(C)Fight Nights
2014年9月30日にロシア・モスクワで『Fight Nights: Battle 17 – The Great Equalizer』が開催された。このFight NightsもロシアのメジャーMMA団体で、ロシア(東欧)の新鋭が、海外の強豪選手と戦うというマッチメークが中心となっており、過去に、ティム・シルビア、ヴァレンタイン・オーフレイム、ソクジュ、ブレッド・ロジャースという世界的に知名度の高い選手を招へいしている。
今大会では、このFight NightsやM-1といったロシアのメジャー大会で勝利を重ね、現在5連勝中のマキシム・グリシンが、南アフリカ出身ながら、北米の名門アメリカン・キックボクシング・アカデミー所属で現KOTC王者であるトレヴァー・プラングレーと対戦した。
MMAの本場である北米で実績を重ねるプラングレーという実力者を相手にするグリシンの試金石となる試合だったが、1Rこそ、スタンドで互角の戦いであったが、2Rにグリシンの右でプラングレーがぐらつく。ここで、グリシンがパンチラッシュ、プラングレーからダウンを奪い追撃のパウンド。グリシンが見事にTKO勝利を飾った。これで北米メジャー団体からのオファーの可能性も高くなっただろう。
また、WKN世界ヘビー級王者など、キックのタイトルをいくつも保持しているキック王者、ウラジミール・ミネフのMMAデビュー戦がセミファイナルで組まれた。対戦相手はブラジルのキックボクサー、フェルナンド・アルメイダで、ミネフが圧勝。試合開始後、すぐに左フックでアルメイダからダウンを奪い、膝で相手を固定してパウンドで攻め続けるミネフ。最後は亀の体勢になったアルメイダを見て、レフェリーがストップ。ミネフがMMA満点デビューとなった。
■ Fight Nights: Battle 17 – The Great Equalizer
日時:2014年9月30日
場所:ロシア・モスクワ
<メインイベント ライトヘビー級>
○マキシム・グリシン
2R TKO
●トレヴァー・プラングレー
<セミファイナル ライトヘビー級>
○ウラジミール・ミネフ
1R TKO
●フェルナンド・アルメイダ
<73キロ契約>
○ムラッド・マチャエス
1R 腕十字
●アレクセイ・アンジェロブスティ
<ライトヘビー級>
○ミハイル・モフナトキン
1R TKO
●エブゲニ・ゴリヤノフ
<フェザー級>
○オリッグ・ボリソフ
2R TKO
●テン・リギ
<ライト級>
○アハメット・アリエフ
判定
●イスラム・ベギドフ
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