ロス軍がマルコ・コルレオーネの痛めた肩を狙う!「CMLL アレナメヒコ金曜定期戦」

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 3月23日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
 今大会のメインでは、テクニコのマルコ・コルレオーネ、ディマンテ・アスールがルードのウルティモ・ゲレーロと組んでロス・インゴベルナブレスのルーシュ、エル・テリブレ、そしてクラネオと対戦。遂にロス軍に加入したテリブレを迎え撃つ為に、テクニコ、ルードの枠を超えて手を組んだゲレーロ組がまず、コルレオーネのアエロ・イタリアで先取。しかし、この時に着地に失敗してコルレオーネが肩を痛めてしまう。するとこれを逃さないロス軍は、なんとコルレオーネの肩を狙う極悪非道な攻撃を繰り返したのだった。ロープを挟んでコルレオーネに腕十字を仕掛けるルーシュ。ロープに触れている為、当然、反則だとレフェリーが注意するも、技を極め続け、遂にルーシュの反則負け。ストレートでコルレオーネ、ゲレーロらの混合軍が勝利となったが、ロス軍の暴れぶりが際立った試合となった。
 セミファイナルでは究極の決着戦、マスカラ戦(敗者覆面剥ぎマッチ)を戦った勝者クアトレロと敗者アンヘル・デ・オロが6人タッグマッチで激突。オロの覆面を剥いだ後も、小馬鹿にした挑発を繰り返したクアトレロの態度に抗争は継続しているようだ。試合は、新生ダイナマイト兄弟が連携プレイで1本選手したもの、2本目はテクニコ軍の逆襲。ジャベで2本目を取り返した上に、3本目はターバンが、ボラドールJr.から変形DDTでフォールを奪って勝利。試合後、ROHからの刺客ターバンとCMLLテクニコのエース、ボラドールJr.が一触即発となり、ターバンはボラドールJr.の保持するNWAヒストリックウェルター級王座へ挑戦をアピール。ボラドールJr.が受けた為、2018年3月30日に王座戦が行われる事となった。テクニコ同士だが、米国対メキシコの国別対抗抗争が勃発したようだ。

■ CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時:2018年3月23日(現地時間)
会場:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○マルコ・コルレオーネ、ウルティモ・ゲレーロ、ディマンテ・アスール
 2-0
●ルーシュ、エル・テリブレ、クラネオ

<6人タッグマッチ>
○アンヘル・デ・オロ、マット・ターバン、ニエブラ・ロハ
 2-1
●ボラドールJr.、クアトレロ、サンソン

<6人タッグマッチ>
○タイガー、プーマ、ミステリオッソJr.
 2-1
●ゲレーロ・マヤJr.、フエゴ、アウダス