東スポを糾弾したエスパー伊東をバースデーイベントで直撃!!

 日付以外は誤報と揶揄される東京スポーツに怒っているのは、お笑い芸人のエスパー伊東。年末に開催された自身のバースデー記念イベントで、週刊ファイトだけにブチ撒けた。

 ことの発端は昨年1月、東スポに掲載された『エスパー伊東引退』記事。

「嘘ですよ、そんなこと言ってません。記者が酒を持って家に現れ、体調がよくないと話したら、あんなことになって……」

 日本全国を営業で飛び回るエスパーにとって、身に覚えのない引退発表は営業妨害といえよう。

「あの記事が出て、仕事が減った時期がありました。撤回宣言をして、ようやく落ち着きましたが」

 小柄ながら背筋200キロを超え、2009年には新宿プロレスでバトルロイヤルデビューを果たすなど、体の強さには定評があるエスパー。イベントでは18番芸の『爆裂鼻手袋』を成功させ、肉体の衰えを見せることはなかった。

「部分的には今も凄い強いのですが。痛めている個所があるのは事実。2018年からは肉体芸だけではなく、トークにも力を入れていきたいですね」

 この日のトークタイムでは、エスパーと親交深いお笑い芸人、へらちょんぺが海パン姿で通訳として登場。神取忍に「9割は言ってる意味がわからないけど、おもしろい」と言わしめたエスパートークを、観客にわかりやすい日本語で解説していた。

 ちなみに今回のイベント主催者は、昨年キングレコードからデビューしたロック歌手のabe gakk(アベ ガク)。Abe gakkの応援団として神取忍や渡辺一久らと共にエスパー伊東がバックアップしてくれたことへのお礼として実現した。

 応援団の一員である神取忍が、RIZINで予定されていた試合が不成立になったことについて、エスパーに質問すると「×$▽○」。

 通訳不在と痛飲のため、会話は成立できなかった。

 とにかくよく飲んだ。主催のabe gakkとゲストの奥土居美可が歌っている間も、常人離れのスピードで酒を飲み続け、イベントが終了後も大勢を引き連れて酒場に繰り出したという。


abe gakk(左)、奥土居美可(右)

 そんな振舞いはまるで昭和のプロレスラー。今年はスピリチュアルや武術方面にもアプローチするというから期待したいものである。