現地時間1月27日、アメリカ・ノースカロライナ州シャーロットにあるスペクトラム・センターにて『UFCファイトナイト・シャーロット』が開催された。
メインイベントではミドル級ランキング3位につけるジャカレ・ソウザ(ブラジル 24勝5敗1ノーコンテスト)と同8位のデレク・ブランソン(アメリカ 18勝5敗)が対戦、ソウザが1ラウンドでノックアウト勝利を挙げている。2人が見合う形で始まった試合は徐々にブランソンがペースをつかんでいる様子を見せたものの、ソウザの右ヘッドキックがクリーンヒットし、ダウンしたブランソンが立ち上がるところに左のアッパーカットを仕掛け、オーバーハンドライト追撃すると左フックで追い打ちをかけてフィニッシュした。
次回のUFCイベントはブラジルのマンゲイリーニョ・アリーナを舞台に開催される『UFCファイトナイト・ベレン』だ。メインイベントでは地元ブラジル出身の元UFCライトヘビー級王者で、現在、ミドル級ランキング14位につけるリョート・マチダとエリク・アンダースが対戦することになっている。
■ UFCファイトナイト・シャーロット
日時:現地時間2018年1月27日(土)、日本時間28日(日)
会場:スペクトラム・センター(ノースカロライナ州シャーロット)
【メインイベント】
<ミドル級マッチ 5分5ラウンド>
○ジャカレ・ソウザ
1ラウンド(3分50秒)KO
●デレク・ブランソン
勝者ジャカレ・ソウザのコメント
「最高の気分だ。今日は記念日だから、彼女に愛している、すべてに感謝していると伝えたい。最高の人たちと練習ができたから、彼らのおかげだ。愛を持って支えてくれているすべてのファンにありがとう!」
【メインカード】
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●デニス・バミューデス
判定2-1(30-27、28-29、28-29)
○アンドレ・フィリ
勝者アンドレ・フィリのコメント
「当然、自分の勝ちだと思っていたから、スプリット判定は謎だ。でも、心配はしていない。自分のことは信じている。もちろん、デニスはレスリングで有名だけど、俺だってできるし、俺にテイクダウンの力があることはあまり知られていなかったと思うから、それを見せられて最高だ。次はトップ10の誰かとやりたい。この階級の歴史上、最強の一人を倒したところだしな。世界のトップと戦うためにUFCに来た。ジムで相当の時間を費やしてきたし、最強になるために他のすべてを投げ打っている。トップ10の誰かとやらせてくれ」
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
●ジョーダン・リナルディ
1ラウンド(4分46秒)TKO
○グレゴール・ガレスピー
勝者グレゴール・ガレスピーのコメント
「こう言って不快にさせるつもりはないんだけど、今回の試合はたいしたパフォーマンスじゃなかった。普通のパフォーマンス。俺のなりわいはこれだし、試合をすればその都度、もうすごいってことがなくなってくる。予想できていないといけない。ブラジルでUFC初勝利をマークした時のように、やったぜ、と思うこともあるし、今日みたいに完勝のパターンもある。特に誰かを指名するつもりはない。試合に向けての取り組み方を言うつもりもないし、フォロワーがほしくてアホなことをばかり言うこともしない。戦う。だから、戦える相手を用意してくれ。きっと相手を負かすと約束しよう。体は問題ないし、最高の気分。4月にまた試合がしたい」
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ドリュー・ドーバー
判定3-0(30-27、29-28、29-28)
●フランク・カマチョ
勝者ドリュー・ドーバーのコメント
「最高の試合のひとつになった。どっちも勝ったラウンドを気にしていたように、ファンの心に残る勝ち方がしたかった。試合が終わってすぐ、マウスピースを外してちょっと言葉をかわしたんだ。満員のアリーナがこんなに興奮して騒いでいるんだから、そう急ぐこともないだろ。フランクは本当にタフな人だし、心から尊敬している。俺たちは格闘家だ。同じようにアプローチする。怒り、憎しみ、恨み、そういうもので試合に勝つことはない。彼と俺は兄弟だ。ただ、最高の時間を過ごしたいだけ。次ライト級に戻したから、この先の旅路が楽しみでしょうがない。すぐにまたオクタゴンに戻れることを願うよ!」
【プレリム】
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
●エリック・コク
判定3-0(28-29、28-29、28-29)
○ボビー・グリーン
勝者ボビー・グリーンのコメント
「ずっと、今日は一番のショーを見せてやると言っていただろ。ボビー・グリーンの試合を見るといつだっておもしろい。(コクは)タフだったから、本当に素晴らしいダンスパートナーだったよ。敢闘試合賞(ファイト・オブ・ザ・ナイト)に見合うだけの試合はできたと思っているし、そうなることを願っている。俺にとってはそれが一番大事なこと。金は気にしていない。敢闘試合賞をもらえるかどうか、それ以外はどうでもいい。次? 同じさ。ベストな試合をお見せしよう。もっともっとファイトボーナスを手に入れる。また試合に出てパフォーマンスを披露するのが待ちきれない」
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
○ミアサド・ベクティック
1ラウンド(2分47秒)TKO
●ゴドフレッド・ペペイ
勝者ミアサド・ベクティックのコメント
「最高の気分だ。前回の位試合では14分間圧倒したけど、自分も疲れてしまってペースが落ちた結果だと思う。それが貴重なレッスンとなって学習できたし、あのおかげで常に前にプッシュして圧倒しようと思うことができた。自分のパワーはこの階級じゃピカイチだと思っているし、すべての試合でそれを見せつけたい。目標はランキングを駆け上って少なくとも年内にあと3試合すること。バミューデスとフィリの試合を見守るつもり。その勝者とやれればいい試合になるんじゃないかな」
<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
○ケイトリン・チョケイジアン
判定3-0(29-27、29-27、30-27)
●マーラ・ロメロ・ボレラ
勝者ケイトリン・チョケイジアンのコメント
「勝ててうれしいけれど、どうしてもフィニッシュしたかった。相手の忍耐強さには感銘を受けたわ。でも、勝つためにやるべきことはやった。私のナチュラルな階級だから、女子にもようやくフライ級ができて本当にうれしい。この階級では負けたことがないし、すでにランキングにいる子たちを4人も倒した。この階級にこれだけの結果を残している選手はいないから、次はトップ5の誰かとやれたらうれしい。試合を続けていきたいからね。前回の試合後は手術を受けてしばらく休んでいたから、もう時間を無駄にしたくないの。今は健康だし、春までにはもう一度、試合がしたい。すぐにでも自分がチャンピオンになれると思っているわ」
<女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド>
○ランダ・マルコス
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●ジュリアナ・リマ
勝者ランダ・マルコスのコメント
「かなり大変なキャンプだったから、この勝利は大きいわ。ジェシカ・アイとトレーニングしている時に膝をひねってしまって、キャンプの間中ずっとそれを気にしながら練習しないといけなかったの。ジュリアナ・リマは本当にタフで、これまでに世界のトップファイターとも試合をしてきている。圧倒したかったし、できたと思う。UFCの中でも私は一番タフなファイターの1人だと思っている。次はトップ5の誰かとやりたい。前回の試合だって私が勝ったと思っているし、今日は圧倒的だった。タイトル挑戦にだって近いところにいるはず。さらに近づけるような試合がしたい」
<女子フライ級マッチ 5分3ラウンド>
●ジャスティン・キッシュ
判定2-1(29-28、28-29、27-30)
○キム・ジヨン
勝者キム・ジヨンのコメント
「UFCの初勝利を遂げられてうれしいです。(キッシュは)ストライカーですが、私もそうなので、最高のマッチアップだと思いました。フライ級では初めての試合でしたし、今回の勝利はかなり大きいです。スコアカードについては心配していませんでした。自分が勝ったと確信していたので。UFCではまだ新人ですし、これが初勝利なので、次にUFCが用意してくれる相手と戦う覚悟はできています」
<ライト級マッチ 5分3ラウンド>
○ヴィンス・ピシェル
判定3-0(29-28、29-28、29-28)
●ジョアキム・シウバ
勝者ヴィンス・ピシェルのコメント
「本当にうれしい。接戦なのは分かっていたし、判定に少し緊張していたから、ユナニマス判定の結果だったのは最高だ。(シウバは)かなりタフなヤツで、これまでUFCでは負けなしだった。真剣勝負ができたし、こういう試合に関われたことは光栄だ。次のステップについてはずっと戦いたくて待ち続けている相手がいる。アル・アイアキンタだ。ジ・アルティメット・ファイター(TUF)で戦ったことがあって、それ以来、もう一度やりたいと思っている。もし彼じゃなければ、その目的を果たせる相手なら誰でもいい。誰であろうと黒星を喫することになるだろうから、次に俺とやりたいと言ってくれる相手なら誰とでも戦う」
【アーリープレリム】
<ウェルター級マッチ 5分3ラウンド>
○ニコ・プライス
2ラウンド(4分21秒)サブミッション(リアネイキドチョーク)
●ジョージ・サリバン
勝者ニコ・プライスのコメント
「ここまで攻防戦になるとは思っていなかったけど、相手のパワーはかなりすごかった。グラウンドでは凶暴だったし、かなりハードに打ち込んできたけど、それがあるからこのスポーツは楽しいんだよね。そういうタフな時も自分をしっかりと奮い立たせて勝つ道を見つけることがすべて。タップしたと思った瞬間、天国への扉が開いたような気分だった。ファイターである俺たちはこの瞬間のために生きているのさ。ボーナスをもらえるだけの印象を与えられているといいけど、それよりも何よりも、また試合に出られるのが楽しみだし、次もしっかりやってみせる!」
<フェザー級マッチ 5分3ラウンド>
●オースティン・アーネット
2ラウンド(3分48秒)TKO
○コーリー・サンドヘイゲン
勝者コーリー・サンドヘイゲンのコメント
「デビュー戦ではあったけど、自分にとっては他の試合と同じように戦うことがかなり重要だった。緊張を追いやる方法やいろんなことへの対応が重要だと学んだ。自分のやっていることはアートだと思っている。それをしっかりと披露したかった。自分の思いをぶつけられたし、フィニッシュを決められたから最高だ。次にどうするかはコーチと話してみて、どうすべきかを聞いてみるけど、気分は良いし、すぐに戻って来られるよう願っている」
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