2・14『W-1 後楽園ホール大会』全対戦カード決定!土方隆司&児玉裕輔インタビュー

■「アレハンドロの正体を知っています。十中八九、あいつ」元クルーザー王者 児玉裕輔インタビュー

元クルーザー王者の児玉裕輔が久々にクルーザー戦線に帰ってくる。一昨年の横浜文化体育館大会で王者となり新時代のクルーザー戦線を切り開いたかに見えたが、ベルトを落としてからはまったく音沙汰なし。
特に芦野祥太郎&立花誠吾と共に Enfants Terribles を結成してからは、徹底してユニットのサポート役を演じていたが、『CRUISER FES 2018』ではついにその隠していた爪を見せてくれるのか?
1 回戦の相手のアレハンドロの正体についても見当がついている模様。鳴りを潜めていた実力者が、『CRUISER FES』でいよいよその真価を発揮する!

──児玉選手は 2 月 14 日の『CRUISER FES 2018』への参戦が決まりましたけど、ベルトを落と
してからのここ 1 年ぐらい、クルーザー戦線に顔を出していなかったですよね?

児玉 自分的には焦らしているっていうことなんですよね。やっぱり流れってあるじゃないです
か?

──今は吉岡選手がチャンピオンで、その防衛ロードが進んでいる。その流れということです
か?
児玉 そうですね。その流れの中で獲っちゃうとおもしろくもないし、インパクトもないでしょう。「そ
ろそろ児玉がクルーザー戦線に帰ってくるのが見たいな」っていう声が焦れて出てくるのを待って
いたということですよね。

──児玉待望論が高まるのを待っていたということですか?

児玉 現に今はそういう声がバンバン来てます。

──それがこの『CRUISER FES』というタイミングだったということですね。逆に吉岡選手やアンデ
ィ選手を中心に繰り広げられたクルーザー戦線にあまり興味が湧かなかったという部分もあった
りするんですか?

児玉 まあ、確かに目がいなかったというのもあります。それよりかは Enfants Terribles というユ
ニットで動くことに集中していた感はありましたね。

──アンファンにおいては無差別のベルトを持つ芦野選手を支えつつ、チームの司令塔的な役
割をしているようにも見えたんですよ。現在はそっちの活動のほうが大事ということなんですか
ね?

児玉 僕の性分に合っているのは多分そっちなんですよ。

──サポート的な役割が。

児玉 そうですね。ただ、アンファンはできたばかりだったし、どう動いていくかっていうのをしっか
り見せたいなっていうのがあったんでそうやってきたんですけど、結果として今は持っているベル
トが芦野の無差別のベルトだけなんで。今回の『CRUISER FES』をきっかけにクルーザーのベル

トも獲って、アンファンの強さや素晴らしさを見せたいなと。だから、『CRUISER FES』はいいタイミ
ングでしたよね。アンファンのための舞台がしっかりできたわけですからね。トーナメントにも普通
に W-1 の実力者がいるし、新しい顔や若い選手もいて、メンツ的にもおもしろいし、その中でドラ
ンク・アンディと僕とでアンファンの存在感を出せればいいですよね。

──新しい顔と言えば、1 回戦の相手はそれこそ 1 月 8 日の後楽園大会で初登場したばかりの
アレハンドロ選手になりましたね。

児玉 なんかカッコつけてヒーロー気取りみたいな感じで出てきたじゃないですか? 僕もあれは
予想していなくて、いいようにやられちゃいましたよね。しかも、うまいことカッコつけられちゃった
し。まあ、1vs1 でやることになったんで、調子に乗らせないようにしますよ。なんなら、あいつが入
ってきたのは試合が終わったあとですからね。あんなところでカッコつけられて、困ったもんです
よ。

──ただ、いいところを持っていったという印象がありますよ。

児玉 だから、シングルでガッチリやりますよ。こっちの強さを見せつけて、そのうえで勝つ。それ
しかないですね。

──あまり調子に乗るなよと。

児玉 お灸をすえますよ。

──何度か試合で当たる機会がありましたけど、実力はどのように見ているんですか?

児玉 試合をやったって言っても、タッグでちょろっと当たっただけなんでね。ただ、僕はアレハン
ドロの正体を知っています。十中八九、あいつだろうという確信がありますね。

──試合後のコメントでも何度か言われていますけど、肌を合わせてみて、見当がついていると
いうことですね。

児玉 ガッチリと当たったわけじゃないから、強さとかも感じたわけじゃないけど、おそらく“あい
つ”でしょう。まあカッコよく帰ってきたところで悪いけど、カッコつけられる時間は後楽園の僕との
試合が始まるまで。お楽しみタイムは残念ながら 1 カ月で終わりですよ。お客さんも「あれは誰
だ?」ってなって、あの飛び技を見て「カッコいいな」って思っている人もいるかもしれない。でも、2
月の後楽園ではそんなことを微塵も思わせない程、ボコボコにしますから。もうカッコよさはまった
く見えないですよ。

──無様なところしか見せられないと。

児玉 そういうことになります。次の後楽園は今までのようにはいかないから。

──徹底的にやっつけるということですね。ちなみにトーナメントを勝ち抜く手応えはあります
か?

児玉 全然ありますね。多分、勝ち抜くのは僕だと思います。お客さんが見たいのも僕なんじゃな
いですか? 僕がチャンピオンになったほうが、今の吉岡政権よりも格段におもしろいクルーザー
の舞台を見せられるでしょう。

──ということは、現在のクルーザー戦線はあまりおもしろいと感じていないわけですか?

児玉 クルーザーという闘いの舞台を、ただ単にすばしっこいところを見せるとか、俺はこんなに
速く動けるんだぞとか、こんなに高く飛べるんだぞとか、こんなアクロバティックな技を見せられる
んだぞとか、そういうものにしたくはないなと思っていて。

──それはそうなりかけているということですか?

児玉 そんなことばっかり気にして闘っているんじゃないかな? だから、児玉裕輔がクルーザー
のチャンピオンになるとどうなっちゃうんだろうと思わせたいですね。一歩一歩勝ち上がりながら、
お客さんにその姿を想像させてワクワクさせたいですね。

──なるほど。ちなみにベルト自体への欲求はあるんですか?

児玉 さっき言ったようにアンファンとして力を誇示するためにというのが一番ですね。だから、芦
野が無差別のベルトをずっと防衛している今、クルーザーのベルトも獲ってアピールしようという
ことです。

──アンファンの力を誇示するために必要な道具というか。

児玉 そういうことになりますね。まあ、アンファンも持っているベルト自体は芦野の無差別だけな
んで、少ないんですよ。

──それでも W-1 における存在感は凄いですよね。

児玉 NEW ERA よりは全然アピールできてますよね。これからも新しくメンバーも入れたいし、そ
ういう話も水面下ではあるしね。

──お! 新メンバー加入の動きがありますか!

児玉 まあ、それはあとあとのお楽しみということで、引き続き Enfants Terribles というユニット自
体にも注目していただきたいですね。だから、NEW ERA ももっとがんばったほうがいいんじゃな
い?

■ 「自分の中でカズ・ハヤシに対する呪縛を終わりにしたいです」」9年前の世界ジュニアをめぐる因
縁に決着を! 土方隆司インタビュー
 11 月より W-1 のクルーザー戦線に乗り込んできた、元世界ジュニア王者・土方隆司。
2月14 日の後楽園ホール大会より開催される『CRUISER FES 2018』の 1 回戦の相手は全日本プロレス時
代にしのぎを削ってきたカズ・ハヤシに決まった。この 2人には、かつて土方が他団体に流出させた世界ジュニア王座をカズが奪回したという因縁がある。9 年前の因縁に決着をつけるため、土方はカズの待つリングに上がる!

──土方選手は 11 月より W-1 のリングに参戦されていますが、改めてその印象を教えてくれま
すか?

土方 W-1 のリングには昔から知っているメンバーがいるので懐かしさというのは感じました。そ
のうえで若い選手が多いですから、新しさであったり、未来というものを感じていますね。

──その若い選手の一人である吉岡選手が現在のクルーザーのチャンピオンであり、土方選手
も 12 月の後楽園大会で挑戦されたわけですけど、どのような印象を受けましたか?

土方 率直にいい選手だなと思いました。スピードもあるし、華やかさもあるし、W-1 のリングにあ
る新しい闘いを体現している選手だなと思いましたね。

──でも、その新しい闘いの中に、土方選手は非常に泥臭いと言ったらあれですけど、情念を注
入するような闘いを見せてくれましたよね。

土方 それしか私はできないので(笑)。相手が吉岡選手だったからっていうわけでもないし、違う
相手だったらやり方を変えていたっていうわけでもないです。私はこれで 20 年間、プロレス界で
生きてきたので。

──20 年培ってきた土方隆司を W-1 のリングで見せつけたということですね。さて、そんな土方
選手も 2 月 14 日から始まる『CRUISER FES』にもエントリーされました。参戦するメンバーを見て
どのような印象を受けました?

土方 やっぱり私が一緒にやったことのない人がほとんどですので、抱く印象というのは新しいと
いうか新鮮さを感じますね。

──そして、1 回戦の相手として抽選で決まったのがカズ選手でした。

土方 カズさんに相手が決まって、トーナメントの見方がガラッと変わりました。むしろトーナメント
として見れなくなりましたね。全日本時代からカズ・ハヤシという選手を知っていますので、トーナ
メント全体を見渡してだとか、この先の闘いを見越してだとか、そういったことを考えて勝てるほ
ど、カズというレスラーは甘くないです。

──この一戦しか見えなくなってしまったということですか?

土方 もうトーナメントに挑むという気持ちが持てないです。対カズ・ハヤシということしか頭にない
ので。この状況で 2 回戦をどうしようとか、決勝が誰かなんてことは考えられないです。そんなこ
とを考えていたら間違いなく負けます。

──カズ選手とのシングルマッチということに関しては、世界ジュニアのベルトを懸けて何度か対
戦していると思いますけど、最近のカズ選手に対してはどのような印象を持たれていますか?

土方 簡単に言うと丸さを感じます。

──丸さ?

土方 丸くなったと言っても悪い意味ではないです。上に立つ人間として下を育てないといけない
という責任感が当時より強いんじゃないですかね?

──現在は社長も務められていますし、当然強いでしょうね。

土方 そういう意味で言ったら、プレイヤーとしては爪を隠している状況なんじゃないですか?

──最近はタッグのベルトを獲ったりはしているんですけど、クルーザー戦線には顔を出さない
ですし、ちょっと一歩引いている感じはありますね。

土方 それはありますね。だからこそ、このトーナメントはカズ・ハヤシが怖いんですよ。引いてい
るのと退いているのとでは違うんですよね。一歩引いているからこそ見えるものだったり、気づく
点があったりするんですよ。

──力が衰えたから一戦から退いているというわけではなく、社長という立場になったことであえ
て一歩引いて W-1 のリングを俯瞰して見ているということですか?

土方 そうだと思います。前に進むためには時には立ち止まることも必要だし、社長という立場に
なったことで、自分自身を見つめ直すいい機会になっていると思うんですよね。このトーナメント
はシングルで勝負できるわけですから、一人の競技者として腹をくくって挑んでくると思いますよ。

──しかも、1 回戦の相手が若い選手ではなく、勝手知ったる土方選手だからこそっていうのもあ
りますよね。

土方 余計に火を点けたと思いますよ。だから、自分が今抱いているのは、現在の W-1 のファン
の方々が見たことのない試合をしなくてはいけないという責任感、そしてお互いに立場が代わっ
たからこそ、当時を超えるような試合をしたいなという思いですよね。それができたら、このうえな
く名誉なことだと思います。

──なるほど。全日本ジュニアで闘っていた当時のカズ・ハヤシという選手は、土方選手にとって
どういう存在でしたか?

土方 目の上のたんこぶと呼ぶにはあまりにも大きな存在でしたね。まず歳も上、キャリアも上、
実績も上なわけじゃないですか? その中で、私が奪われた世界ジュニアのベルトを取り返した
男ですから。

──2008 年 9 月 28 日の横浜文化体育館大会で丸藤正道選手に敗れて、土方選手が世界ジュ
ニアをノアに流出させてしまったんですよね。それを 2009 年 2 月 6 日の後楽園大会で奪回した
のがカズ選手でした。

土方 そうです。その結果、全日本ジュニアの中のライバルだとか、目の上のたんこぶだとか、そ
ういう言葉で表現できないぐらいカズさんとの差がついたと思います。もちろん、それは自分の実
力がないゆえに招いたことだと思いますけど。

──その一連の出来事は土方選手にとってプロレス人生の中で引っかかっているものですか?

土方 一生消えないでしょうね。だから、ある意味、皆さんが思っている以上にこの試合に懸ける
私の思いは大きいですよ。

──『CRUISER FES』の 1 回戦はカズ選手が世界ジュニアを奪回してから約 9 年で、奇しくも同じ
2 月の後楽園大会ですから、ある意味それを精算するにはうってつけの舞台だと思います。

土方 理想とすれば、奪われたベルトは自分で取り返しにいければよかったですよ。でも、そこは
当時の自分の実力のなさが原因なので、カズ・ハヤシに恨みつらみは一切ないです。ただ、現実
として取り返したのはカズ・ハヤシでしたし、あの出来事は忘れたことがないです。だから、まずこ
の後楽園で、自分の中でカズ・ハヤシに対する呪縛を終わりにしたいですね。

──呪縛ですか。何かしら縛られていたものを精算しないと、レスラーとして前に進めないという
ことですか?

土方 ここで結果を残せないなら、もう終わったほうがいいですよ。自分でそう思います。やっぱり
あれ程大きな出来事はなかったし、カズ・ハヤシほど大きな存在というのもいませんよ。これから
先、歳を取って、自分の人生を振り返った時に、きっとそう思える一戦だと思います。

──相当な決意を持ってこのカズ選手との 1 回戦に挑むということですね。では、改めてファンの
方にメッセージをお願いします。

土方 私の中のカズ・ハヤシに対する呪縛も終わらせたいですし、そのうえで W-1 のファンの皆
さんが見たことのない試合、そして当時を超える試合をしたいと思いますので、是非見に来てくだ
さい。皆さんの目で確かめてください、俺らのプロレスを。


■ 2・14「WRESTLE-1 TOUR 2018 W-IMPACT」後楽園ホール大会
日時:2018年2月14日(水)19時開始/18時開場
場所:東京・後楽園ホール

2018年2月14日(水)「WRESTLE-1 TOUR 2018 W-IMPACT」東京・後楽園ホール大会の全対戦カードが決定致した!征矢学がAKIRAとタッグを組み、芦野祥太郎&立花誠吾との対決が決定!果たしてどのような闘いになるのか!?

【対戦カード】
<タッグマッチ 30分1本勝負>
芦野祥太郎(Enfants Terribles)
立花誠吾(Enfants Terribles)
 vs
征矢学
AKIRA

<8人タッグマッチ 30分1本勝負>
稲葉大樹 (NEW ERA)
吉岡世起 (NEW ERA)
土肥孝司 (NEW ERA)
熊ゴロー (NEW ERA)
 vs
近藤修司 (チーム246presidents/TriggeR)
河野真幸 (TriggeR)
NOSAWA論外(東京愚連隊)
FUJITA(東京愚連隊)

<シングルマッチ 15分1本勝負>
佐藤嗣崇
vs
三富政行

<WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負>
【第4代王者】伊藤貴則
 vs
【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎
※第4代王者・伊藤貴則、4度目の防衛戦。

<WRESTLE-1 CRUISER FES 2018 トーナメント1回戦 30分1本勝負>
アレハンドロ
 vs
児玉裕輔

<WRESTLE-1 CRUISER FES 2018 トーナメント1回戦 30分1本勝負>
カズ・ハヤシ
 vs
土方隆司

<WRESTLE-1 CRUISER FES 2018 トーナメント1回戦 30分1本勝負>
MAZADA
 vs
近野剣心(ダブプロレス)

<WRESTLE-1 CRUISER FES 2018 トーナメント1回戦 30分1本勝負>
アンディ・ウー
 vs
ドランク・アンディ

<タッグマッチ 30分1本勝負>
木村花
安納サオリ(Actwres girl’Z)
 vs
万喜なつみ(Actwres girl’Z)
白姫美叶(センダイガールズプロレスリング)


【チケット情報】
・特別リングサイド¥7,000
・リングサイド¥5,000
・指定席¥4,000
・レディースシート¥3,000
・ペアシート¥7,000
※当日各席500円UP、ペアシートは1,000円UP
※当日のみ一般立見¥2,500、小中高ワンコインチケット¥500 ならびに試合開始一時間後より、アフターワンチケット¥2,000を販売いたします。

【チケット販売所】
・チケットぴあ(Pコード:594-330) TEL:0570-02-9999  http://t.pia.jp/
・ローソンチケット(Lコード:34482) TEL:0570-000-732(10~20時) http://l-tike.com/sports/wrestle_1/
・イープラス http://eplus.jp/
・後楽園ホール5階事務所 TEL:03-5800-9999
・書泉グランデ TEL:03-3295-0011
・書泉ブックタワー TEL:03-5296-0051
・チャンピオン TEL:03-3221-6237
・焼肉Dining610(ロクイチマル)池袋東口 TEL:03-6915-2112
・㈱GENスポーツエンターテインメント TEL:03-6452-6815
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