[ファイトクラブ]『おらが国のレスラー』は誰?出身地からレスラーの特徴を紐解く

[週刊ファイト2月1日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼ 『おらが国のレスラー』は誰?出身地からレスラーの特徴を紐解く
 by 安威川敏樹
・【北海道・東北】寡黙な割りには饒舌な芸達者ぞろい!?
・【関東】人口密集地のプロレス王国!中でも異彩を放つ埼玉出身者
・【中部】天才肌が揃う甲信越、異能派を輩出する東海
・【近畿】プロレス不毛地帯、独り気を吐く京都出身レスラー
・【中国・四国】ギミックが強い山陽地方、山陰と四国は粘り強さが身上
・【九州・沖縄】多才な西九州、過疎地の東九州も侮れない
・あなたのご当地レスラーは?


 単一民族国家と言われる日本。しかし、人物の性格や特徴は地域によって大きく異なる。
 前回、「『大阪野郎は育たない』は本当か!?大阪出身レスラーが少ない理由」という記事を書いたが、地域によってプロレスラーに向く・向かないという性質が現れるようだ。

[ファイトクラブ]『大阪野郎は育たない』は本当か!?大阪出身レスラーが少ない理由

 それでは、地域別に出身レスラーを見てみよう。あなたのご当地レスラーは誰か、あるいは贔屓レスラーはどこの出身か、そして性格などもわかります。なお、「このレスラーが入ってないじゃんか!」という抗議もあろうかと思いますが、全てのレスラーを挙げるわけにはいかないので、そこはお許しあれ。

【北海道・東北】寡黙な割りには饒舌な芸達者ぞろい!?

 北の大地で寒さに耐え忍ぶ北海道と東北地方。しかし、明治以降に屯田兵として本州から移民してきた北海道民と、古くから土着してきた東北人とは気質が違う。

 まずは北海道民からエントリーされるのはラッシャー木村。国際プロレスのエースから、団体崩壊後は新日本プロレスに登場、その際に発した『こんばんは』発言は失笑の的となった。しかし、それが後の全日本プロレスでのマイク・パフォーマンスに繋がり、大人気を得る。
『こんばんは』発言でもわかるように、本人はいたって誠実な人物で、しかも寡黙な性格なのだが、ひとたびマイクを握ると性格が一変する。

 同じ北海道の出身で、喋りを武器としていたのは若松市政。レスラーというよりマネージャーのイメージが強いが、日本にマネージャー業という立場を認識させた功績は大きい。
 もちろん喋りも達者で、それが後に政治家となって活かされる。

 北海道出身者と違い、土着民の東北人は本物の寡黙。とはいえ、喋るのが嫌いというわけではない。喋りたいけれども、独特の訛りのために他人には理解されないので、あまり喋らず寡黙に見えるだけだ。

 その代表が、岩手出身の藤原喜明と山形出身の本間朋晃。ドモリの藤原喜明と滑舌の悪い本間朋晃、何を喋っているか全くわからない。
 しかし彼らはおとなしいわけではなく、実に芸達者。寡黙の裏側には目立ちたい精神が溢れている。

▼かつては国際プロレスのエースだった北海道出身のラッシャー木村

【関東】人口密集地のプロレス王国!中でも異彩を放つ埼玉出身者

 首都を包括する、日本随一の人口を誇る関東地方。当然のことながら、出身プロレスラーは多い。

 中でも特筆すべきは神奈川出身者だろう。なんといっても、日本が誇るスーパースター、アントニオ猪木を輩出している。
 神奈川県民の気質は『外国との接触が多いため開放的、新しいもの及び遊び好きで金銭感覚に疎く、来る者は拒まないが嫌になればすぐに離れる』となっており、まさしく猪木の性格そのもの。

 他に神奈川出身レスラーと言えば高田延彦、鈴木みのる、冬木弘道、スーパー・ストロング・マシン、真壁刀義、諏訪魔、神取忍らがおり、そのまま神奈川県民気質がピッタリ当てはまる。

 首都の東京出身者ももちろん多い。蝶野正洋、高山善廣、小島聡、越中詩郎、小川直也、西村修、内藤哲也、ジャガー横田、アジャ・コングなど、実力派が多い。新日本プロレスに関わったレスラーが多いのも特徴。

 それ以上に特徴があるのは埼玉出身者。三沢光晴と田上明という、全日四天王のうちの二人が顔を揃える。もっとも、三沢光晴は実際には北海道出身だが、育ちは埼玉県だ。

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