ダルトン・キャッスル王座防衛!コーディ、ケニー・オメガを破る!ROHスーパーカード・オブ・オナーXII

Photo by George Napolitano

 4月7日(現地時間)にルイジアナ州ニューオーリンズで『ROHスーパーカード・オブ・オナーXI』が開催された。
 ROHは、WWE、TNAに次ぐ第3のプロレス団体として注目を集めている。アメリカの北東部と中東部を中心に興行を行っており、熱心なファンが多いことで知られている。ROHのレスリングの特徴としては、高度なレスリング技術が挙げられる。ギミック、マイクパフォーマンス、ストーリーラインに重きを置く前述の2団体と差別化を図っている。この点で日本の団体と似ており、スポット参戦ながら日本人選手が多数参戦したことがあるのも特徴だ。
 今大会のメインはROH世界王座戦で、王者ダルトン・キャッスルが、マーティ・スカルの挑戦を受けた。マンサーヴァント(ボーイズ)を引き連れて派手な入場パフォーマンスでブレイクしたショーマン派の典型だったキャッスルだが、遂にROH最高峰王座を獲得したキャッスルにバレットクラブのスカルが挑戦。ショーマン派のキャッスルをバカにする挑発をするスカルに対し、必殺のエベレスト・ジャーマンを放つキャッスルだが、フォールは奪えず。そしてスカルがパウダーを持ち出すが、キックで迎撃し自爆させたキャッスルは必殺のバン・ア・ランを決める。しかしその直前にスカルがレフェリーの指を痛めつてフォールできないようにしていたので、これでも決まらず。しかし最後はキャッスルが再びバン・ア・ランを決めフォール勝ちして王座防衛を果たした。

 そして、メイン以上に注目されたのが、コーディ・ローデス対ケニー・オメガというバレットクラブ内紛を起こしている両エースが、遂にシングルマッチで直接対決を行った。バレットクラブ日本でのリーダーでありながら、かつてのパートナー、飯伏幸太と組む様になったオメガに対し、バレットクラブ北米リーダーのコーディの不信感は爆発。この内紛にバレットクラブメンバーもどちらに付くか困っているという状況が続いている。そんな中、試合中に、態度を保留しているバレットクラブのヤングバックスが乱入。バレットクラブエリートとして組んでいたオメガに味方しようとスーパーキックを放つも、コーディがよけて、オメガに誤爆。そしてコーディがクロスローズでフォール勝ちをしてしまったのだった。結果だけ見れば、ヤングバックスがコーディについたと思われてもおかしくない状況となり、オメガは、試合後に、ヤングバックスに詰め寄る。ヤングバックスが弁明するが、オメガは信じられないと突き放してしまう。エリートの絆はどうなるのか?今後のバレットクラブの動向から目が離せないだろう。



 また日本から棚橋弘至、坂井澄江、飯伏幸太、石井智宏が参戦した。


棚橋弘至


坂井澄江


飯伏幸太


石井智宏

※他媒体では絶対に不可能な、日本語の媒体でアメプロ最強&最高峰を誇る週刊ファイトの『レッスルマニア』現地取材大特集は、金曜13日発売の4月19日号に収録されました。

■ ROHスーパーカード・オブ・オナーXII
日時:4月7日(現地時間)
会場:ルイジアナ州ニューオーリンズ ウノ・レイクフロント・アリーナ

<第11試合 ROH世界王座タイトルマッチ>
[王者]○ダルトン・キャッスル
 バン・ア・ラン⇒ピンフォール
[挑戦者]●マーティ・スカル
※キャッスルが王座防衛

<第10試合 シングルマッチ>
○コーディ・ローデス
 クロスローズ⇒ピンフォール
●ケニー・オメガ

<第9試合 ROH世界TV王座タイトルマッチ>
[挑戦者]○サイラス・ヤング
 ピンフォール
[王者]●ケニー・キング
※ヤングが新ROH世界TV王者に

<第8試合 ROH世界タッグ王座タイトルマッチ>
[王者]○ブリスコ兄弟(マーク&ジェイ・ブリスコ)
 ドゥームズデイ・デバイス⇒ピンフォール
[挑戦者]●ジェイ・リーサル、棚橋弘至
※ブリスコ・ブラザーズが王座防衛

<第7試合 6人タッグマッチ>
○ソーカル・アンセンサード(アディクション&スコーピオ・スカイ)
 ピンフォール
●ヤングバックス、フリップ・ゴードン
※ソーカル・アンセンサードが王座防衛に成功! 但しキングダムがベルトを持ち逃げ

<第6試合 WOHトーナメント決勝戦>
●ケリー・クライン
 ムーンサルト⇒DDT
○坂井澄江
※坂井が WOHトーナメント制覇

<第5試合 シングルマッチ>
○飯伏幸太
 カミゴェ⇒ピンフォール
●ハングマン・ペイジ

<第4試合 シングルマッチ>
○パニッシュメント・マルティネス
 サウス・オブ・ヘブン(チョークスラム)⇒ピンフォール
●石井智宏

<第3試合 シングルマッチ>
○チャッキーT
 ローリング・クレイドル
●ジョナサン・グレシャム

<第2試合 ROH女子王座決定戦 WOHトーナメント準決勝>
○坂井澄江
 crucifix⇒ピンフォール
●テニール・ダッシュウッド

<第1試合 WOHトーナメント準決勝>
●岩谷麻優
 ギロチン・チョーク
○ケリー・クライン