「最後の相撲。ドルジに戻ります」名横綱朝青龍、琴光喜と激闘で感動の引退花道へ

 格闘技ファンにもすっかり定着した、株式会社AbemaTV(アベマティーヴィー)が運営するインターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」では、2017年12月31日(日)大晦日の21時から「AbemaSPECIALチャンネル」において特別番組『朝青龍を押し出したら1000万円』を生放送した。

『朝青龍を押し出したら1000万円』は、大相撲第68代横綱、歴代4位の25回の優勝を誇る朝青龍(ドルゴルスレン・ダグワドルジ)が、2010年の引退から約7年振りに1夜限りで土俵に復活した大晦日の特別企画。

 番組では、「張り手なし」「立ち合い時の変化なし」「カチアゲなし」で、どちらかが土俵内の土、もしくは土俵の外に足を含む体の一部分が接触した時点で勝負が決まるとする番組オリジナルルールにて、元横綱の朝青龍と対戦者が賞金1000万円を懸けて行う相撲対決を完全生中継し、地上波TV放送に勝るとも劣らない話題性ある内容でNHK紅白や、朝青龍が録画で登場したフジTV『RIZIN』と真っ向勝負となった。
 ジャーナリスト江川紹子さんもTwitterで実況するなど、視聴数もかなりのものがあった模様。

 1戦目の“元フランス外国人部隊”久保昌弘、3戦目の“京大卒!偏差値82の戦士”徳原靖也を難なく退けると、3戦目のVIPチャレンジャー1人目、 “柔道銀メダリスト”泉浩、4戦目の“ブラジリアン柔術世界一” リダ・ハイサム・アイザックを、どんどん倒していく朝青龍。5戦目の“プロレス界最強の頭脳” スーパー・ササダンゴ・マシンのマスクが獲れるというハプニングも起こりつつ、6戦目の “一般チャレンジャー”の中で勝利予想1番人気の “アメフト日本代表” 清家拓也、7戦目のVIPチャレンジャー2人目、“大晦日の横綱キラー!” 野獣ボブ・サップも、真剣勝負の末、朝青龍が圧倒的な力を見せつけ勝利。

 結びの一番は、VIPチャレンジャー3人目、“横綱食いの最終兵器” 元大関・琴光喜。
 現役を彷彿とさせる体と体のぶつかり合いの末、朝青龍が見事勝利し、8連勝を達成して1000万円を守り抜いた。

 勝負後、朝青龍は「いい相撲をとれました。これが本当に人生で最後の相撲。ドルジに戻ります」 と語り、 琴光喜も「気持ちよく引退できました」と笑顔で握手を交わした。

 一時代を築いた名横綱ながら、引退の花道を飾れなかった朝青龍と、同じく志し半ばで引退を余儀なくされた琴光喜による感動シーンは、NHKでは絶対放送できない内容とあって、元SAMP3人による72時間テレビ同様、あらたなメディアAbemaTVの面目躍如といったところ。

※なお、『朝青龍を押し出したら1000万円』は、Abemaビデオで全編無料配信中。朝青龍の激戦、最後のインタビューなどは一見の価値あり。

■AbemaTV 『朝青龍を押し出したら1000万円』番組概要
2017年12月31日(日) 夜8時~深夜24時45分
放送チャンネル: AbemaSPECIAL
Abemaビデオで全編無料配信中:https://abema.tv/video/title/90-885

一般チャレンジャー:
久保昌弘
徳原靖也
リダ・ハイサム・アイザック
スーパー・ササダンゴ・マシン
清家拓也

VIPチャレンジャー:
ボブ・サップ
泉浩
琴光喜


 続いて年が明けた1月1日(月)13:00〜23:00には、去年5月に「AbemaTV」にて生放送された『亀田興毅に勝ったら1000万円』の続編『AbemaTV新春ボクシング祭り! 亀田一家人生を賭けた3大勝負』をスタート。

 去年5月に同局にて生放送され、AbemaTVが広く認知されるキッカケとなった番組の続編として生放送された同企画。今回は、半数以上が格闘技経験者という前回を上回る挑戦者たちで、会場には現金4000万円が用意された。

 5人の挑戦者候補は、“喧嘩最強ホスト”こと、ホストの黒咲豪、介護アイドル“ごぼう先生”として活動する簗瀬寛、“狂乱のケンカ屋!”こと、和魔、“究極の貧乏シザーハンズ! ”こと、美容師の三輪太一、“神のパンチを持つ男!”こと、農家・和田高志。

 また今回は、5人の挑戦者候補のうち、上位3人は事前に行われた投票キャンペーンによって対戦確定。下位2人は生放送中に視聴者によるアンケートで決めていき、大毅も、挑戦者たちも試合直前まで、どんな順番で戦うか分からない新ルールが追加されていた。

 実況をプロレスファンにお馴染み辻よしなりアナウンサー、MCをお笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳、リングMCをラッパー・Zeebraが務める一方、会場には解説として、南海キャンディーズのしずちゃん、元プロボクサー・内山高志、武井壮、武尊が登場するガチで豪華な布陣。

 さらにゲストとして、関根勤、中村静香、はるな愛、岡井千聖、赤井沙希、亀田三兄弟の妹・亀田姫月が駆けつけ、豪華芸能人たちがリングを囲んだ。
 また、大毅や挑戦者たち、観戦者のインタビュアーとして、稲村亜美、倉持由香、大原優乃が務め、会場に華を添えた。

 
 網膜剥離を患って引退した大毅だけに決してイージィな試合ではなく、特に4戦目、神のパンチを持つ男!”こと、農家・和田高志高志との試合ではほとんど見えない状態だったと告白。
 しかし急遽1R限定で追加した第5試合もKOで1000万円を守り抜いた。
 その姿をみた亀田興毅がプロ復帰を宣言するサプライズもあり、連日の盛り上がりとなった。

 『AbemaTV新春ボクシング祭り!亀田一家人生を賭けた3大勝負』も、放送後も見逃した番組を視聴できる機能「Abemaビデオ」にて無料で観戦可能。(URL:https://abema.tv/video/title/90-845


 また、年末年始に1000万特番をぶつけたAbemaTVが「AbemaSPECIALチャンネル」において、毎週日曜23:00から放送しているレギュラー番組が『格闘代理戦争』。
 1月8日(月)17:40〜からは、東京・新宿FACEにて同番組の公開収録第1回トーナメントを行う。

『格闘代理戦争』は、 格闘界に次世代スターを送りこむべく始まった「格闘ドキュメンタリ番組」。
「趣旨に賛同した4人の格闘技界のレジェンド&トップファイターによって発掘された”原石”たちがK-1ルール(キックボクシング/肘なし)で戦い、優勝した選手には今一番熱い立ち技格闘技イベント「K-1 WORLD GP」を擁する「K-1グループ」とのプロ契約、さらに「AbemaTV」から300万円の賞金と、格闘家として最高のスタートが約束されます」
という企画で、第1回トーナメント戦では、12月12日(火)に行われた調印式において対戦相手が決定した2試合を開催。

 1試合目は、魔裟斗の推薦枠・松村英明と、小川直也の推薦枠・小倉拓実の対戦、2試合目は、山本”KID”徳郁の推薦枠・スソンと、K-1ファイター武尊の推薦枠・中嶋志津麻の対戦の2試合が行われ、決勝戦進出者を決定する。

 またスペシャルゲストとしてお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次、女性アイドルグループ・恵比寿マスカッツ1.5のメンバーが応援に駆け付け、ラウンドガールに初挑戦する。

 今回駆け付けるにあたり、恵比寿マスカッツ1.5からは「熱い戦いを私たちが一生懸命応援したいと思います! 」と意気込みを寄せている。
「格闘技界の次世代スターが誕生する歴史的試合が、いよいよ開戦!決勝トーナメントに進出するのは、果たしてどのレジェンドの秘蔵っ子なのか!?白熱する第1回トーナメント戦を、ぜひお見逃しなく! 」
とのことで、格闘技ファンとしてはますますAbemaTVから眼が離せなくなっていきそうだ。

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