UFC 223に関するUFC声明!コナー・マクレガー襲撃事件に関して

 2018年4月5日(現地時間)にコナー・マクレガーが『UFC 223』のメディアイベントに乱入した事件に関して、UFCから公式の声明が発表された。以下は、声明文。

「本日、UFC 223:ハビブ vs. ホロウェイのプロモーション活動としてバークレイズ・センターにて行われたメディアイベント中、コナー・マクレガーおよびアルテム・ロボフが12名以上を伴って施設内に侵入した」

「マクレガーとロボフを含む一行は今週末に控えるイベントに出場する数名のアスリートらが乗り込んだ車両を破壊した。NYPD(ニューヨーク市警察)は即座に待機態勢を取り、現在、状況を調査しているところだ。UFCはニューヨーク州アスレチック委員会、バークレイズ・センター保安部、捜査当局と密接に取り組んでいる。すべての関係者がファンおよびアスリートを保護すべく、確実に最高水準の適切な安全予防措置が講じられるように協力している」

「UFCにとって本日の混乱は完全に受け入れがたく、目下、それに続くさまざまな事案に対応しているところだ。即座にロボフは今週末の対戦カードから除外され、今回の一件に関わった個人はいずれも明日の公式計量セレモニーおよびバークレイズ・センターで行われる土曜日のイベントに歓迎されることはない」

 現地5日(木)午後にブルックリンのバークレイズ・センターで行われたUFC 223のメディアデー終了後、施設内で発生した事件により負傷した2名が日本時間4月8日(日)に予定されているUFC 223の欠場を余儀なくされた。

 顔に複数の切り傷を負ったライト級のマイケル・キエーザはニューヨーク州アスレチック委員会とUFCメディカルチームによって試合出場は不可能だと判断されたため、アンソニー・ペティスとの一戦は除外されている。

 ブランドン・モレノと対戦する予定だったフライ級のレイボーグも複数の角膜剥離により試合出場は不可能と判断された。

 また、アルテム・ロボフが事件に関与したため、アレックス・カサレスとロボフのフェザー級マッチも消滅している。

 UFC 223は全10試合で予定通りに行われる。

【UFC 223のメインイベントはヌルマゴメドフ対アイアキンタに変更】

「無敗のUFCライト級ファイター、ハビブ・ヌルマゴメドフは日本時間4月8日(日)にバークレイズ・センターで開催されるUFC 223でチャンピオンベルトをかけて、ニューヨーク出身のアル・アイアキンタと対戦します」

「メインイベントではヌルマゴメドフとフェザー級王者マックス・ホロウェイが拳を合わせる予定でしたが、ホロウェイが試合に適した体調ではないと判断されたため、出場を見合わせることになりました」

「ただ、アイアキンタは公式計量で規定の155パウンドを満たせず、UFCライト級王座はヌルマゴメドフが勝利した場合にのみ授与されます。アイアキンタが勝利してもタイトルを手に入れることはできません。ヌルマゴメドフが勝てば無敗の王者誕生となります」

「アイアキンタはホルヘ・マスヴィダル、ケビン・リー、ディエゴ・サンチェスらを打ち負かし、5連勝中と勢いがあります。とはいえ、次にオクタゴンで対面するのはライト級で最も恐れられるヌルマゴメドフであり、アイアキンタにとってキャリア最大の戦いになることは間違ありません」

全9試合が行われるUFC 223は日本時間4月8日(日)朝9時にスタートする4試合をUFCファイトパスで、11時開始のメインカード5試合をUFC.TVにて購入可能なPPV(ペイ・パー・ビュー)で生配信致します。また、2018年4月14日(土)22時から『FOXスポーツ&エンターテイメント』にて録画放送されることになっています。放送時間および放送内容は事情により変更される場合がございます。予めご了承ください。


※月額999円ファイトクラブで読む(クレジットカード、銀行振込対応)
▼[ファイトクラブ]映画『デトロイト』~WWEタブー境界線とビジネス考~DAZNとマット界

[ファイトクラブ]映画『デトロイト』~WWEタブー境界線とビジネス考~DAZNとマット界

※490円電子書籍e-bookで読む(カード決済ダウンロード即刻、銀行振込対応)
’18年04月05日号全日埼玉 原点回帰 ビンスSr CMA クイズ馬場 IGF RISE ラウェイ