[ファイトクラブ]ドラディション豪華!2AW 離脱VM諏訪魔 DGシュン 関本岡林bjw優也 DDT樋口

[週刊ファイト6月8日合併号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼Dradition藤波辰爾が高橋ヒロムと初対決、試合後一騎打ち要求される
 豪華!2AW 離脱VM諏訪魔 DGシュン 関本岡林bjw優也 DDT樋口
 photo & text by 山下達也 w/編集部編
・熱戦湧いた証拠!後楽園ホール終了21:40新旧IWGPジュニア6戦士
・シュンSW諏訪魔長井満也キャプチュードMAZADA岡林裕二関本大介
・2AW吉野コータロー、吉田綾斗speedに観客熱狂!望月、樋口も安定
・古参ファンを引き込むLEONAと北村彰基のグラウンド攻防は好試合に
・大日ストロング王者・青木優也リングアウト勝ちアンディ・ウーMUSASHI
・Dradition門番・倉島信行&三州ツバ吉 HEAT-UP酒井博生&洞義浩口
・「僕にもう少し夢を見させて」ドラゴンファミリー、ドラゴンスタジアム発表


■ レック株式会社 Presents DRADITION 15th ANNIVERSARY
 THE RISE OF SPIRIT TOUR PHASE-1 IN TOKYO
日時:5月30日 (火)
会場:後楽園ホール 観衆:856人

 ドラディション後楽園ホール大会が開催された。今大会はドラディション初参戦の他団体の主力選手が多数見られ好カードが続き、メインまで観客の熱は非常に高かった。
 メインの6人タッグでは藤波辰爾と、新日本プロレス現IWGPジュニアヘビー級チャンピオン高橋ヒロムの新旧ジュニアヘビー級王者対決が実現。開始時、船木誠勝と新崎人生が申し合わせをしたかのようにコーナーに下がり、先発から藤波辰爾と高橋ヒロムの組み合わせとなった。
 試合は藤波がAKIRAをドラゴンスリーパーで仕留めると、高橋ヒロムがリング下から藤波を挑発し一騎打ちを要求。対する藤波もマイクを持ち対戦を受諾、ヒロムにいい返事をすると宣言した。

熱戦湧いた証拠!後楽園ホール終了21:40新旧IWGPジュニア6戦士
<メインイベント スペシャル6人タッグマッチ 60分1本勝負>
新崎人生 船木誠勝 ○藤波辰爾
 12分17秒 ドラゴンスリーパー
●AKIRA 高橋ヒロム 越中詩郎

 アフター50周年第一発のドラディションでの藤波辰爾の試合が、かつての付き人である船木誠勝とみちのくプロレス新崎人生とのタッグ結成となった。対戦相手にはドラディション3度目の参戦となる新日本プロレスの高橋ヒロム、越中詩郎、AKIRAの新旧IWGPジュニアヘビー級チャンピオンチームとなる組み合わせである。
 入場すると船木誠勝が新崎人生に何やら耳打ちをする。最近の船木はこのチームメイトへの耳打ちが多く、これがなかなか面白い。普段マイクを持たない選手に大会の締めをさせたりのサプライズがあり、非常に客受けが良い。この日の新崎人生への耳打ちは先発を藤波辰爾にさせることであった。試合開始直前に新崎人生と共にスッとコーナーに下がると、あっけにとられる藤波辰の前には既に高橋ヒロムがスタンバイしている。この日もお客は大喜びだ。

 試合はオーソドックスな展開から始まるも高橋ヒロムが新崎人生相手に逆拝み渡りを成功させるも船木誠勝のカットに合いトップロープに股間を打つ羽目に。人生も本家拝み渡りを越中相手に見せた。越中詩郎とAKIRAもそれぞれの持ち味を発揮。比較的年齢層の高いドラディションファンを満足させる。

 藤波辰爾がAKIRAをドラゴンスリーパーで締め上げるとAKIRAはたまらずタップ。藤波組が勝利を収めた。

 試合後、エプロンサイドにいた高橋ヒロムがリング内にいる藤波辰爾に人差し指を突き出し何やらアピール、藤波辰爾はマイクを持つと「マイクを持って言うことじゃないけど、テメェさっき何て言った? 一騎打ちだと? そのうちに良い返事を聞かせてやるから待ってろ!」高橋ヒロムは「どうせだったらやりましょうよ。6人タッグじゃ藤波辰爾をあまり感じることが出来なかったんでね。楽しみに待ってますよ」と返答。現在、藤波辰爾は105kgだと言う。果たしてジュニアヘビー級のリミットまで減量をして高橋ヒロムに向かい合う日が来るのか.・・・。

 次大会へのテーマが決まり、藤波辰爾の言う「まだもう少しこのプロレス界で夢を見させてください」は高橋ヒロムの夢でもありファンの夢でもある。

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