[ファイトクラブ]元営業マンが明かした旧ノアの内情と人間関係

[週刊ファイト3月月21号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼元営業マンが明かした旧ノアの内情と人間関係
 本紙インタビュー収録
・2003年3・1日本武道館大会の総売り上げは凄かった
・小橋建太の欠場
・暴力団や女詐欺師(成田眞美)との交流
・パワハラ、セクハラ #MeToo ?
・仲田龍GM
・秋山準、KENTA、佐野巧真


 かつて新日本プロレスと勢力を二分したプロレスリング・ノアは現在も存続しているが、最盛期に活躍した主力選手はほとんど残っておらず、まるで別団体。メジャー感もすっかり消え失せた。ノア失速の最大の要因は何だったのか?

 今回、本紙のインタビューに応じて頂いた元営業マンB氏によると、それは一連のスキャンダルではなく絶対エース・小橋建太の度重なる長期欠場だという。以下、B氏との一問一答。


長期欠場を繰り返した小橋建太

―現在のノアをどう思いますか?

B氏 昔のノア・ファンも同じだと思いますが、すっかり変わり果てたなァと。まずメジャー感がなくなりましたね。でも、ノアを辞めた人たちも天国へ旅立った人たちもノアという団体名で活動が続いていることは喜んでいるんじゃないですか?


お亡くなりになった三沢光晴

―景気の良い時期もあった?

B氏 もちろん、ありましたよ。旗揚げから5、6年は、いわゆる左ウチワ。特に日本武道館大会の総売り上げは凄かった。例えば03年3・1武道館(※編注 メーンは王者・三沢vs.小橋のGHCヘビー級戦)はWJプロレスさんの旗揚げ興行(横浜アリーナ)との同日開催になりましたけど、ウチにとっては何の影響もなかったと思います。逆にWJさんの興行収入は2000万円くらい違ったんじゃないですか。私の憶測になりますが、会場を押さえるときにノアの興行日程を調べていなかったんじゃないかな。

―ただ、WJプロレスの横アリ大会は福田社長以下、全員が必死にチケットを売り歩いて何とか黒字になったのです。

B氏 そうなんですか。とにかくウチは三沢社長が儲けを独り占めする人じゃないので選手のギャラがどんどん上がっていきました。ベンツやBMWなど外車に乗っていた選手は7、8人いましたよ。

―興行成績がジリ貧になりテレビ放映も打ち切りになった最大の要因は?

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