ロス軍が反則暴走でストレート負け!「CMLL アレナメヒコ金曜定期戦」

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 4月20日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会のメインは2018年4月13日のメインで行われた試合のリマッチで、テクニコ転向したクラネオがアトランティス、ディアマンテ・アスールと組んでロス・インゴベルナブレスのルーシュ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リングと因縁対決を行った。前回はルードからテクニコに裏切ったクラネオの覆面を剥ぎとってロス軍が反則負けとなるも、大暴れしたという結果で、クラネオとしては、憎きルーシュらに完全勝利して懲らしめてやりたい形だ。しかし、試合は予想通りロス軍が暴走。3対1の状態を作り、テクニコ軍を追い込み、ルーシュは場外でクラネオを痛めつける間に、リングでデル・リングがアトランティスの覆面を剥ぎ取り反則負け。それでもロス軍の暴走は止まらず、2本目はルーシュがクラネオに反則と急所攻撃をレフェリーの目の前やってしまい、また反則負けでストレートでテクニコ軍が勝利。しかし、試合後もルーシュはクラネオの覆面を剥ぎとって攻撃し続ける。これにはクラネオも激怒し、遂にルーシュにシングルマッチで勝負しろと迫った。ルーシュとクラネオの抗争はまだまだ続きそうだ。
 セミファイナルはボラドールJr.、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハのテクニコ軍が、ウルティモ・ゲレーロ、ネグロ・カサスというルードの重鎮がバルバロ・カベルナリオと組んで激突。ベテランルード2人がいるので、3対1の状態を作り、まずはジャベでルード軍が先取。テクニコ軍もすぐに取り返すが、3本目はまたしても、ルード軍の術中にはまり、ゲレーロのゲレーロスペシャル、カサスのカシータでルード軍が勝利した。
 またカリスティコとドラゴン・リーというテクニコ同士のシングルマッチが組まれたが、試合中に、いきなりリーが足を押さえてうずくまり、試合続行不可能となるアクシデントが発生した。元々、痛めていた足を更に痛めて立ち上がれなくなったらしく、リーは担架では運ばれカリスティコのTKO勝利となった。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年4月20日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○アトランティス、クラネオ、ディアマンテ・アスール
 2-0
●ルーシュ、エル・テリブレ、ベスティア・デル・リング

<6人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、ネグロ・カサス、バルバロ・カベルナリオ
 2-1
●ボラドールJr.、アンヘル・デ・オロ、ニエブラ・ロハ

<シングルマッチ>
○カリスティコ
 TKO
●ドラゴン・リー

<6人タッグマッチ>
○ダリス、アマポーラ、セドゥクトラ
 2-1
●プリンセサ・スヘイ、マルセラ、小林香萌