札幌2連戦となった新日本プロレス北海きたえーる大会は、28日が2日目。初日を上回る5,140人の観衆が決戦を見守った。
何と言っても、ドームで世界のクリス・ジェリコを破ったばかりのケニー・オメガ。メインでの防衛成功は動かないものと思われた。ベストバウトマシンとしてペースを握り、挑戦者のジェイ・ホワイトは劣勢を強いられる。Vトリガーなどで畳みかけられ虫の息にみえたジェイだったが、ケニーが片翼の天使にきたところを切り返してのブレードランナー一閃。“スイッチブレード”を抜いたジェイがサプライズ王座奪取となった。
ヤングバックスはROPPONGI 3Kに“ドーム大会リベンジ”を許してしまい、IWGPJr.タッグ王座陥落。セミファイナル・メインで続けざまにBULLET CLUB勢がベルトを失った流れで、メイン後にはユニット内紛が起きる事態に。ボス格であるケニーが制裁されようとしたとき、リングインしたのが飯伏幸太! ケニーと飯伏の再合体は、すなわちDDT時代に結成していた伝説のタッグチーム「ゴールデン☆ラヴァーズ」の復活に他ならない。予兆はあったとはいえ、急展開にTwitter上でファンがざわついた。
ドームでのオカダ・カズチカ、札幌初日での鈴木みのる、札幌2日目でのジェイ。これらメインカード勝者で、新日本はことごとくファン予想の逆を突いてきた。アフタードームでダレることなく、ストーリーの続きに期待を持たせた札幌2連戦だったと総括したい。
A new beginning. https://t.co/bJFwMOSnzI
— Kenny Omega (@KennyOmegamanX) 2018年1月28日
何かが始まった
動き始めた…— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2018年1月28日
■ THE NEW BEGINNING in SAPPORO~雪の札幌2連戦~
日時:1月28日(日) 開場13:00 開始15:00
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:5,140人
<第1試合 北村克哉7番勝負第3戦>
○ジュース・ロビンソン
9分16秒 パルプフリクション⇒片エビ固め
●北村克哉
<第2試合>
TAKAみちのく エル・デスペラード 金丸義信 ○タイチ
8分32秒 天承十字鳳⇒片エビ固め
●海野翔太 田口隆祐 タイガーマスク 獣神サンダー・ライガー
<第3試合>
石井智宏 ○矢野通
6分16秒 横入り式エビ固め
●ヒクレオ 高橋裕二郎
<第4試合>
タンガ・ロア タマ・トンガ バッドラック・ファレ ○チェーズ・オーエンズ
9分04秒 パッケージドライバー⇒体固め
●岡倫之 中西学 天山広吉 真壁刀義
<第5試合>
飯塚高史 ○鈴木みのる
8分18秒 ヒールホールド
●トーア・ヘナーレ マイケル・エルガン
<第6試合>
マーティー・スカル Cody ○ハングマン・ペイジ
10分30秒 ライト・オブ・パッセージ⇒片エビ固め
●KUSHIDA デビッド・フィンレー 飯伏幸太
<第7試合>
BUSHI 高橋ヒロム 内藤哲也 EVIL ○SANADA
12分19秒 Skull End
●外道 ウィル・オスプレイ YOSHI-HASHI 後藤洋央紀 オカダ・カズチカ
<第8試合 IWGPジュニアタッグ選手権>
[挑戦者組]SHO ○YOH
22分34秒 首固め
[第55代王者組]●マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
※ヤングバックスが初防衛に失敗。ROPPONGI 3Kが第56代王者となる
<第9試合 IWGP USヘビー級選手権>
[挑戦者]○ジェイ・ホワイト
29分54秒 ブレードランナー⇒片エビ固め
[初代王者]●ケニー・オメガ
※ケニーが5度目の防衛に失敗。ジェイが第2代王者となる
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