3・29後楽園ホール、新間寿プロデュース『原点回帰プロレス』が終了した。
かつての新日プロ黄金期世代の中高年男性で埋まった場内は、第3試合、ドスカラスの親子飛翔で大いに沸く。セミファイナルでは初のタッグマッチとなった納谷の誤爆2発に怒り心頭の船木誠勝ことマスクマン船鬼が椅子を振り回して敵味方構わず乱打。ノーコンテストのゴングの中、なんと佐山サトルまで突き飛ばす大暴走となった。
騒然とする中始まったメインでは、クロコダイルのラフファイトにスーパータイガーが大苦戦。しかし最後は華麗な人間橋を描いて、古き良き昭和プロレス感漂う大会を締めた。
終了後、ご機嫌の新間寿氏は記者団の前で覆面トーナメント開催をぶち上げると、「IWGPの冠を新日本プロレスから返してもらう」
と宣言、過激な仕掛け人の顔を覗かせると会場をあとにした。
老いてますます盛んな新間寿氏から今後も目が離せなさそうだ。
■ 新間寿プロデュース 初代タイガーマスク 佐山サトル認定『原点回帰』プロレス
日時:3月29日(木) 開始18:30
会場:東京・後楽園ホール
観客:1513人(超満員=主催者発表)
<メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負>
[王者]〇スーパー・タイガー(第13代レジェンド王者/リアルジャパンプロレス)
15分41秒 タイガースープレックスホールド
[挑戦者]●ドン・クロコダイル(オーストラリア)
<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
船鬼誠勝(フリー) “大鵬三世”納谷幸男(リアルジャパン)
11分06秒 ノーコンテスト(船鬼暴走)
“スーパーデストロイヤーズ”アイン(国籍不明) カイン(国籍不明)
<セミファイナル ルチャ・リブレ リアルジャパンスタイル 6人タッグマッチ 45分3本勝負>
〇ドス・カラス(メキシコ) ドス・カラスJr.(メキシコ) セニョール・レオナ(日本)
2-1
●レイ・アンヘル(メキシコ) エル・ペロ・デル・アキータ(メキシコ) トス・カーノ(メキシコ)
イホ・デ・ドス・カラスことドス・カラスJr.が初来日(右)
<第2試合 タッグマッチ 30分3本勝負>
〇ガラ・ネグラGarra Negra(国籍不明) HIKARU SATOH(日本)
2-1
●TK2※(日本) SHO-GUN※(日本)
<第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
〇魔修羅(リアルジャパン)
5分31秒 逆片エビ固め
●マスクド・タカトシ(日本)
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