[週刊ファイト3月29月号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼週刊ファイト!格闘技I記者の『スクープ抜きましょう!責任はすべて私が取ります』
第1回 “激震のUWF”お騒がせ団体キングダムエルガイツ入江代表を直撃!
・I編集長の生き様に師事、I編集長の魂を受け継ぐ格闘技I記者
・まさに、王国ならではの異次元対決が実現!滝川リョウvs.内田ノボル
・TeamDATE四姉妹も引き寄せられるように・・・王国凱旋!立川格闘技伝説
・入江俳優デビュー~伝説団体MARS~王国ジム都内進出計画~
・ドンキホーテに感謝 ジム日本最激戦区、東京立川市で勝てた理由
・1998年3月20ガラガラの横浜文化体育館キングダム初戦が最後の大会
・格闘技業界初の社長兼選手「今まで大小300イベントやって1回の赤字もない」
・裏ネタ連発!DVD制作MMAエンターテーメント:王国のエニグマとは何か?
今や伝説となったタブロイド紙、週刊ファイトの看板にして“活字プロレス”の始祖、I編集長の生き様に師事し、I編集長の魂を受け継ぐべく週刊ファイトの記者となった格闘技I記者。
この期待の新人記者はプロレス・格闘技業界のスクープやタブーにどれだけ切り込むことが出来るか? 記念すべき第1回は、あえてメジャー系団体にスポットを当てず、今ワイドショーで話題の伊調馨と栄(和人)コーチの件で、貰い事故的ではあったが渦中の“元メジャー団体”キングダムエルガイツだ。3月18日立川大会後にアポなし突撃取材を敢行した。
―― 格闘技I記者 入江代表! お疲れ様でした。本日の興行は超満員札止めの大盛況でしたね。あ、突然ではじめまして。私、週刊ファイト記者のIと申します! 以後、よろしくお願い致します。
入江 ああ、週刊ファイト。あのI編集長の意志を受け継ぐWEBサイトの! タブロイド版の時も、何度か出して頂いたことがあるのでよく知ってるよ。多摩の山奥まで良く来てくれたね。
I記者 いや、本当に来てよかったと思ってますよ、多摩の山奥だろうとなんだろうと(笑)。
本当に小規模のイベントながら、もう、お腹一杯になりました。K-1ジャパントーナメント3位の滝川リョウ選手が出て来た時は、は?なんでここにと、お客もザワついてました。
入江 滝川さんはある人を通じて参戦直訴を頂いて、現ナックルファイターズ会長の寺尾新(元プロボクシング日本フライ級1位、世界的ボクサー、マニー・パッキャオと戦った唯一の日本人)さんと話し合った結果、参戦して頂こうということに・・・。
I記者 そこに、同じ元K-1で活躍した“格闘技界のデビルマン”こと、内田ノボルが乱入。ベルトを奪い強襲しました。
まさに、王国ならではの異次元対決が実現!滝川リョウvs.内田ノボル
入江 内田さんも好きだからね~、そういうの(笑)。ただ、滝川さんにその件交渉する時、内田さんからベルトで殴られて!と交渉しづらくて、しづらくて。ヒ―ロ―ズとかにも出てるメジャーファイターだし、現MAキックの現役王者だし。まー、本人が一番ビビってた(笑)。「自分、殴られるですかー」って。
I記者 あれは、衝撃的でした(笑)。次に、入江代表のケージリングインがありました。我々メディアからしたら、一番聞きたかった伊調馨選手と栄コーチの件についてなんですが。
入江 あれは、リング上で言った通り! ただ、さすがに偉大な大先輩○○さんまで話が行った時はドキドキしたけど(笑)。だけど、逆に皆に認知されたんじゃないかな? 俺達キングダムエルガイツがポッと出の団体じゃないと。ちゃんとした伝説の団体“UWF”の系譜を継ぐ後継団体だと。
まあ、今はUの最末端だと揶揄されてはいるけど、話題になってからはキングダムエルガイツと検索すると、うちのHPの下にキングダムのウィキペディア
が出るようになったし、俺も知らなかったんだけど、丸藤(正道・現ノア)選手って、高校2年生の時キングダムの入門テスト受けて合格してんじゃんか! もし団体があのまま存続していたら、キングダム丸藤が誕生していたかもしれない。俺の同僚になっていたかもだ(笑)。
I記者 まさに、王国のエニグマ!(笑)。王国崩壊から20年もたってもエニグマに包まれた団体だと。
入江 そうそう(笑)。
TeamDATE四姉妹も引き寄せられるように・・・王国凱旋!立川格闘技伝説
I記者 本日の大会に戻りますが、TeamDATEの武術四姉妹が参戦挨拶に来ましたね。
入江 あれはね、元々孫悟空DATEがうちの新宿FACE(6月16日大会)に参戦することになってて、それでDATEサイドからいろいろ盛り上げる提案を頂いてる中で急遽決まったものなのよ。
I記者 彼女らが、もともとキングダムの女子部門、『立川格闘技伝説T-REX』の第1期生だということを今日知りました。
入江 まあ、彼女らがその後DEEPジュエルスや巌流島女子のSEIZAなんかで活躍してたことは知ってたよ。DATEサイドともずっと交流は続いていたし。なんか、あそことは波長が合うんだよな。お互い変わってるよね。選手のキャラクターの見せ方とか(笑)。
I記者 そして、その後のあれも衝撃的でした。