WRESTLE-1 稲葉大樹、黒潮“イケメン”二郎、立花誠吾ほか選手インタビュー

4月4日(水)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。NEW ERAのリーダーである稲葉大樹が出席し、4月18日(水)の後楽園ホール大会で、稲葉&アンディ・ウー&伊藤貴則と組み、抗争中のベテラン勢、近藤修司&河野真幸&NOSAWA論外とNEW ERAの解散を懸けて闘うことを発表した。

今年に入ってベテラン勢からの批判にさらされているNEW ERAとそのリーダーの稲葉。昨日の新木場1stRING大会では5vs5のキャプテンフォールイリミネーションマッチで激突するも、最後は稲葉が近藤のキングコングラリアットに沈み、NEW ERAが敗北を喫した。その後、稲葉は次の後楽園大会で解散を懸けて闘うと宣言。その決戦にベテラン勢からは近藤、河野、論外が出撃することがすでに告げられていたが、NEW ERAも稲葉&アンディ&伊藤で闘うことを正式に発表した。

会見中、稲葉は「勝って黙らせる」と宣言。すでにW-1は自分たちが引っ張っているという自負もあり、周囲の雑音をこの試合をもって遮断する腹積もりであることを明らかにした。

【選手コメント】

稲葉大樹のコメント

「昨日の新木場でのキャプテンフォールイリミネーションマッチで、キャプテンの僕が取られて負けてしまいまして、解散を懸けろということで、ずっと言われ続けていて、なかなか結果を僕自身も出せない中で、4月18日に後楽園ホールでNEW ERAの解散を懸けてベテランの人たちと試合をすることに決めました。カードは僕、アンディ選手、伊藤で、相手は近藤選手、河野選手、NOSAWA選手で解散を懸けて後楽園でやりたいと思っています。NEW ERA自体、若手でもないと思っていますし、ベテランでもないと思っています。NEW ERAはNEW ERAで個々が目標を持ってやっていく中で、僕はNEW ERAが絶対必要だと思っていますので、4月18日は絶対に勝ってNEW ERAをW-1で続けていきたいと思っています」

【質疑応答】

──言いたいことを言われ放題でしんどいというコメントを出されていましたが。

稲葉 しんどいんじゃなくて、嫌なんです。変えるなら変えないと。僕自身もそんなタラタラやっている時間はないと思っているので、変えるなら今。変えられなかったらまたズルズルやって、またなんか言われてこういう感じになると思うので、変えるなら今しかないと思います。変えられなかったらずっとこのままだと思います。僕自身は。

──この試合に勝てば、NEW ERAで変えていけるという自信はあるんですか?

稲葉 変えてるとは思っているので、この試合に勝って黙らせるということですね。もう何も言わせない。

──具体的に変えなきゃいけないところは自分でわかっているんですか?

稲葉 僕はNEW ERAでも引っ張っていたと思うんで。僕自身の目標としては無差別のベルトを取るというのはありますけど。NEW ERAの最終的な目標としてはベルトの総取り。そして誰にも何にも言わせない。っていうのが僕の目標です。

──周りからはNEW ERAは主張がないと言われているんですが、どのように思われますか?

稲葉 主張……個々でやっていると思います。NEW ERAはユニットとして考えているようなんですけど、元々結成した時に言っていたのがユニットではない。同じ方向を向いて、同じ目標を持った若手が集まってNEW ERAという括りを作っただけで、NEW ERAはユニット、ユニットしたことをやろうということではなかったので。個々で目標を持っていればそれでいいと思いますし。

──NEW ERAを続けていくということは、今後も個々の目標を目指して、緩やかにまとまっていくということですか?

稲葉 そうですね。NEW ERAで何かしなきゃいけないよって言うことは僕はないし、動きやすいように動いてもらいたいし、NEW ERAだから一緒にっていう感じで続けたいというのはないです。個々で目標を持ってやっていって進んだ結果、もっとNEW ERAという形でもっと進めるという感じですね。うまく動き的に。

──去年の今頃も分裂の危機がありましたけど。その時みたいに闘ってまた絆を取り戻すという感じですか?

稲葉 絆を取り戻すっていうか、どっちが主導権を握るかっていう闘いじゃないですかね? これに関しては。NEW ERA自体もゴタゴタあったことはありますけど、わかってくれる人はわかってくれるし、離れていく人は離れていくしっていう感じです。その離れていく人を止はしないし、ついてくる人は大事にするし。

──メンバー全員が存続という方向で考えていると解釈してよろしいでしょうか?

稲葉 大丈夫です。


4月4日(水)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。女子プロレスの試合として、木村花&万喜なつみvs朱崇花&長浜浩江のタッグマッチが発表された。会見には4選手が出席。それぞれ意気込みを述べた。

今回、「強い相手と試合をしたい」という花の希望を聞いたW-1サイドが、その対戦相手として用意したのがプロレスリングWAVEの朱崇花だった。そもそも花は朱崇花とプライベートでも交流があり、かねてからタッグを組みたいという希望をW-1にしていたという。ところが、W-1が用意したのはタッグ結成ではなく対戦という形だった。

会見中、「まさか朱崇花選手を(対戦相手として)用意していただくとは思っていなかった」と戸惑いの部分も見せた花だったが、「全力で全身全霊で闘いたい。乗り越えるべき山」と、強敵を前に闘志を燃やしていた。

【選手コメント】

木村花のコメント

「W-1所属の木村花です。今回、4月18日後楽園ホール大会、女子の試合が木村花&万喜なつみvs朱崇花&長浜浩江。いつもはアクトレスの安納サオリ選手と組ませていただいているんですけど、今回はいつも対戦している万喜なつみ選手と組ませていただきます。よろしくお願いします。今まで何回か後楽園ホールで所属として試合させていただいて、まだ自分の中で全力を出し切れていないって感じていて、やるからには自分が危機感を持ち、本気を出さないとやばいって思うような相手と試合をしないと自分もエキサイトしないし、見ているW-1のお客様もエキサイトする試合ができないと思っていて、W-1の方に強い方と試合をしたいですとお願いしました。今回、そのお願いを聞いてもらったんですけど、まさか私がずっと朱崇花さんとタッグを組んでやりたいと伝えていたんですけど、まさかその朱崇花選手を(対戦相手として)用意していただくとは思っていなかったので。朱崇花選手の試合は今まで見てきて身体能力が高くて、ただがんばるだけじゃ勝てないっていうのはわかってます、今回タッグをずっとやりたいと言い続けていた朱崇花さんを用意してくれた意味を考えて、決まってしまったからには全力で全身全霊で闘いたいと思います」

万喜なつみのコメント

「アクトレスガールズの万喜なつみです。今回、後楽園ホールでいつも出させていただいているんですけど、いつも花選手は自分の隣ではなくて、対面で闘っている選手ではあったんですけど、朱崇花選手にどういう思いがあるのか知らないですが、私は私のことをやるだけなので、いつも勝ちに行くつもりでやっているので、花選手とのコンビネーションはわからないけど、いい化学反応が起こせればいいかなという気持ちでがんばりたいと思います」

朱崇花のコメント

「プロレスリングWAVEの朱崇花です。今回、W-1さん、初参戦ということで非常に楽しみというのが率直な感想です。花ちゃんは以前から交流があって、プライベートでも食事に連れて行っていただいたりとか、名前に同じ漢字の花がついていたりとか、いろいろ偶然的なものがあって気になってはいたんですけど、なかなか試合で絡めることがなくて、最近の花ちゃんの活躍ぶりを耳に入れているうちにここ最近気になる選手だなと。どういう形でも絡んでみたいなと思うようになってきて、それが今回実現するんだなと思ったら、非常に楽しみだなと。あと万喜選手はちゃっかり同期ということで、2人ともとてもおきれいな顔をしているので、その顔をぶっ潰せるんだなと思ったら非常に興奮しております」

長浜浩江のコメント

「プロレスリングWAVEの長浜浩江です。今回W-1さんに初参戦させていただくんですけど、あっちのチームは一緒の団体じゃないし、こっちは常日頃から団体で練習を共にしてっていう、常日頃過ごしてきているので、チームワークとしてはこっちのほうが上だと思っていますので、W-1のお客様にをWAVEという団体を知ってもらって、WAVEのほうにも見に来てもらえるようにできたらいいなと思っております」

【質疑応答】

──花選手、朱崇花選手と対戦したいというお気持ちについて教えてもらいますか?

木村 対戦したいとは思っていなくて、タッグを組んで誰かと闘いたいと言い続けていたんですけど、この朱崇花さんが対角に立つというのは自分の希望ではなくて、どういう意味があるのかはまだちょっとわからないんですけど、意味のないことってこの世の中に存在してないと思うので、18日に試合をしてみて今回朱崇花さんが隣ではなく、対角に立った意味を見出したいと思います。

──朱崇花選手は顔狙いでいきますか? ぶっ潰すというはつげんがありましたけど。

朱崇花 そうですね。こういうふうに思ってくれているのは凄くうれしいんですけど、対戦となったからにはいつまでも仲良しこよしではやってられねえので、かわいい顔を得意のビッグブーツあたりで私も粉砕してやろうと思っています。

──花選手、顔を粉砕されるかもしれないです。

木村 ビッグブーツは私も使わせていただいている技で、なぜビッグブーツを使いだしたのかというと、母から受け継いだ技で、母の引退式でもそのビッグブーツで母から勝ったので、ビッグブーツを使えるのは朱崇花選手だけではないので、自分も自分のビッグブーツで。体格や身体能力では勝てると自信を持って言えないんですけど、自分の今までの歴史とかしてきた試合を思い出して、他のところで自信を持って。どんなやり方でも手段を選んでいる暇はないと思うので、今回のこの試合は。自分もビッグブーツを頭に入れつつ、作戦を立ててみたいと思います。

──朱崇花選手、花選手の選手としての印象を教えてください。

朱崇花 よくわかんないんですけど、感情的になりすぎちゃったりするのかなと思うので、そこは冷静さを持っている朱崇花が勝っている部分なのかなと思うので。まあ、あんまり感情的にならないように気をつけておいたほうがいいんじゃないかなと思います。

──花選手はホームのW-1で恥をかく可能性もありますが?

木村 なんか何をするにもイメージって大事だと思っていて、恥をかくイメージは持ってないですね。強くて、大きい朱崇花選手に勝って、木村花って凄い強いんだねってW−1のファンの皆様に言ってもらえる、思ってもらえるイメージを持っていますね。敵が強ければ強いほど、勝った時に達成感とか自信とかも違うので、それは乗り越えるべき山だと思います。


4月4日(水)、都内・GSPメディアセンターにて、WRESTLE-1が記者会見を実施。4月18日(水)の後楽園ホール大会で行なうことがすでに発表されている黒潮“イケメン”二郎vs立花誠吾のリザルトチャンピオンシップを闘う両者が出席した。本来ならば、その場で意気込みを発表するはずだったが、立花がトレードマークの竹刀を持ってきたのに対抗し、イケメンがアンディ・ウーより拝借した青龍刀を持参。これを見た立花は終始及び腰の状態となってしまい、お互い罵り合うだけの会見となってしまったのだった。

※イケメンと立花が会見場に登場。イケメンは青龍刀を、立花は竹刀を持っている。

立花 (イケメンの青龍刀を差し)おめえ、なんだよそれ? なんだよ、それ! なんだよ、おい! どっから持ってきたんだよ、それ(と言いながら後ずさり)。

イケメン おめえだって、竹刀使ってんだろ? だから、俺はこれを持ってきたんだよ。

立花 お前、そんなんでやったら、やばいぞ、お前……。ああ〜ん? ちょっとは考えろよ、お前。限度ってもんがあるだろう。おかしいだろう、お前。それで殴ってみろよ。やべえぞ、お前。座れよ。もうちっとそっちに行けよ。もうちょいそっちに行けよ。来んじゃねえよ(と、イケメンと距離を取りたがる立花)。お前、そっち行けよ!

イケメン ビビってんのか?

立花 ビビってねえよ。もうちょいそっち行けよ。こっち来んじゃねえよ。

イケメン お前だって持ってんだろ。

立花 いいから、そっち行けよ。危ねえよ、バカ!

イケメン 挑戦してえんだろう? 座れ(と、会見用のイスに座ることを促すイケメン)。

立花 もうちょいそっち行けよ。危ねえだろう。何笑ってんだ、こら! 

イケメン 座れよ。

立花 わかったよ。もうちょいそっち行けよ(と、距離を取って座る立花)。おめえ、それ置けよ。

イケメン お前がいつも竹刀を振り回しているから持ってきたんだよ。

立花 お前、この間言っただろ? 俺は(新木場で)竹刀を使わないで勝ったんだよ。

イケメン お前、持ってきてるじゃねえか。

立花 お前、これは俺のコスチュームだろ。

イケメン お前がそれを持って歩いているのが見えたから持ってきたんだよ。これはアンディのだよ。

立花 それダメだろ。何勝手に持ってきてんだよ。

イケメン 友達だからだよ。

立花 友達だったらなんでもしていいと思ってんのかよ? マジで危ねえ。

イケメン 使わねえんだな?

立花 使わねえって言ってんだろ。置けよ、お前。

イケメン お前が先に置けよ。

立花 お前が先に置けよ! お前のほうが危ねえだろう、圧倒的によ。

イケメン お前、俺がそれで何回殴られたと思ってんだよ。俺は2回竹刀で負けてんだぞ! 使うだろ、お前。

立花 馬鹿か、お前。置けよ。

イケメン お前が置いたら置くよ。

立花 言ったな?

イケメン せーので置くぞ。

立花 わかった。いくぞ、せーの(と、言いながら両者武器から手を離さない)。てめえ、置く気ねえだろ。

イケメン 置けよ。

立花 ああ〜ん? お前置いてねえだろう。

イケメン じゃあ、投げるよ。せーので。

立花 お前、絶対投げろよ?

イケメン 投げるよ。お前、会見の時だってそれで殴ったことあるんだろ?

立花 殴ったことねえよ!

イケメン 見たぞ、この目で!

立花 何言ってんだよ、ああ〜ん?

イケメン まあ、いいから置け。会見になんねえから。

立花 いくぞ、せーの(と、やはり両者とも武器から手を離さない)。

イケメン もういいから、座れ。

※両者ここでようやく着席。

立花 (広報に向かって)早く始めろよ、おい!

──では、記者会見を始めたいと思います。4月18日、後楽園ホール大会において、W-1リザルトチャンピオンシップの開催が決定しました。挑戦者の立花選手、お願いします。

立花 俺はよ、こいつに付き合うつもりはねえよ。お前、本番も竹刀使わねえでよ、てめえから取ってよ、もう一回EnfantsTerriblesでW-1を仕切ってやんだよ。よく見てろよ、てめえら。

──続いてイケメン選手、意気込みをお願いします。

イケメン ああ、おら! 

立花 なんだよ、てめえこら!

イケメン ああ、おら!

立花 (武器を)置けよ、ボケ! 置けよ、とりあえず。

イケメン お前が置けよ。使わねえんだな、後楽園で。

立花 使わねえよ! 

イケメン これ持ってきたら、後悔すんぞ?

立花 使わねえつってんだろ! 言葉通じねえのか、こら! ああ〜ん? 使わねえっつってんだろ!

イケメン 信じるよ。挑戦受けます。いい試合しようぜ。な?

立花 うるせえんだよ、てめえ、こら!

イケメン 俺とおまえにしかできねえ試合しようぜって言ってんだよ、このベルトを懸けて。

立花 うるせえつってんだろ、この野郎!

イケメン 俺とお前にしかできない試合をやってW-1のお客さんにあいつらいいなって思わせてやろうぜ。な?

立花 うるせえんだ、この野郎。

イケメン ブプププ(と吹き出す)。

立花 何笑ってんだ、てめえ!

イケメン お前……いいよ。ビビってんじゃねえよ、お前。

立花 ビビってねえよ! 置け、こら!

イケメン 何もしてねえだろう。

立花 おかしいだろう、お前。置け、こら!

イケメン お前がいつも人にやっていることだろう。

立花 今はやってねえだろう。

イケメン お前がいつもやってることをやってんだよ。

立花 そんなやってねえだろう!

イケメン 刃物で。

立花 刃物じゃねえ、バカ! 竹だ、お前! だから、竹刀っつうんだよ。わかるか、バ〜カ!

イケメン もういいすかね?

──立花選手は絶対竹刀使わないんですか?

立花 使わねえつってんだろうがよ! 何見てたんだ、こら! (笑い出すイケメンを見て)何笑ってんだよ!

イケメン 笑っちまうだろう(笑)。楽しくて笑ってんじゃねえんだよ。闘いが楽しみで笑ってんだよ。あとおめえがバカすぎてな。

立花 てめえ、よく人のこと言えんな? これ見てる奴は10:0でてめえのほうがバカだって思ってるよ。

イケメン もう話になんねえ。写真撮って終わりだ。

「WRESTLE-1 TOUR 2018 CHERRY BLOSSOM」4.18東京・後楽園ホール大会
▼対戦カード・大会概要

『WRESTLE-1』W-1タッグチャンピオンシップ記者会見、土方隆司インタビュー


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’18年03月22日号武藤月面宙ノア元営業伊調馨オブザーバーJewelsパンクラス江幡睦