9・28RISE101後楽園ホール~裕樹、巨輝、大野貴志、村越優汰、4選手事前インタビュー

■ RISE 101(ライズ ワンオーワン)
主催:RISEクリエーション株式会社
日時:9月28日(日) 開場17時15分/開始17時30分(予定)
会場:後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)

<第10試合 メインイベント <第3代RISEスーパーライト級(-65kg)王座決定戦 3分5R(無制限延長R)>
裕樹(ANCHOR GYM/初代RISEスーパーフェザー級&ライト級王者)
vs.
巨輝(TARGET/RISE 3位、元NKBフェザー級&ライト級王者)

<第9試合 セミファイナル RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)>
一刀(日進会館/王者)※初の防衛戦
vs.
花田元誓(リアルディール/1位)

<第8試合 -55kg契約 3分3R(延長1R)>
村越優汰(湘南格闘クラブ/RISEバンタム級(-55kg)王者)
vs.
大野貴志(士道館新座ジム/MA日本バンタム級王者)

<第7試合 RISE vs REBELS対抗戦 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R(延長1R)>
郷州 力(PHOENIX/RISE 3位)
vs.
野上勇介(RYUJI GYM/2013年 REBELS NEW RAIDERS LEAGUE 60kg級優勝)

<神村エリカ引退エキシビションマッチ>
神村エリカ(TARGET/<第2代RISE QUEEN、WBCムエタイ女子インターナショナル ライトフライ級王者、Girls S-cup2011王者、<第3代J-GIRLSミニフライ級王者、WPMF世界女子ミニフライ級王者、WMC世界女子ミニフライ級王者)
vs.
田嶋はる(アクティブJ三軒茶屋/CROSS×LINE/元J-GIRLSミニフライ級王者)

<第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R(延長1R)>
藤田雄也(極真会館/RISE 6位)
vs.
丹羽圭介(HAYATO GYM/RISE 8位)

<第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)>
アレクサンドロ・ヒデオ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
vs.
那須川天心(TARGET/RISE 6位)

<第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R(延長1R)>
佐藤政人(フォルティス渋谷/RISE 6位、元J-NETWORKフェザー級王者)
vs.
小宮山夕介(TARGET/RISE 10位、2013年RISING ROOKES CUPフェザー級優勝)

<第3試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R>
憂也(魁塾/DEEP☆KICK 65kg級王者)
vs.
番長兇侍(習志野トップチーム)

<第2試合 -61kg契約 3分3R(延長1R)>
野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級5位)
vs.
KING MASA(UACSキックボクシング/RISEライト級9位)

<第1試合 バンタム級(-55kg) 3分3R(延長1R)>
津田鉄平(新宿レフティージム/RISE 9位)
vs.
佐野貴信(創心會/2013年KAMINARIMON全日本大会優勝・大会MVP)

大会概要はこちら
9・28RISE101後楽園ホール~神村エリカ引退エキシビションマッチ田嶋はる

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巨輝インタビュー「相手も勝てばRISEで3階級制覇なんですけど、僕もこれで勝ったら3階級制覇ですからね」

–まず4月の挑戦者決定トーナメントの感想を教えて下さい?
「一回戦はめちゃめちゃ動き悪くて最後は倒せたから良かったけど、決勝は逆にめっちゃ動き良くて思い通りにいきました。」

–1回戦のCAZ JANJIRA戦は序盤少し危ないところでしたが、最後にしっかり倒せましたね。
「そうですね。あれは練習してきたパンチが入って、練習通りって感じなんですけど。」

–決勝はテヨン選手でした。ダウンも奪い良い動きでしたね。
「あの時は自然に動きが良くて。テヨン選手はパンチがあるから絶対下がったらダメやな思ってて、自分から攻めていこうと思ったらああいう展開にな りましたね。」

–トーナメント優勝して挑戦権を獲得しました。しかし、左右田選手がベルトを返上し裕樹選手との王座決定戦となりました。
「まぁ、左右田選手とやる準備ではいたんですけど、裕樹選手とやることになったんで、僕としてはそっちの方がいいかなと。」

–ブログを拝見したのですが、2010年のライト級トーナメントで裕樹選手に負けてから連敗が続いたり厳しい時期でした。
「裕樹選手に負けてから連敗がはじまって・・・あの時は苦しかったですね。」

–裕樹選手があのきっかけを作ったと?
「そうですね。きっかけになりましたねアレが。まぁ何くそって気持ちでやって勝ったり負けたりもしてたんですけど、やっとこのチャンスが巡ってき ましたね。」

–4年の歳月が経ってのタイトル挑戦となりましたね。懸ける想いは?
「苦しいきっかけになった裕樹選手とのタイトルマッチで試合出来るっていうのは僕にとって良い事やなと思うんで、何が何でも勝つ気持ちで挑みたい と思います。」

–初対決から大分時間が経ってますがいますが、裕樹選手の印象は?
「あまり覚えてはないんですけど、たしかにローキックは強いですけど穴はたくさんあるんでそこを突いていけば倒せるかなと思います。」

–5ラウンドあるとローキックのダメージが蓄積されると思います。
「5ラウンドなんですけど、そこまでいかないんじゃないかなって思いますね。どっちかが倒れてるかなと思うんで。僕が倒れてんならローキックやろ うし、裕樹選手なら僕のパンチで倒れてるやろうし。」

–自分の中で試合展開はどう描いてますか?
「逆にローで倒してやろうかなと思ってますけど(笑)」

–相手が代わってメンタル面の影響は?
「それは大丈夫です。正直、裕樹選手に代わった方がモチベーション上がってるんで。一回負けてるし。裕樹選手の方が強いですし。」

–巨輝選手にとってこのRISEのベルトの意味は?
「これを獲ることによって今までやってきた事が間違ってなかったんだなって。」

–タイトルマッチとなると気持ちの面でいつもと違いはありますか?
「次の試合は今までとは違うかなとは思いますね。相手も、勝てばRISEで3階級制覇なんですけど、僕もこれで勝ったら3階級制覇ですからね。」

–自信の程は?
「自信はありますよ。絶対倒して勝ちます。」

–お客さんにどんな所を注目してもらいたいですか?
「1ラウンドから僕は仕掛けていこうかなと。スタミナとか気にせずに。やるかやられるかの試合をするんで。その辺りを見てもらえればなと。」

–そう言えば、いつも試合で穿くキックパンツを自分で製作していますが、今回は?
「そうですね、もう作りました。今回はシンプルなんですけど色は派手ですね。特にイメージは無いんですけど、今までに無い色を穿こうかなと。」

–では最後にタイトルとリベンジへ向けて、裕樹選手にメッセージをお願いします。
「前回は延長で負けてしまったんですけど、今回は判定決着はお互い無いと思ってると思うんで、お互いやるかやられかの勝負をしたいと思います。」

裕樹インタビュー「勝ってイ・ソンヒョンともう一回やりたいですね、65kgで。」

–もう試合まで2週間切ってますけどコンディションはいかがですか?
「今なんかこう、考えが全部崩れてる感じですね、バラバラと。3週間前にスタミナとか体を作って、こないだ福岡合宿で崩れて、あと2週間で組み立 てていってる感じですね。まだ、全然形にはなってないですね。」

–いま、お話にあったリアルディールでの福岡合宿ですけど、行こうと思ったきっかけは?
「いきなり65kgのタイトルマッチになったんですけど、僕の中ではこれから2年間でタイトルマッチまで行こうかなと思ってたんです。
その2年間はやっぱり自分一人じゃ出来ないかなと。やっぱ最後は完全燃焼してケジメをつけたいから、後悔の無いように師匠(リアルディール畔田代 表)の下でやりたいなと思ったんですよね。

–それは、どのタイミングで師匠の畔田さんとお話したんですか?
「もう65kgのタイトルを狙いに行きますとなって、RISE100のエキシビションの時に畔田さんに3年ぶりにセコンドについてもらったんです けど安心感が全然違うなと。
第3者から見てもらう、ただの第3者じゃなくて、畔田さんに見てもらうっていうのが選手としては大事なのかなと気付きましたね。」

–あの時は試合じゃ無くエキシビションでしたが、何か掴めたと?
「ハイ!そうですね、掴めましたね。決して良い動きじゃ無かったですけど、一瞬、ちょっと昔を思い出しましたね。あのエキシビションは僕にとって は100回大会というのもあるし意味のあるものだと思いましたよ。」

–本当はRISE100を最後に引退も考えていた裕樹選手でしたが、そこからやり直そうと思った経緯を教えて下さい。
「100回大会が終わって辞めたら、支えてくれた妻に恩返しの為にバカンスに連れて行こうと思ったんですよ。
でも、試合無くなってしまったんで、その先にバカンスに行ったんですよ。
そこで、嫁はんと一緒に話をしてて、そしたら僕に嫁はんが「中途半端と違う?」って。
いつも助言してくれるんですけど「まだ行けるんちゃう?」って。
それで一回考えて、その後エキシビションのオファーが来て、やってみて火がついたんですよ。まだまだ出来るなと。

–RISE100で終わろうと決めてた所で、意中の相手との試合がスケジュールでNGだったりしたタイミングがあったような感じですね。
「そうですね。良い方向に流れたんじゃないかなと。僕いつも前向きに考える方なんでね。あの試合流れて良かったかなと。
で、また皆に強いローキックが見せられるんで良かったかなと。」

–先ほどもお話しましたが、突如、舞い込んできた王座決定戦ですが話を聞いた時はどう思いますか?
「こういう言い方するとファイターとして良くないと思いますけど、巨輝選手とトーナメントで戦ってきた選手に申し訳ない気持ちはありました。
ただ、今はそんな考えてもしゃーないんですけど、その選手たちが、だからこいつが選ばれたんだって試合をしないといけないなと。」

–復帰一発目の心境は?
「1から65kgで戦って3階級制覇して終わるっていうのはすごく形的にはよかったんですけど、まぁ逆に考えたら3階級制覇したら強い人たちとや れる発言権を持つわけですから。
もう一度そこで畔田さんともう一回一緒に戦っていきたいし、ANCHOR GYMの後輩たちにどういう練習をしたらチャンピオンになるのかっていうお手本になるのが大事なのかなって。

–ANCHOR GYMでは籔中選手を始め、後輩たちも育ってきてますよね?
「そうですね。やっぱ頑張ってくれてるんでね。
ただ、僕も一緒に練習したりっていうのは中々難しいんで、チャンピオンになる事で証明して、どうやったらチャンピオンになれるのか伝えるって意味 があると思うので。
育っていってる後輩たちに見せないかんですよね。」

–そこで今回対戦する巨輝選手の印象はいかがですか?
「根性あって押しても前に出てくるんで、僕とは合うのかなと思いますね。あの時はNKBでやってた後すぐだったから、どっちかって言ったら肘と膝 の選手だったと思うので。
でも、あの時はギリで勝ってますから、今回も手ごわいだろうなという印象は持ってます。」

–先に巨輝選手に話をうかがっているんですけど、あの頃TARGETに移籍して順調に行っていた時にどん底に落ちたきっかけは裕樹選手との試合 で負けた事だったとおっしゃってました。
そのきっかけを作った裕樹選手が今回の相手だから、逆に左右田選手よりありがたいと。リベンジとタイトルの両方のチャンスで中々嬉しいそうです。
「ほほー!そういう感じか!なんだー、そうかぁ…。そりゃ結構こっちもやりやすいっすね!」

–今回ベルトを取るのを前提として、今回で65kgのタイトルは3代目になりますが、歴代チャンピオンの中でも一番になりたい気持ちはあります か?
「正直、僕が巨輝選手に勝って3階級制覇したからといって最強かっていうとそういう訳では無いので、やっぱその後が大事だと思うんですよね。
発言権を得て、選手を選べる立場になった時に強い奴とやって、倒していきたいなと思うし。
63kgで戦ったイ・ソンヒョンともう一回やりたいですね、65kgで。」

–それでは試合に向けての意気込みをお願いします。
「やっぱり他のファイターを黙らせるためには巨輝選手と接戦だったり、どっちが勝ったらわからない試合はいけないと思うんですよ。
明らかに裕樹が勝ったと、「裕樹がチャンピオンになって正解やな」と、そういうのを見せれる試合をしないといけないと思うんで。
まぁ、ずばりKOですね。しかも早い段階でKOします。
もうイメージはありますね。あとはそれにいかに近づいていけるかってのをあと2週間で。」

–ミスターRISEと言われる裕樹選手がRISEで最高最強の選手と言われる試合を?
「そうですね。やっぱり3階級制覇は中々他団体にも無いんで、ここまでね60、63、65と体重を移動させながら、強い選手はいないと思うんで。
しっかりとこのチャンスを掴んで「RISE最強」を、それをしっかり証明したいなと思います。

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大野貴志インタビュー「MAの看板を汚さないようにKOで勝つ」

–前回8月のMAキックが復帰戦でしたね。
「そうですね、怪我の手術から半年くらい練習出来なくて久しぶりの試合でしたね。」

–試合間隔が開いていたせいか、終盤まで苦戦してました。
「距離がわからなくて、自分の持ち味を出すのに苦労しましたね。」

–ただ、最終ラウンドは見事なKOでした!
「そうですね。ボディでしたね。最後はギリギリでしたけど、追い詰めていけましたね。」

–その試合から約1カ月ちょっとで試合です。今回が久しぶりのRISEになりますが、前回のDyki戦から2年ぶりになります。あの試合はどう でしたか?
「いや、Dyki選手強くて、自分も打ち合い上等で行ったんですけど、まんまとパンチでやられちゃって。今回はそのリベンジをしたいですね。」

–今回の相手は新チャンピオンの村越選手です。印象は?
「正直、あまり村越選手の情報とかが無くてわからないんです。サウスポーって事しか知らないですね。」

–若干20歳でチャンピオンになって勢いがある選手です。
「まぁ、勢いがあるんであれば自分もパンチでガンガン攻めていきたいんで、打ち合いたいです。」

–大野選手は自分の中で得意な物はやはりパンチですか?
「そうですね。特に得意な技は無いですけど、打ち合って会場が盛り上がって、相手が倒れたら楽しいかなって思うんで。」

–今回はRISEにMAのチャンピオンが乗り込む形となります。
「もちろん、MAの看板背負って相手のリングに上がるんで、MAの看板を汚さないようにKOで勝ちたいです。」

–今回、自分が思い描く試合展開は?
「キックと違って3ラウンドしか無いんで、やっぱり最初からアグレッシブに自分から攻めていきたいです。」

–決着はどうなると思いますか?
「勿論KOです!パンチで倒したいと思います!」

–最後に意気込みをお願いします。
「RISEの前回の試合はKO負けで終わってるんで、自分はKOで勝ってお客さんに盛り上がってもらえるような試合をしたいと思うんで、頑張りま す!」

村越優汰インタビュー「RISEのチャンピオンは最強なんだぞって所を証明する」

–前回はベルト獲得おめでとうございます。大田区体育館でのタイトルマッチはどうでしたか?
「あんな大きい会場でやったこと無かったんで。すごい良い会場でした。」

–タイトルマッチの相手はチャンピオン筆頭の前田浩喜選手でした。
「前田選手は格上で、自分の中ではすごい強いイメージがあったんですけど会長と練った作戦通りに行けたんで、有利に試合を進められたかなと思いま す。」

–試合中に手ごたえは?
「そうですね。前田選手の左ミドルも良く見えてたんで。ミドルをかわせたところで、これは行けるなと思いましたね。」

—判定を聞いて、チャンピオンになった時の気持ちは?
「いやー、もう、すごい嬉しかったですね!自分がRISEのバンタム級の一番上になれたんで。でも、まだ実感はあまり湧かないですね。
ただ、ベルトを見るとあぁチャンピオンになったんだなぁって思いますけどね。」

–そして新チャンピオンとなって最初の相手はMAキックのチャンピオンである大野選手です。
「チャンピオンになって一発目でいきなりだいぶ強い選手だと思うんですけど、タイトル取って自信あるんで、勝てる気しかしないです。」

–大野選手の試合は見た事ありますか?
「Dykiさんとの試合は見てましたね。パンチとローの選手ですよね。中に入った時のパンチが強いですね。」

–大野選手は前回の試合で復帰したばかりです。逆転KOの試合でしたので勢いはついてるいると思います。何か対策は?
「最近は三日月で倒してきてるんですけど、前回の前田選手の時は三日月が無くても普通に戦って勝っているんで、判定でも良いからしっかり差をつけ て勝ちたいですね。」

–チャンピオンになって、RISEの中では追われる立場になりましたし、日本には色んな団体にチャンピオンがいます。
その中で今後はどう自分の存在を証明していきたいですか?
「色んな団体のチャンピオンをみんな倒して、外国の強い選手とやったりして、RISEのベルトの価値を上げていきたいですね。」

–新チャンピオンのこれからが楽しみですね。ちなみに若い選手で那須川天心選手が前回デビューしました。
「気にしてますね(笑)今、すごい勢いありますよね。この前もすぐ倒しちゃったんで、フルラウンド見てみたいですね。」

–今回の試合のテーマはありますか?
「やっぱり、チャンピオンになる前も、これからも同じなんですけど、KOで倒した方がお客さんも見てて面白いと思うので、倒して勝てる選手になり たいです。」

–では、最後に意気込みをお願いします。
「RISEのチャンピオンは最強なんだぞって所を証明したいですね。」

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