WINDY Super Fight 第8回大会 熱戦激戦の末にキックムエタイで5人の新王者が誕生! 

 3月4日(日)東京・大森ゴールドジムにて、かつて神童・那須川天心や天才ムエタイ少女伊藤紗弥も参加した、WINDY事務局主催WINDY Super Fightの第8回大会が行われた。
「『WINDY』の名の下に各団体が集い、青少年・ジュニアの心身育成と共に本物の戦士を鍛え上げ、
ムエタイの本場タイでも通用する選手を育成する事を最大の目的とする」
この大会、キックとムエタイのトーナメントが行われた。

■ WINDY Super Fight 第8回大会
日時:3日4日(日) 開始11:00~
会場:東京・大森ゴールドジム

WINDY KICK 23kg級
梅田剣(AKIRA bodo school)
秋山虎士郎(パワーオブドリーム)
堀蓮翔(パワーオブドリーム)
佐藤優聖(パワーオブドリーム)

<WINDY KICK 23kgトーナメント決勝戦 2分3R>

●梅田剣(AKIRA bodo school)
 本戦判定1-1 29-30堀 29-28梅田 29-29ドロー 延長判定 0-3 
○堀蓮翔(パワーオブドリーム)
※堀が新王者に就く。

 1Rは両者パンチとヒザの打ち合いがなされ、手を止めることなく打ち合う展開が目立った。2Rは梅田の右ミドルをかわし、まわりこんでワンツーを打ち込む堀。中盤以降は1R同様打ち合いの展開に。3Rは堀が右ミドルからのワンツー、梅田がワンツーからのヒザと、互いに譲らず、手を出し続け、そのまま試合終了のゴングに。判定の結果、三者三様のドローとなり、延長戦へ。梅田はパンチ連打、堀は右ローと前蹴りを連打。残り30秒、リング中央で激しい打ち合いがなされ、場内は大盛り上がりとなった。延長の末、堀が勝利し、新王者に就いた。

<WINDY KICK 23kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

●秋山虎士郎(パワーオブドリーム)
 判定0-3
○梅田剣(AKIRA bodo school)

 右ミドルを打ちながら前に出る秋山に対し、左右フックを振り回し、右ミドルと右ローで応戦していく梅田。左前蹴りを打ちながらワンツーで手数を増やす秋山だが、パンチ連打で攻め込む梅田。2Rになると、秋山はワンツーと前蹴りを打ちつつ回り込んで右ロー。終盤には梅田に右ヒザを打ち続け、有効打を稼いでいく。判定で梅田が勝利し、決勝戦進出を決めた。

<WINDY KICK 23kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

○堀蓮翔(パワーオブドリーム)
 判定3-0
●佐藤優聖(パワーオブドリーム)

 同門対決となった準決勝。右ミドル連打からのワンツーで前に出る堀は、ボディフックを連打し手数で圧倒。2Rになっても堀の勢いは止まらず、左ミドルとワンツーを打ちながら前に出る。佐藤はジャブと右ローで応戦するが、堀の手数に圧倒され、判定で堀が勝利。先に決勝戦を決めた梅田と王座を争うこととなった。

<WINDY KICK 36kg級>
梅田迅(AKIRA budo school)
大久保琉唯(K-1ジムWOLF)
大鹿愛輝(ZERO)
堀凌生(誠友塾)

<WINDY KICK 36kgトーナメント決勝戦 2分3R>

○大久保琉唯(K-1ジムWOLF)
 判定3-0 三者共に30-28
●大鹿愛輝(ZERO)

 大久保は序盤から左ミドルを打ち、右ミドルと右前蹴りを打ち間合いを一定に保っていく。大久保の前蹴りに、大鹿はなかなか前に踏み込めない。終盤は左ミドルからワンツーと大久保主導に。2Rは大鹿がワンツーを打ちながら前に出ると、大久保はこれを左ミドルで迎撃。そこから大久保は打点の高い右前蹴りをヒットさせていく。大鹿は右ローを返しフットワークを活かしながら距離を取るも、大久保は左ミドルを打っていく。3Rは大久保が徐々に距離を詰めていくと、プレッシャーを感じているのか大鹿は下がる光景が目立つ。大久保は前に出ながらジャブから左ミドルを打つのに対し大鹿は回りながら右ストレートを返す。判定の結果、大久保が勝利し、新王者に就いた。

<WINDY KICK 36kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

●堀凌生(誠友塾)
 判定 0-2
○大久保琉唯(K-1ジムWOLF)

 ゴングと同時に堀が左ミドルを打つ、大久保はこれを冷静にブロック。大久保は右前蹴りとワンツー、左ミドルを打ち手数で堀を上回っていく。2Rの終盤にはミドルの応酬が続き、判定で大久保が勝利。決勝戦進出を決めた。

<WINDY KICK 36kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

●梅田迅(AKIRA budo school)
 判定0-3
○大鹿愛輝(ZERO)

 ワンツーを打ち回り込んで右ローを打つ大鹿。梅田は右ローを打ちながら距離を詰めていくが、大鹿はこれを回り込みながらかわし右ローとワンツー。2Rになると、右ローからの踏み込んで右ストレート。右ハイを打ちすぐさまワンツーを打ち手数を増やし、判定で大鹿が勝利。大久保と王座を争うこととなった。

WINDY KICK 50kg級
櫻井 大愛(ZERO)
桂 英慈(クレイン)
花岡 竜(橋本道場)
藤田 匠海(誠友会)
高野 亮司(87キック)

<WINDY KICK 50kgトーナメント決勝戦 2分3R>

桂英慈(クレイン)
 判定2-1 30-29桂 29-30花岡 29-28桂
花岡竜(橋本道場)

 1Rは互いにあまり手を出さず様子見の状態に。2Rになると桂が左ミドルを打つと花岡が左ローと左ヒザ、右ローを打つ。ワンツーから左ミドルを打ち、距離を詰める桂に花岡は前蹴りと互いに打ったら打ち返すという譲らない展開に。3Rはゴングと同時にパンチの打ち合いがなされ、桂が右ヒザをヒットさせると花岡もワンツーで応戦。判定の結果、僅差で桂が勝利し新王者に就いた。

<WINDY KICK 50kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

●高野亮司(87キック)
判定1-2
○桂英慈(クレイン)

 ゴングと同時に左ミドルを打ち先手を仕掛ける桂。高野は左右フックやワンツーを打ちパンチ主体。桂は左ローと左ミドルを打ち分けていく。高野はパンチ、桂はキックと互いに得意技主体となった。2Rになると高野の手数が増え、桂が下がりながらも左ミドルを的確にヒットさせていく。判定で桂が勝利し決勝へと駒を進めた。

<WINDY KICK 50kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

●藤田匠海(誠友会)
 判定0-2
○花岡竜(橋本道場)

 藤田が右ローで先手を打つが、花岡はすかさず右ローと右ミドルを返す。サウスポーに構える藤田は左ストレートとワンツーを打ち、花岡は右ローを返すという展開が続いていく。終盤には花岡は右ミドル、左ローと蹴り分けていく。2Rになると、藤田はワンツーから右ロー、花岡もワンツーから左右ローと互いに切返しの早い攻防を繰り広げていく。判定で花岡が勝利。決勝戦へと駒を進めた。これにより、桂と王座を争うこととなった。

<WINDY KICK 50kgトーナメント一回戦 1分30秒2R>

●櫻井大愛(ZERO)
 判定0-3
○花岡竜(橋本道場)

 序盤は互いにミドルとローを打ちながら様子見の状態が続く。右ストレート、左フック、右ローのコンビネーションを打つ櫻井に、右ストレートと左ミドルを叩き込んでいく花岡。櫻井の右ローに花岡は左ミドルを返し切返しの速さを見せつける。2Rになると、花岡の左ミドルが目立ち、プレッシャーをかけながら強烈な左ミドルを叩き込んでいく。残り30秒に差し掛かろうとしたところで、櫻井のガードが下がったところに花岡が左ハイをヒットさせる。判定で花岡が勝利。準決勝進出を決めた。

<WINDY MUAYTHAI 30kg>
田邊日向(橋本道場)
吉田琉空(AKIRA budo school)
鈴木愛虎(HIDE GYM)
馬場藍希(AXSPEAR池袋ジム)
竹中悠獅(鍛錬会)

<WINDY MUAYTHAI30kgトーナメント決勝戦 1分30秒5R>

○田邊日向(橋本道場)
判定1-2 48-49馬場 49-47田邊 48-49馬場
●馬場藍希(AXSPEAR池袋ジム)

 1Rは互いにミドルと右ローを打ちながら様子見の状態に。2Rは馬場が左ミドルを打つと田邊は右ローを返す。田邊が右ローを打つと馬場はこれをかわし、すかさず右ローを返す。田邊は右ローと右ストレートを打ち分けていく。3Rは田邊が右ロー、馬場が左ミドルをメインに打つ展開が見られ、残り30秒になると互いにミドルの打ち合いがなされていった。4Rと5Rは同様の展開で、馬場が左ミドルと左ストレートを打つと田邊は右ミドルと右ローで応戦。互いに蹴り合う展開に。判定の結果、馬場が勝利し新王者に就いた。

WINDY MUAYTHAI30kgトーナメント準決勝 1分30秒2R

●鈴木愛虎(HIDE GYM)
 判定
○田邊日向(橋本道場)

 田邊がワンツーから右ローを打ち首相撲へと持ちかける。鈴木はヒザで応戦。残り10秒のところで鈴木をロープに詰めて左ミドルでダウンを奪う田邊。2Rになると、田邊は左ミドルを打ち鈴木をロープへ押し込み、右ミドルから首相撲へとつなぎスタミナを削っていく田邊。終盤に鈴木がワンツーを打ち込み田邊をコーナーへ詰めるも、攻めきれず判定へ。
判定で田邊が勝利。田邊が決勝戦進出を決めた。

WINDY MUAYTHAI30kgトーナメント準決勝 1分30秒2R

●吉田琉空(AKIRA budo school)
 判定0-3
○馬場藍希(AXSPEAR池袋ジム)

 馬場が左ストレートからの左ミドルで吉田を下がらせ、更にワンツーを打ち込み吉田をコーナーへ詰めていく馬場。左ミドルから首相撲へとつなげヒザを打ち込んでいく馬場。2Rになると、吉田がワンツーから首相撲、ヒザと積極的に手を出しつつも距離を取りながら一定の間合いを保つ。馬場は前に出て距離を詰め左ミドルとヒザ。判定で馬場が勝利し決勝戦に決めた。これにより、先に決勝へと勝ち上がった田邊と王座を争うこととなった。

<WINDY MUAYTHAI30kgトーナメント一回戦 1分30秒2R>

●竹中悠獅(鍛錬会)
 判定0-2
○馬場藍希(AXSPEAR池袋ジム)

 序盤は互いに様子見か、単発の攻撃が目立つ。徐々に馬場がプレッシャーをかけて竹中を後退させ左ミドルを打っていく。下がる竹中は距離を取りながら左ミドルを返し応戦していく。2Rになると馬場が手数を増やし、判定で馬場が勝利。準決勝進出を決めた。

WINDY MUAYTHAI42kg
小林拓斗(TGY)
八角綺星斗(87キック)
瀬戸響貴(PKムエタイジム)
吉成士門(PKムエタイジム)
押川大也(Exsindecon GYM JAPAN)

<WINDY MUAYTHAI42kgトーナメント決勝戦 1分30秒5R>

○吉成士門(PKムエタイジム)
 判定2-1 49-48吉成 49-48押川 49-48吉成
●押川大也(Exsindecon GYM JAPAN)

 1Rは吉成が右ミドルを打つと、押川はこれをキャッチ。吉成はジャンプしてキャッチをほどく高等技術を見せつける。中盤はロープ際で首相撲からヒザの展開が続き、終盤はパンチの打ち合いに。2Rは序盤から首相撲からヒザの展開がなされ、吉成が首相撲を崩し右ミドルを打つ。3R首相撲とヒザ、首相撲の崩し合いが目立ち、4Rは押川の左ミドルをキャッチしコカす吉成。押川は右ミドルを打ち首相撲へ持ち込み、吉成はこれに付き合いヒザの応酬に。5Rは吉成の右ミドルにすかさず押川は左ミドルを返す。しかし吉成はこれをキャッチしコカす。判定の結果、吉成が勝利し新王者に就いた。

<WINDY MUAYTHAI42kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

○押川大也(Exsindecon GYM JAPAN)
 判定3-0
●八角綺星斗(87キック)

 押川は右ローをメインに出し、首相撲からヒザへ。八角は左右フックを打ちながら右ストレートを打ちパンチ主体に。手数で上回った判定で押川が勝利し、決勝へと駒を進めた。これにより、吉成と王座を争うこととなった。

<WINDY MUAYTHAI42kgトーナメント準決勝 1分30秒2R>

○吉成士門(PKムエタイジム)
 判定3-0
●瀬戸響貴(PKムエタイジム)

 同門対決となったこの一戦。1Rは首相撲の応酬が目立ち、2Rになると吉成は左ミドル、瀬戸は右ローと互いに打ち合う。終盤には左ミドルの打ち合いからの首相撲となり、そのままゴング。判定で吉成が勝利し、決勝へと駒を進めた。

<一回戦 1分30秒2R>

○八角綺星斗(87キック)
 判定3-0
●小林拓斗(TGY)

 小林の左ミドルを八角がキャッチし右ストレートを返す。更に右ミドルからの右ストレートを返し首相撲でコカす八角。2Rになると、小林が前に出たところを八角が首相撲で捕まえヒザを打つ。終盤には八角が小林をロープに詰めてワンツーを連打し判定で八角が勝利。準決勝進出を決めた。

<トーナメント優勝者>

WINDY KICK
23kg 堀蓮翔(パワーオブドリーム)
36kg 大久保琉唯(K-1ジムWOLF)
50kg 桂英慈(クレイン)

WINDY MUAYTHAI
30kg 田邊日向(橋本道場)
42kg 吉成士門(PKムエタイジム)


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