[週刊ファイト12月28日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼デスティーノでオカダをKO! 内藤が年内最終前哨戦制す
photo text by TERUZ
・YL杯全敗中の成田がラッシュ見せるも海野が逆エビ勝利
・みのるのバリカンで前夜に刈られた八木がスキンヘッド
・筋肉モンスター北村が川人をジャックハマーで仕留める
・早々に素顔露出のマスクドホース、ケツイェ勝利
・石井が貫録勝利するも、復帰間もないヘナーレが大善戦
・ロスインゴタッグがタッグ王座奪取に向けた勢い見せる
・飯伏&テンコジとトリオ出陣、トンガ兄弟をカミゴェ葬
・みのるがNEVER髪切り戦を受諾、後藤はふがいなさ継続
・欠場中の棚橋がドーム出撃宣言! ホワイトに襲撃される
・MVP内藤、寝そべり「あっせんなよ!」で年内有終の美
・2018年1月4日東京ドーム大会全カードが決定
■新日本プロレス JRA presents Road to TOKYO DOME
2017年12月18日(月) 18:30 東京・後楽園ホール 1,721人(札止め)
12月18日、新日本プロレスはライオンズゲートを除く最終興行としての後楽園ホール大会を開催した。もちろん札止め。
メインは6人タッグマッチで内藤哲也がYOHをデスティーノ葬。オカダ・カズチカとの1・4東京ドーム大会最終前哨戦を制した。試合でも多く絡んだ両者だったが、内藤は物足りなかったのか試合後にオカダと番外戦。急所攻撃からのデスティーノでベルト奪取の狼煙を上げる。マイクで「トランキーロ」と告げてからクルッと回転してからの寝そべりで「あっせんなよ!」とやりたい放題。
メイン前には棚橋弘至がテーマ曲に乗って棚橋弘至が登場。ドーム出撃を力強く宣言するも、キメ台詞を前にしてドーム対戦相手であるジェイ・ホワイトが姿を現す。欠場原因となった不調のヒザに攻撃を食らうのみならず、ブレードランナーでのKOを許してしまう。セミファイナルでは鈴木みのるが後藤洋央紀とのドームでの髪切りマッチNEVER戦を宣言。
こう書くと、ドームへの火種が整理されたようにも見えるが、まだリハビリ中の棚橋がホワイトと乱闘になったり、反則決着のみのる-後藤がドーム王座戦決意につながったりという流れは強引な感が否めなかった。機運に不自然さがある組み合わせほど、丁寧につくり込まなければいけないはずだ。
なお大会前には、ダブルメインイベント第1試合のケニー・オメガvs.クリス・ジェリコIWGP US戦がノーDQマッチ(反則裁定なし)となったこと、Codyvs.飯伏幸太がノンタイトル戦(CodyがROH王座から陥落)で行なわれることが発表されている。