンの期待が膨らむのは、あまりにも自然な流れだった。

 そしてその舞台に向けて、今年もRIZINは万全の準備を進めてきた――はずだった。現実は理想通りにはいかなかった。ここにきて相次ぐカード変更、直前での対戦カードシャッフル、緊急参戦の連続。大会が近づくにつれ、胸の高鳴りと同時に、どこか落ち着かない不安が広がっていった。

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カードは消え、疑問が残った:アーチュレッタ問題をどう見るべきか
 象徴的だったのが、フアン・アーチュレッタの出入国に関する問題である。世界的実績を持つ選手の参戦は、それだけで大会の格を引き上げる。ファンが期待するのも当然だった。だが結果として、入国が間に合わずカードは消滅した。この一報に、落胆したファンは少なくないだろう。

 海外選手を招聘する以上、ビザは常にリスク要因として存在する。だが、それは「想定外」ではなく、「想定すべき前提条件」だ。もし事務的なミスで入国ができなかったのだとしたらオファーのタイミングは十分に早かったのか。もし入国できなかった場合の代替案は、どこまで具体的に用意されていたのか。


 それが“年に一度の大晦日”で起きているという点において、ファンの目には「仕方がない」よりも「防げなかったのか」という疑問が残った。

 もちろん、実際の現場では水面下で多くの調整が行われていたはずだ。しかし、興行として重要なのは“やっていたかどうか”ではなく、“そう見えたかどうか”である。

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