[週刊ファイト3月15月号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼オカダvs.オスプレイIWGP無差別級戦 新日プロが旗揚げ46周年
Photo Text by TERUZ
・旗揚げ46周年オープニングでヤングライオン揃って躍動
・台頭意欲見せたヘナーレ、ジュースが華やかイメチェン
・金丸が存在感!六本木3K・ロスインゴ抗争に割って入る
・観客を煽ったSANADA、真章突入か? YOSHI-HASHIを料理
・ヘビー級転向タイチの蛮行に怒りの内藤出現、観客爆発
・みのる、旗揚げ記念日にゴッチ式パイルドライバー勝利
・オカダとオスプレイ、旗揚げ記念日を締めたレスリング
■ 新日本プロレス 旗揚げ記念日
日時:2018年3月6日(火) 19:00~
場所:東京・大田区総合体育館 観衆3,864人(札止め=主催者発表)
3月6日に行われた新日本プロレス「旗揚げ記念日」東京・大田区総合体育館大会は、1日時点でソールドアウト。3,864人の観衆で賑わった。
メインはIWGP無差別級戦とも言っていいヘビー王者・ジュニア王者対決。オカダ・カズチカとウィル・オスプレイの一戦は、旗揚げ精神を見つめ直すようなクラシカルなレスリングの渡り合いでスタートする。体格とパワーで勝るオカダが得意技の積み重ねで徐々に主導権を握るが、レインメーカーを切り返す要領でオスプレイが放ったのはライガーボム。1994年のIWGP無差別級戦「橋本真也vs.獣神サンダー・ライガー」でライガーが繰り出したライガーボムのオマージュだろうか。見事に決まり、あわや3カウント。オカダはギリギリで命拾いだ。
この勢いのまま必殺オスカッターを見舞うべくロープから飛来したオスプレイだったが、オカダはなんとドロップキックで迎撃。ついにオカダの正調レインメーカーが完全に決まると、オスプレイは3カウントを聞くしかなかった。旗揚げ記念日を締めくくったオカダは「永遠にカネの雨が降るぞ!」とマイク。
欠場選手の関係もあり、ラスト4試合がシングルマッチとなった大会。いずれも好勝負だったことで、新日本は改めて地力を見せつけた格好となった。タイトルマッチ戦線ではジュニアタッグを金丸義信&エル・デスペラードが奪取、鈴木みのるがIWGPインターコンチ防衛。鈴木軍が気勢を上げている。