[週刊ファイト11月27日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼無我の精神、令和に継承-藤波辰爾×ザック・セイバーJr. 歴史を繋ぐ一戦
(C)ドラディション公式 編集部編
・DRADITION 2025DRAGON EXPO 1995 〜無我〜激闘の記録
・藤波辰爾が“今”を生きるザック・セイバーJr.と全身全霊の一騎打ち
・永田裕志vs.長井満也、57歳同士が意地と誇りをぶつけ合った熱闘
・征矢学、原点・無我の舞台で貫禄の勝利 LEONAを粉砕した“弾道”
▼[Fightドキュメンタリー劇場 49]井上義啓の喫茶店トーク
1979年、新日本プロレスのメキシコ遠征 藤波との友情「カネック物語」
DRADITION 2025DRAGON EXPO 1995 〜無我〜激闘の記録

■ DRADITION 2025DRAGON EXPO 1995 〜無我〜
日時:11月14日(金)
会場:東京都・後楽園ホール
<メインイベント スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負>
●藤波辰爾
9分42秒 ザックドライバー⇒片エビ固め
○ザック・セイバーJr.
<セミファイナル シングルマッチ 45分1本勝負>
●長井満也
13分11秒 リバース・ナガタロックⅢ
○永田裕志
<第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
●LEONA
10分37秒 弾道⇒片エビ固め
○征矢学
<第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○船木誠勝
10分13秒 ハイブリッド・ブラスター⇒体固め
●AKIRA
<第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
越中詩郎 vs. 黒潮TOKYOジャパン
5分48秒 両者反則⇒無効試合
<第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
●倉島信行
8分6秒 ラリアット⇒片エビ固め
○小島聡
<第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○田島久丸
4分44秒 アルゼンチン・バックブリーカー⇒ギブアップ
●三州ツバ吉
<第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負>
○MAZADA
5分1秒 首固め
●竹村豪氏
▼Dradition藤波辰爾が高橋ヒロムと初対決、試合後一騎打ち要求される
豪華!2AW 離脱VM諏訪魔 DGシュン 関本岡林bjw優也 DDT樋口
藤波辰爾が“今”を生きるザック・セイバーJr.と全身全霊の一騎打ち

11月14日、後楽園ホールを舞台に開催されたDRADITIONの特別大会「DRAGON EXPO 1995〜無我〜」において、プロレス界の生ける伝説・藤波辰爾が、現代キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの体現者であるザック・セイバーJr.と、60分1本勝負のシングルマッチで対峙した。年齢差34、キャリアでいえば50年を超えるこの一戦は、まさに“時空を越えた闘い”として、観客の脳裏に深く刻まれることとなった。
試合は握手でスタートし、序盤からベーシックな腕の取り合い、足の絡め合いというクラシカルなレスリングの応酬で進行。藤波は蹴り足を取ってのヒザ固め、さらにチキンウイングへの連携など、年齢をまったく感じさせない技術でザックを揺さぶった。一方のザックも、アームブリーカーやキックで藤波の腕を狙い、試合の主導権を渡すまいと応戦。両者の動きには、一手ごとに読み合いが存在し、会場に緊張と歓声が交錯する空間が生まれていた。

中盤、藤波は場外エスケープを挟みつつ、再びリングに戻ると緩急をつけたドラゴンスクリューから足4の字固めへと流れる展開を見せ、老獪さを遺憾なく発揮。ザックもなんとか回転を試みるが、藤波はその先まで読み切っていたかのように技を絞り上げ、ロープに逃れるまで徹底的に足を破壊しにかかった。
だが、ここで勝負を急いだザックは、必殺のザックドライバーを狙うも、藤波は首固めで切り返し、さらにスリーパーからドラゴンスリーパーへの繋ぎで見せ場を作る。しかし、それをも凌駕したザックはカウンターでついにザックドライバーを炸裂させ、9分42秒、歴史的シングルマッチを制した。
試合後、ザックはマイクを手に「藤波さん、今日はホントにありがとうございました。あと少し、英語しゃべります」と述べた後、「16歳でデビューして以来、こんなに感激したことはなかった。55年のキャリアは素晴らしい。もう一度戦いたい」と英語で再戦をアピールし、深々と頭を下げて大先輩への敬意を示した。
▼NJC2022/ザック・セイバーJr.が内藤哲也を撃破し4年振り2度目の優勝!